2016年03月19日
起業助成金・補助金について
起業にはお金がかかります。
そこで資金調達の方法に融資以外に助成金や補助金があります。
融資は返済しなければいけませんが助成金・補助金は返済がありません。
助成金と補助金の違いですが
1つは、受給の難易度です。
助成金は要件等が合えば受給できる可能性が高めなのに対し、
補助金は予算の関係上、採択の上限が確定していることが多く、
申請しても受給できない場合も少なくない。
もう1つの違いは、申請期間です。
助成金は随時、あるいは長期間の申請期間が設けられているものが多いが、
補助金は申請期間(公募期間)が短く、一ヶ月程度しかない場合もある。
起業で活用出来る助成金・補助金
@経済産業省系の補助金
経済産業省系の補助金とは、起業促進、地域活性化、女性若者の活躍支援、中小企業振興、
技術振興などの施策を目的として、経済産業省が実施している補助金です。
補助金を受給するためには、それぞれの補助金ごとの募集要件を満たしたうえで応募し、
審査を通過することが必要です。
合格率(採択率)は、補助金によって異なるが、数%〜80%程度まで幅がある。
また、同じ補助金でも、募集を数回に分けて募集することがあり、
回により採択率に変化が見られるのが特徴です。
A厚生労働省系の助成金
厚生労働省系の助成金とは、雇用促進、労働者の職業能力向上などの施策を目的として、
厚生労働省が実施する助成金です。
経済産業省系の補助金とは異なり、助成金ごとの要件を満たしていれば、
審査員の審査で落とされるという概念がないのが特徴です。
基本的には「雇用」に関連する助成金であるため、起業時に人を雇用する計画があるときは、
事前にチェックしておくことが望ましいです。
B自治体独自の助成金・補助金
市区町村などの各自治体が、地域内の産業振興などの目的で、
独自の補助金・助成金を実施していることがある。その内容は多岐に渡る。
積極的に行っている自治体と、それでない自治体とで温度差があるのが特徴です。
自分が起業する予定の市区町村で、あらかじめ実施している補助金・助成金がないか、
チェックしておくとよいと思います。
Cその他の助成金・補助金
@、A、B以外にも、大手企業、政府系金融機関、各種の財団などが、
独自に起業家への補助金・助成金制度を実施していることがある。
採択されるのは、極めて優秀なビジネスプランを持つ数名の起業家という
厳しい世界ではありますが、自信があれば、応募してみるのも
大きなチャンスをつかむキッカケになるかもしれないです。
助成金・補助金のデメリットは?
「後払い」が最大のデメリットではないでしょうか。
地域によっていろいろありますので参考にリンクを貼っておきます。
中小企業ビジネス支援サイト
自己資金だけで起業するのが難しい方や融資が難しい方は是非、相談してみて下さい。
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