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本当に終わりですか?

広瀬さんによると、

ドイツのビジョンの欠如がユーロ問題の根源
http://markethack.net/archives/51555420.html
から引用。

PIIGS各国のソブリン債の問題はリーマン・ショックとは根本的に性格が異なります。リーマン・ショックのときは実態が掴みにくいデリバティブのエクスポージャーがどれだけあり、それが個々の金融機関のバランスシートをどれだけ吹き飛ばすか極めて読みにくかったのです。

それに比べればギリシャ国債などのソブリン債は残高が明快です。

それではなぜここまでPIIGSの問題が揉めに揉めたか?というとそれは政治的信念(political will)の欠如です。

問題を見ても、「見て見ぬフリ」をし、隣人が困っている本当の原因は好況時の拡大志向であるにもかかわらず不景気になると周辺国を切り捨てにかかる偏狭さ、、、これこそがユーロを蝕む最大の癌だったのです。つまり問題はコンフィデンス(=投資家の信頼)です。

ドイツの犯した過ちは投資家のコンフィデンスと有権者の歓心を買うことを天秤にかけようとしたことです。

先週までのFXや株式市場の混乱を「ギリシャという国の無責任さに投資家が愛想を尽かした」結果だと本気で信じている人は投資をするセンスが無い人なので投資に向きません。ムダな努力はやめた方が良いと思います。

ECB、ユーロ圏の政府債・民間債券を購入へ

ロイターニュース総合
2010/05/10 11:06
UPDATE1: ECB、ユーロ圏の政府債・民間債券を購入へ

 [バーゼル(スイス)
 10日 ロイター]
 欧州中央銀行(ECB)は10日、声明を発表し、ユーロ圏の政府債および民間債券を購入することを明らかにした。ギリシャの債務危機を受け、大規模債券購入への抵抗をあきらめた。  介入の範囲はまだ決まっていないが、ECBの金融政策のスタンスに影響しないよう、流動性吸収オペも実施するという。  ECBはまた、5月と6月に全額供給で期間3カ月、固定金利の流動性オペを、5月に政策金利連動の全額供給で6カ月オペを実施すると発表した。さらに、米連邦準備理事会(FRB)とドルのスワップラインを再締結し、期間7日および84日のドル融資を開始することも明らかにした。  欧州の法律は、金融危機の際に米英の中央銀行が実施したようにECBが政府から直接的に債券を購入することを禁じているが、ECBは銀行を経由して債券を購入することでこの法律をう回することができる。
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