2023年08月07日
フィッチ格下げ
久しぶりにブログ更新です
先週、米国格付け会社のフィッチが
米国債の格付けをAAAからAAに引き下げました。
以前、S&Pが米国債の格付けを下げた時
米国債が買われ、金利が上昇しました
普通米国債券が売られ、金利が上昇すると思いきや、
米国債よりもっとリスクの高い社債を中心に売られました。
これは保険会社等の機関投資家が保有する債券のうち
保有比率が高い米国債の格付けが下がったことに伴い
保有ポートフォリオ内のリバランスが目的
ランクの低い社債を売ることで
ポートフォリオの債券格付けを維持するためです
ジャンク債を売った資金で格付けの高い
米国債を買い直す動きが発生
結果的に米国債利回り(長期金利)が下落
これがS&Pが格下げしたときの流れです
しかし今回、米国債が売られ、金利が上昇
つまり、フィッチの格下げは影響なかったということになります
原因はFRBのパウエル議長が7月のFOMCのあとに
「アメリカの景気後退はない」と発言
アメリカのGDP成長見通しが1.8%と予想されているが
長期的にみて上方修正されると市場は踏んで
長期金利も上昇(債券が売られる)したのではないか
これが金融ストラテジスト岡崎良介氏の見解だ
先週、米国格付け会社のフィッチが
米国債の格付けをAAAからAAに引き下げました。
以前、S&Pが米国債の格付けを下げた時
米国債が買われ、金利が上昇しました
普通米国債券が売られ、金利が上昇すると思いきや、
米国債よりもっとリスクの高い社債を中心に売られました。
これは保険会社等の機関投資家が保有する債券のうち
保有比率が高い米国債の格付けが下がったことに伴い
保有ポートフォリオ内のリバランスが目的
ランクの低い社債を売ることで
ポートフォリオの債券格付けを維持するためです
ジャンク債を売った資金で格付けの高い
米国債を買い直す動きが発生
結果的に米国債利回り(長期金利)が下落
これがS&Pが格下げしたときの流れです
しかし今回、米国債が売られ、金利が上昇
つまり、フィッチの格下げは影響なかったということになります
原因はFRBのパウエル議長が7月のFOMCのあとに
「アメリカの景気後退はない」と発言
アメリカのGDP成長見通しが1.8%と予想されているが
長期的にみて上方修正されると市場は踏んで
長期金利も上昇(債券が売られる)したのではないか
これが金融ストラテジスト岡崎良介氏の見解だ
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