2017年07月06日
こんなはずでは〜(TT) のんのん、バチが当たる 〜 イギリスからデンマーク・オーフスへ 〜
2007年5月28日(月)
この日の予定は、イギリススタンステッド(STN)空港からデンマーク、ユラン半島のオーフス空港に向けて朝7時25分発の飛行機に乗って、10時5分に到着というものだった。
出発の40分前までにチェックイン・・・ということは、6時45分がタイムリミット。
少なくとも6時半には着きたかった。
しかしロンドンから空港まではけっこう遠く、約2時間くらいは見ておかないといけない。
そうなると4時台のバスには乗らなければ・・・と、逆算して4時くらいにハイストリートケンジントンの地下鉄の駅に向かった。
天気は、前日からの雨が止まず、どしゃぶり・・・持ってきていたカサは、10日前に入った中華料理のお店に忘れてきてしまったので、仕方なくカッパを着て、荷物にはゴミ用の大きな袋をもらって、例によって朝食のパックをもらって、暗い中の出発だったが、気分的にはそう悪いわけではなかった。
駅に着くと・・・なんと入り口のシャッターが閉まっている!?Σ(゚Д゚)
考えてみれば、日本でもこんな時間はまだ動いていない。
ロンドンバスが24時間だからとつい甘くみていたが・・・なんてこったいっっ
列車に乗り遅れてもなんとかなるが(前歴あり)、さすがに飛行機はまずい・・・(# ゚Д゚)
その前日・・・出会った友人との別れ際に交わした会話が頭の中に蘇った。
「STN空港の早朝便に乗るって人が、前の日から行って仮眠を取るって言ってましたよ(๑•̀ㅂ•́)و✧」
「う〜ん、でもなるべくベッドで寝たいし、1回来た場所だから大丈夫でしょ、、、(*´ω`*)」
なんてお気楽な自分・・・ヤバイよこれは・・・
パニック寸前だったが、
「いやここでパニくってはいけない・・・」と自分で自分に言い聞かせ、ひとまず周りを見渡した。
すると近くにバス停があった。バスは動いているはず・・・しかし、目的地につながるような行き先ではなさそうだった。
あちこちウロウロしたい気持ちを押さえて、しばらく待ってみると・・・15分ほどしてシャッターは開いた。
よかった〜っっ (^O^;)
しかし、時間的にすでに予定を切っている。バスに乗るつもりの駅を変更して、ちょっと高いがバスよりも早く鉄道で行けるリバプールストリート駅に向かった。
そこからなら40分で行けるから、十分間に合うはず・・・
着いてすぐ電光掲示板を見るも・・・すぐに発車する電車はなかった。 が〜ん(TT)
そこでその時間のうちにオイスターカード(デポジット式の割引カード)を処分してしまおうと、窓口に行った。
まず、空港への路線に使えるかを聞くと、予想していた通り、「ノー」。
では払い戻ししてもらえるかどうかを聞くと、「地下鉄の窓口に行ってくれ」と言われたので、行くと、カードの5ポンドと残金6ポンド、計11ポンドが戻ってきた。
カードを使い始める時点で、返ってくるのか分からなくて不安だったが、その心配は必要なかった。
なにしろ地下鉄初乗り4ポンド(約1000円)が、1.5ポンド(約280円)になるのだからかなり便利!
*2017年現在は、約2ポンドに、、、
・・・てこんなにのんびりしていて大丈夫なのかい?と思うが、ないものはないのだから仕方がない(;^ω^)
そして、着いて30分後くらいだったろうか?6時10分、ようやく空港行き列車に乗ることができた。
やきもきしながらも、とことん楽天的な私は、「出発は7時25分だから、まだ大丈夫!」と自分に言い聞かせつつ、通り過ぎる景色を見ていた。
6時50分・・・すでに規定の45分を5分過ぎて空港に到着・・・
ライアンエアーのカウンターに向かうも、既にオーフス行きは閉じられていた_| ̄|○
これはいよいよ覚悟しないと・・・しかし、ダメで元々・・・と並んでみる。
こんな時の時間はほんとに長く感じるものだった。
並ぶ人も、受付の人も殺気立っている・・・とても割って入れる雰囲気ではない。
仕方なくそのまま列の後ろにいて、順番を待ってようやく受付にたどり着いたのは、出発の10分前だった。
事情を説明すると、「今からは無理、今日の夜の便に乗ってもらうしかない」と、金額を提示された。
なんと変更料50ポンド!(約12500円)(TT)
迷ったが、やはり今日行かないと困るし、いつにしたところで、料金が下がることはない。涙をのんで、そうすることにした。
カウンターの人は、満足げな笑みを浮かべ、周りでは「ぼくはリッチじゃないから・・・」などとあからさまな皮肉が聞こえてきた。(あちらの人は日本人はみんなリッチだと思っているのだ)
なんのために、ほとんど外食もせずに節約しているのか・・・と、まったく情けない気持ちになり、友人の忠告を聞かなかった自分のお気楽さにしみじみと腹が立ち・・・滅多なことでは落ち込まない私が、この時ばかりは、ズドーンと落ち込んだ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
そして、たいてはすぐに立ち直るのだが、この時ばかりは、自分に罰を加えないと気持ちがおさまらなかった(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
それで、「今日は、プチ断食デーにしよう・・・」と、持っていた朝食パックの残り以外は、ほとんど何も買わないことに決めた(; ・`д・´)
夜までの時間・・・空港近くにあるホテルのインターネットを使わせてもらって、メールを書いたり、北欧の旅の予約をしたり・・・それはそれで次につながる貴重な時間となった。
そして、夜8時・・・オーフスに向けて、出発したのだった。
ため息をつきながら・・・のイギリス出国となった。
2週間以上前に予約をすれば、へたしたら3000円くらいで目的地に行ける格安航空会社、「ライアンエアー」・・・ものはためしで使ってみたが、自分自身の予定変更や、こういった失敗などもあって、結局は追加料金が高くついた。
安さの代わりに「無理な時間帯の出発」や、「遠い空港」・・・など、あまりオススメはできない気がする。まあ、「ものは使いよう」かもしれないが・・・
はい、時が流れて客観的に見ても、、、この時はあくまで自分自身の行動が起こした事態でした( •̀ㅁ•́;)
(つづく)
ホステル、アパートメント、高級ホテル、、、国内、国外どこでも、ご予算とご要望にお応えします^^
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ヨーロッパの自由学校訪問記 〜情報編〜
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この日の予定は、イギリススタンステッド(STN)空港からデンマーク、ユラン半島のオーフス空港に向けて朝7時25分発の飛行機に乗って、10時5分に到着というものだった。
出発の40分前までにチェックイン・・・ということは、6時45分がタイムリミット。
少なくとも6時半には着きたかった。
しかしロンドンから空港まではけっこう遠く、約2時間くらいは見ておかないといけない。
そうなると4時台のバスには乗らなければ・・・と、逆算して4時くらいにハイストリートケンジントンの地下鉄の駅に向かった。
天気は、前日からの雨が止まず、どしゃぶり・・・持ってきていたカサは、10日前に入った中華料理のお店に忘れてきてしまったので、仕方なくカッパを着て、荷物にはゴミ用の大きな袋をもらって、例によって朝食のパックをもらって、暗い中の出発だったが、気分的にはそう悪いわけではなかった。
駅に着くと・・・なんと入り口のシャッターが閉まっている!?Σ(゚Д゚)
考えてみれば、日本でもこんな時間はまだ動いていない。
ロンドンバスが24時間だからとつい甘くみていたが・・・なんてこったいっっ
列車に乗り遅れてもなんとかなるが(前歴あり)、さすがに飛行機はまずい・・・(# ゚Д゚)
その前日・・・出会った友人との別れ際に交わした会話が頭の中に蘇った。
「STN空港の早朝便に乗るって人が、前の日から行って仮眠を取るって言ってましたよ(๑•̀ㅂ•́)و✧」
「う〜ん、でもなるべくベッドで寝たいし、1回来た場所だから大丈夫でしょ、、、(*´ω`*)」
なんてお気楽な自分・・・ヤバイよこれは・・・
パニック寸前だったが、
「いやここでパニくってはいけない・・・」と自分で自分に言い聞かせ、ひとまず周りを見渡した。
すると近くにバス停があった。バスは動いているはず・・・しかし、目的地につながるような行き先ではなさそうだった。
あちこちウロウロしたい気持ちを押さえて、しばらく待ってみると・・・15分ほどしてシャッターは開いた。
よかった〜っっ (^O^;)
しかし、時間的にすでに予定を切っている。バスに乗るつもりの駅を変更して、ちょっと高いがバスよりも早く鉄道で行けるリバプールストリート駅に向かった。
そこからなら40分で行けるから、十分間に合うはず・・・
着いてすぐ電光掲示板を見るも・・・すぐに発車する電車はなかった。 が〜ん(TT)
そこでその時間のうちにオイスターカード(デポジット式の割引カード)を処分してしまおうと、窓口に行った。
まず、空港への路線に使えるかを聞くと、予想していた通り、「ノー」。
では払い戻ししてもらえるかどうかを聞くと、「地下鉄の窓口に行ってくれ」と言われたので、行くと、カードの5ポンドと残金6ポンド、計11ポンドが戻ってきた。
カードを使い始める時点で、返ってくるのか分からなくて不安だったが、その心配は必要なかった。
なにしろ地下鉄初乗り4ポンド(約1000円)が、1.5ポンド(約280円)になるのだからかなり便利!
*2017年現在は、約2ポンドに、、、
・・・てこんなにのんびりしていて大丈夫なのかい?と思うが、ないものはないのだから仕方がない(;^ω^)
そして、着いて30分後くらいだったろうか?6時10分、ようやく空港行き列車に乗ることができた。
やきもきしながらも、とことん楽天的な私は、「出発は7時25分だから、まだ大丈夫!」と自分に言い聞かせつつ、通り過ぎる景色を見ていた。
6時50分・・・すでに規定の45分を5分過ぎて空港に到着・・・
ライアンエアーのカウンターに向かうも、既にオーフス行きは閉じられていた_| ̄|○
これはいよいよ覚悟しないと・・・しかし、ダメで元々・・・と並んでみる。
こんな時の時間はほんとに長く感じるものだった。
並ぶ人も、受付の人も殺気立っている・・・とても割って入れる雰囲気ではない。
仕方なくそのまま列の後ろにいて、順番を待ってようやく受付にたどり着いたのは、出発の10分前だった。
事情を説明すると、「今からは無理、今日の夜の便に乗ってもらうしかない」と、金額を提示された。
なんと変更料50ポンド!(約12500円)(TT)
迷ったが、やはり今日行かないと困るし、いつにしたところで、料金が下がることはない。涙をのんで、そうすることにした。
カウンターの人は、満足げな笑みを浮かべ、周りでは「ぼくはリッチじゃないから・・・」などとあからさまな皮肉が聞こえてきた。(あちらの人は日本人はみんなリッチだと思っているのだ)
なんのために、ほとんど外食もせずに節約しているのか・・・と、まったく情けない気持ちになり、友人の忠告を聞かなかった自分のお気楽さにしみじみと腹が立ち・・・滅多なことでは落ち込まない私が、この時ばかりは、ズドーンと落ち込んだ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
そして、たいてはすぐに立ち直るのだが、この時ばかりは、自分に罰を加えないと気持ちがおさまらなかった(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
それで、「今日は、プチ断食デーにしよう・・・」と、持っていた朝食パックの残り以外は、ほとんど何も買わないことに決めた(; ・`д・´)
夜までの時間・・・空港近くにあるホテルのインターネットを使わせてもらって、メールを書いたり、北欧の旅の予約をしたり・・・それはそれで次につながる貴重な時間となった。
そして、夜8時・・・オーフスに向けて、出発したのだった。
ため息をつきながら・・・のイギリス出国となった。
2週間以上前に予約をすれば、へたしたら3000円くらいで目的地に行ける格安航空会社、「ライアンエアー」・・・ものはためしで使ってみたが、自分自身の予定変更や、こういった失敗などもあって、結局は追加料金が高くついた。
安さの代わりに「無理な時間帯の出発」や、「遠い空港」・・・など、あまりオススメはできない気がする。まあ、「ものは使いよう」かもしれないが・・・
はい、時が流れて客観的に見ても、、、この時はあくまで自分自身の行動が起こした事態でした( •̀ㅁ•́;)
(つづく)
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