2018年01月06日
2018年問題
2018年問題の1つは、大学です。
1992年の205万人をピークに下がり続けた18歳の人口が、この数年は120万人程度で推移してきたのですが、2018年から減少傾向に転じるといわれています。
子どもの数は減少し続けているのに、大学数は増えています。
1990年に大学設置基準が緩和され、大学の数は増えています。
現在、私立大学の半数以上が定員割れしていると言われています。
高校における進学指導も変わってきています。
就職できない子は大学進学になります。
成績も悪く、就職は難しいなあと思う生徒は、推薦入試で試験もなく大学へ進学してしまいます。
大学進学=優秀だと思っていたら大変な間違いです。
オープンキャンパスに行って名前を書いたら、合格通知がきたということもあります。
ひどいケースだと、担任が「僕がエントリーシートを書いて合格させたんです」ということもあります。
9月、10月に、進路が決まって、ますます勉強しなくなります。
「僕ら、何にも勉強してないのに、大学に受かった」と。
大学に入ってからが大変なのですが、そのへんのことを何も伝えず、進路さえ決まればいいと思っている先生も多いです。
1年後、進級できなかったと、高校へやってくる生徒も多いです。
大学でも、新入生の学力低下で、進級できない子、途中で中退する生徒が多いので、補習をしたり大変なようです。
大学によっては、一般入試で入学した生徒と差が大きくならないように、合格発表後、入学までの間に補習をして、基礎学力をつける大学もあります。
倒産の危機にある大学もあるそうです。
先日も、2018年度中に倒産しそうな大学があるという記事を見ました。
在学中に大学が倒産したらどうなるのでしょうか?
大学に限らず、私学の小学校、中学校、高等学校も、同じだと思います。
国からの補助金をあてにして、特別支援に力を入れている学校も多いです。
公立の学校も、どんどん統廃合されていっています。
1校なくすと、億単位のお金が変わるそうです。
毎年、新大学、新学部があります。
私立大学の公立化もあります。
学生確保のため、毎年のように学部名を変えている大学があります。
自然淘汰されていく大学も多くなるかもしれません。
生徒数が減ったから、1人当たりの授業料が増えていくことになるのかもしれません。
大学のランキングも、偏差値だけでなく、就職に強い大学、資格をとるのに合格率の高い大学、手厚い指導が受けられる大学・・・など、選ぶ基準も増えてきています。
名前だけで選ぶのではなく、自分の目的にあった大学を選ぶことが大切になってきていると思います。
悪いことばかりでなく、教育の質が上がっていくところも多くなるはずです。
大学のブランドで、生徒確保ができると思っている大学ほど、落ちていく日がくるのかもしれません。
多くの情報があるなかで、何を選ぶかだと思います。
今日のニュースで、大阪大学が昨年2月に実施した物理の試験で、採点ミスがあり、合格するはずだった受験生が30人不合格になっていたと発表されました。
もう次の入試が始まろうとしている時期に、今更という感じのニュースです。
問題のミスを指摘されていたけれど、ずっとそのままにしていたそうです。
1992年の205万人をピークに下がり続けた18歳の人口が、この数年は120万人程度で推移してきたのですが、2018年から減少傾向に転じるといわれています。
子どもの数は減少し続けているのに、大学数は増えています。
1990年に大学設置基準が緩和され、大学の数は増えています。
現在、私立大学の半数以上が定員割れしていると言われています。
高校における進学指導も変わってきています。
就職できない子は大学進学になります。
成績も悪く、就職は難しいなあと思う生徒は、推薦入試で試験もなく大学へ進学してしまいます。
大学進学=優秀だと思っていたら大変な間違いです。
オープンキャンパスに行って名前を書いたら、合格通知がきたということもあります。
ひどいケースだと、担任が「僕がエントリーシートを書いて合格させたんです」ということもあります。
9月、10月に、進路が決まって、ますます勉強しなくなります。
「僕ら、何にも勉強してないのに、大学に受かった」と。
大学に入ってからが大変なのですが、そのへんのことを何も伝えず、進路さえ決まればいいと思っている先生も多いです。
1年後、進級できなかったと、高校へやってくる生徒も多いです。
大学でも、新入生の学力低下で、進級できない子、途中で中退する生徒が多いので、補習をしたり大変なようです。
大学によっては、一般入試で入学した生徒と差が大きくならないように、合格発表後、入学までの間に補習をして、基礎学力をつける大学もあります。
倒産の危機にある大学もあるそうです。
先日も、2018年度中に倒産しそうな大学があるという記事を見ました。
在学中に大学が倒産したらどうなるのでしょうか?
大学に限らず、私学の小学校、中学校、高等学校も、同じだと思います。
国からの補助金をあてにして、特別支援に力を入れている学校も多いです。
公立の学校も、どんどん統廃合されていっています。
1校なくすと、億単位のお金が変わるそうです。
毎年、新大学、新学部があります。
私立大学の公立化もあります。
学生確保のため、毎年のように学部名を変えている大学があります。
自然淘汰されていく大学も多くなるかもしれません。
生徒数が減ったから、1人当たりの授業料が増えていくことになるのかもしれません。
大学のランキングも、偏差値だけでなく、就職に強い大学、資格をとるのに合格率の高い大学、手厚い指導が受けられる大学・・・など、選ぶ基準も増えてきています。
名前だけで選ぶのではなく、自分の目的にあった大学を選ぶことが大切になってきていると思います。
悪いことばかりでなく、教育の質が上がっていくところも多くなるはずです。
大学のブランドで、生徒確保ができると思っている大学ほど、落ちていく日がくるのかもしれません。
多くの情報があるなかで、何を選ぶかだと思います。
今日のニュースで、大阪大学が昨年2月に実施した物理の試験で、採点ミスがあり、合格するはずだった受験生が30人不合格になっていたと発表されました。
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問題のミスを指摘されていたけれど、ずっとそのままにしていたそうです。
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