2017年03月11日
これから増えてくる
子どもも保護者も多様化しています。
高校生と話していると、小学校のとき、先生を辞めさせた経験のある子が増えてきました。
10年近く前、不登校支援員をしていました。
ひきこもりの子どもを学校に戻すという文科省の事業でした。
3年間の事業だったので、3年間させていただきました。
関わった子どもたちは、全員教室に復帰しました。
学校の別室に入れて、段階的にと考えがちですが、みんなある日突然登校し、担任があわてるということが多かったです。
不登校になるには、意味があります。
単に学校に行けないのではなく、訴えたいことがあるのです。
なかでも、クレーマー、モンスターペアレントと言われる保護者を親に持つ子どもの不登校が多かったです。
学校に言っても、教育委員会に言っても、受け入れられず、親子共にひきこもってしまうというケースが、このころ小学校で増えました。
ちょうどその子たちが、高校生の世代です。
教育委員会から連絡を受け、1人で家庭訪問していました。
最初は、教育委員会からやってきたということで、警戒されましたが、すぐに打ち解けていろんなことを話していただきました。
きっかけは、大したことではないのですが、小さな傷が大きく広がってしまったことばかりでした。
そんな経験が役に立って、高校でもいろんな相談を受けるようになりました。
今までは、強制して言うことを聞かせられました。
しかし、この年代からは、その常識が通用しないのです。
授業でも、大声で叱っている声をよく聞きます。
でも、子どもたちは、怒らしておもしろがっています。
団塊の世代を親に持つ、私たち世代が親です。
私たちは、人と競争し、人と比べられながら、受験戦争のいちばん大変だった時代、親は高度成長期で、どんどん収入も増えていきました。
いちばんいい時代を子どものときに過ごしました。
しかし、働き始めたら、バブル崩壊、そして終身雇用の時代も終わりました。
常にまわりを気にし、まわりと比べて、自己否定心が強い年代です。
そんな親に育てられた子どもは、自己否定心が強いです。
できない、できないと言われ、自分はできないと洗脳されています。
親も子どもも否定されることに、強い嫌悪感をもっています。
そこからトラブルになることが多いです。
教師も自己否定心の強い人が多いです。
そして、自己否定心の強いもの同士がぶつかるのです。
相手に対していかれてくるのは、自分のいやなところを相手にみたときです。
人に対して嫌だなあと思うところは、自分自身の嫌なところなのです。
だから、教師と親が同じタイプの人間なのです。
自己否定心の強い人は、相手から否定されることを強く嫌います。
剣道で例えると、とにかく竹刀を振り回して、相手が攻めて来ないようにします。
しかし、手当たりしだいなので、一撃をくらうことが多いです。
とにかく相手の話しを聞いていればいいのです。
ある先生が、「じゃ、ずっと傷を負いっぱなしですか?」と聞いてこられました。
聞いていると、自分で話しながら、頭が整理されていくので、結局、すぐに冷静になって、攻めて来なくなり、最後にはこちらの味方になってくれます。
何か言葉をほしくて電話したり、やってきているわけではないのです。
みんな自分の中に答えがあるのです。
話すと頭の中が整理されます。
自分の中にある答えを導き出しているだけなのです。
頭を整理するお手伝いをしているだけなのです。
一緒になって溺れたら、ダメなのです。
冷静に聞いていると、言いたいことが見えてきます。
9聞いて、1入れたら、何の苦労もなく、言いたいことをすぐに受け入れてもらえます。
相手の懐に入って、一撃するだけなのです。
高校生と話していると、小学校のとき、先生を辞めさせた経験のある子が増えてきました。
10年近く前、不登校支援員をしていました。
ひきこもりの子どもを学校に戻すという文科省の事業でした。
3年間の事業だったので、3年間させていただきました。
関わった子どもたちは、全員教室に復帰しました。
学校の別室に入れて、段階的にと考えがちですが、みんなある日突然登校し、担任があわてるということが多かったです。
不登校になるには、意味があります。
単に学校に行けないのではなく、訴えたいことがあるのです。
なかでも、クレーマー、モンスターペアレントと言われる保護者を親に持つ子どもの不登校が多かったです。
学校に言っても、教育委員会に言っても、受け入れられず、親子共にひきこもってしまうというケースが、このころ小学校で増えました。
ちょうどその子たちが、高校生の世代です。
教育委員会から連絡を受け、1人で家庭訪問していました。
最初は、教育委員会からやってきたということで、警戒されましたが、すぐに打ち解けていろんなことを話していただきました。
きっかけは、大したことではないのですが、小さな傷が大きく広がってしまったことばかりでした。
そんな経験が役に立って、高校でもいろんな相談を受けるようになりました。
今までは、強制して言うことを聞かせられました。
しかし、この年代からは、その常識が通用しないのです。
授業でも、大声で叱っている声をよく聞きます。
でも、子どもたちは、怒らしておもしろがっています。
団塊の世代を親に持つ、私たち世代が親です。
私たちは、人と競争し、人と比べられながら、受験戦争のいちばん大変だった時代、親は高度成長期で、どんどん収入も増えていきました。
いちばんいい時代を子どものときに過ごしました。
しかし、働き始めたら、バブル崩壊、そして終身雇用の時代も終わりました。
常にまわりを気にし、まわりと比べて、自己否定心が強い年代です。
そんな親に育てられた子どもは、自己否定心が強いです。
できない、できないと言われ、自分はできないと洗脳されています。
親も子どもも否定されることに、強い嫌悪感をもっています。
そこからトラブルになることが多いです。
教師も自己否定心の強い人が多いです。
そして、自己否定心の強いもの同士がぶつかるのです。
相手に対していかれてくるのは、自分のいやなところを相手にみたときです。
人に対して嫌だなあと思うところは、自分自身の嫌なところなのです。
だから、教師と親が同じタイプの人間なのです。
自己否定心の強い人は、相手から否定されることを強く嫌います。
剣道で例えると、とにかく竹刀を振り回して、相手が攻めて来ないようにします。
しかし、手当たりしだいなので、一撃をくらうことが多いです。
とにかく相手の話しを聞いていればいいのです。
ある先生が、「じゃ、ずっと傷を負いっぱなしですか?」と聞いてこられました。
聞いていると、自分で話しながら、頭が整理されていくので、結局、すぐに冷静になって、攻めて来なくなり、最後にはこちらの味方になってくれます。
何か言葉をほしくて電話したり、やってきているわけではないのです。
みんな自分の中に答えがあるのです。
話すと頭の中が整理されます。
自分の中にある答えを導き出しているだけなのです。
頭を整理するお手伝いをしているだけなのです。
一緒になって溺れたら、ダメなのです。
冷静に聞いていると、言いたいことが見えてきます。
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相手の懐に入って、一撃するだけなのです。
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