2015年05月27日
アスペルガー症候群
最近は、早期発見できるそうで、知人のお孫さんは3歳から薬を飲んでいて、薬でコントロールできるから安心なんですという話を聞いて、いいことだとは思うけどこわいなあと感じたのが正直な感想です。
こういう仕事をしていると、正しい判断なのかどうか疑問があるからです。
薬を服用している子どもも何人もみてきましたが、薬はきれてしまったとき、別人になってしまうのでこわいですし。
子どもは成長しますから、必ず今までの薬があわなくなってくるんです。
薬には副作用もありますから、成長したからその分多く処方すればいいというものでもないからです。
以前、私が関わったアスペルガー症候群の子どもの話をしたいと思います。
ある小学校の2年生と3年生、2人のアスペルガー症候群の男の子がいました。
悩みの相談は、じっと座って授業がうけられない、友だちと仲良く遊べない、トラブルをおこしてしまうと共通した症状もあり、臨床心理士からは典型的なアスペルガー症候群だから、病院に行くように言われたそうです。
最初は2人ともみていたのですが、大人の事情(臨床心理士の予算も使わないと、来年、予算がつかないから)で、2年生の子を私が、3年生の子を臨床心理士の先生がみることになりました。
そのとき2人とも同じような症状でした。
私は、2人とも心の問題だけだと思っていたので、担当した2年生の子は、とことん一緒に遊びました。
遊んで行く中で、その子が経験不足が多いと言うことがわかったので、ブランコ、滑り台、鉄棒、ボール遊びをやりました。
他の子がいないところで遊んだので、1つずつ教えながらやるとすぐにできるようになりました。
すると、休み時間に友だちと遊んだり、体育の授業に参加できるようになりました。
勉強も少しやっただけで飲み込みが早かったので、すぐにみんなに追いつき、授業にも落ち着いて参加できるようになり、問題がなくなってしまいました。
できないから教えてと言えず、できないことが悪いことだと思っていたので、それを誤摩化すために暴れたり、暴力をふるってしまっただけでした。
家庭でも、母子家庭でしたが、落ち着いているし、宿題もちゃんとするようになったということでした。
3年生の子は、臨床心理士の面談後、病院にかかり薬を処方してもらいました。
その後、学校の先生の話では、病院と臨床心理士の指導もあり、障害児学級に入ったのですが、薬があわないのか以前よりも凶暴になって、まわ
りの子に怪我をさせたり、ますます教師の指導が入らなくて困ってますとのことでした。
2年生の子も同じように障害児学級に入れる予定だったけど、保護者の了解を得れず普通学級で過ごしていたのですが、入れなくてよかったと学校の先生が言われてました。
どのアスペルガーの診断を受けた子も、たまたまかもしれませんが100%、この方法でクラスにかえってますし、むしろ他の子どもより理解が早いです。
これは1例にすぎません。
1つ1つ紹介していきたいと思います。
何かの参考にしていただければ幸いです。
こういう仕事をしていると、正しい判断なのかどうか疑問があるからです。
薬を服用している子どもも何人もみてきましたが、薬はきれてしまったとき、別人になってしまうのでこわいですし。
子どもは成長しますから、必ず今までの薬があわなくなってくるんです。
薬には副作用もありますから、成長したからその分多く処方すればいいというものでもないからです。
以前、私が関わったアスペルガー症候群の子どもの話をしたいと思います。
ある小学校の2年生と3年生、2人のアスペルガー症候群の男の子がいました。
悩みの相談は、じっと座って授業がうけられない、友だちと仲良く遊べない、トラブルをおこしてしまうと共通した症状もあり、臨床心理士からは典型的なアスペルガー症候群だから、病院に行くように言われたそうです。
最初は2人ともみていたのですが、大人の事情(臨床心理士の予算も使わないと、来年、予算がつかないから)で、2年生の子を私が、3年生の子を臨床心理士の先生がみることになりました。
そのとき2人とも同じような症状でした。
私は、2人とも心の問題だけだと思っていたので、担当した2年生の子は、とことん一緒に遊びました。
遊んで行く中で、その子が経験不足が多いと言うことがわかったので、ブランコ、滑り台、鉄棒、ボール遊びをやりました。
他の子がいないところで遊んだので、1つずつ教えながらやるとすぐにできるようになりました。
すると、休み時間に友だちと遊んだり、体育の授業に参加できるようになりました。
勉強も少しやっただけで飲み込みが早かったので、すぐにみんなに追いつき、授業にも落ち着いて参加できるようになり、問題がなくなってしまいました。
できないから教えてと言えず、できないことが悪いことだと思っていたので、それを誤摩化すために暴れたり、暴力をふるってしまっただけでした。
家庭でも、母子家庭でしたが、落ち着いているし、宿題もちゃんとするようになったということでした。
3年生の子は、臨床心理士の面談後、病院にかかり薬を処方してもらいました。
その後、学校の先生の話では、病院と臨床心理士の指導もあり、障害児学級に入ったのですが、薬があわないのか以前よりも凶暴になって、まわ
りの子に怪我をさせたり、ますます教師の指導が入らなくて困ってますとのことでした。
2年生の子も同じように障害児学級に入れる予定だったけど、保護者の了解を得れず普通学級で過ごしていたのですが、入れなくてよかったと学校の先生が言われてました。
どのアスペルガーの診断を受けた子も、たまたまかもしれませんが100%、この方法でクラスにかえってますし、むしろ他の子どもより理解が早いです。
これは1例にすぎません。
1つ1つ紹介していきたいと思います。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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