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2016年10月21日
文部科学省補助事業「喫煙、飲酒、薬物乱用防止関する指導」の講演に行ってきました
ニュースや報道番組を見ていると、薬物乱用者というのは、増えているのかと思っていました。
世界中では、急激に増えているようですが、日本だけは例外で、減っているそうです。
中高年以上の割合が増えてきていますが、ちょうどシンナーや薬物中毒が急増した私たちの世代が、そのまま年齢があがっただけで、一度中毒になった人がやめられずにいるそうです。
日本において、薬物乱用防止の教育の成果はあるそうです。
10代の薬物に手を出してしまうのは、高校中退者など居場所のない子どもたちだそうです。
しかも、男子よりも女子の方が、高校中退後、覚せい剤に手を出してしまう確率が高いそうです。
ある意味、学校が抑止力になっているそうです。
平成27年の調査では、未成年者の覚せい剤での逮捕者119名中、中学生1名(0.8%)、高校生14名(11.8%)、大学生等4名(3.4%)、有職少年43名(36.1%)、無職少年57名(47.9%),大麻では144名中、中学生3名(2.1%)、高校生24名(16.7%)、大学生等14名(9.7%)、有職少年68名(47.2%)、無職少年35名(24.3%)だそうです。
男女比では、7割以上が女性だそうです。
薬物乱用教育では、成果があるので、高校中退者を減らすことで、薬物乱用者を減らすことができるという話しでした。
比較資料がなかったので、減ってきているのか、中学生もいるということは、若年化しているのかどうか等わかりませんが、文科省の見解は、報道で問題視されているような心配はなく、高校中退者を減らしていけば、薬物乱用者はいなくなるというものでした。
これから経済的な理由で高校中退者がますます増えると思われます。
逆に言えば、今の日本では海外のように薬物に手を出す人がいないと言えるのかもしれませんが、日本もこれから経済的な不安から、学校に行きたくても学校にいけない子が増えていくと、薬物中毒者が増えるということではないでしょうか?
格差社会ということが問題視され、教育の格差も問題視されています。
また、奨学金で高校、大学を卒業しても、就職できなかったり、返済ができずに、大卒の女性が、奨学金を返済するために、副業で、夜働いている人も増えているそうです。
学生時代はよくても、就職して挫折すれば、もしかすると誘惑に負けるかもしれません。
この講演を聞いて、私は、これから増えそうな気がしました。
世界中では、急激に増えているようですが、日本だけは例外で、減っているそうです。
中高年以上の割合が増えてきていますが、ちょうどシンナーや薬物中毒が急増した私たちの世代が、そのまま年齢があがっただけで、一度中毒になった人がやめられずにいるそうです。
日本において、薬物乱用防止の教育の成果はあるそうです。
10代の薬物に手を出してしまうのは、高校中退者など居場所のない子どもたちだそうです。
しかも、男子よりも女子の方が、高校中退後、覚せい剤に手を出してしまう確率が高いそうです。
ある意味、学校が抑止力になっているそうです。
平成27年の調査では、未成年者の覚せい剤での逮捕者119名中、中学生1名(0.8%)、高校生14名(11.8%)、大学生等4名(3.4%)、有職少年43名(36.1%)、無職少年57名(47.9%),大麻では144名中、中学生3名(2.1%)、高校生24名(16.7%)、大学生等14名(9.7%)、有職少年68名(47.2%)、無職少年35名(24.3%)だそうです。
男女比では、7割以上が女性だそうです。
薬物乱用教育では、成果があるので、高校中退者を減らすことで、薬物乱用者を減らすことができるという話しでした。
比較資料がなかったので、減ってきているのか、中学生もいるということは、若年化しているのかどうか等わかりませんが、文科省の見解は、報道で問題視されているような心配はなく、高校中退者を減らしていけば、薬物乱用者はいなくなるというものでした。
これから経済的な理由で高校中退者がますます増えると思われます。
逆に言えば、今の日本では海外のように薬物に手を出す人がいないと言えるのかもしれませんが、日本もこれから経済的な不安から、学校に行きたくても学校にいけない子が増えていくと、薬物中毒者が増えるということではないでしょうか?
格差社会ということが問題視され、教育の格差も問題視されています。
また、奨学金で高校、大学を卒業しても、就職できなかったり、返済ができずに、大卒の女性が、奨学金を返済するために、副業で、夜働いている人も増えているそうです。
学生時代はよくても、就職して挫折すれば、もしかすると誘惑に負けるかもしれません。
この講演を聞いて、私は、これから増えそうな気がしました。
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2016年09月09日
不登校対策
不登校対策として、予算が組み込まれています。
そんな中で、最近、急成長している学校が、単位・通信制高校、大学です。
昨日、高等学校からの転入者を受け入れるための学校説明会があり、参加してきました。
学校の取り組みや説明を聞いた後、臨床心理士によるカウンセリング講習がありました。
学校を代表する方々が、順に自己紹介をしながら、学校の特色を説明されました。
当然、経歴を話されていくわけですが、みなさん市教委に勤めていた方ばかりで、天下り先?のようでした。
私立学校の校長も、公立学校の校長経験者がほとんどですから、退職後の天下り先になっています。
いろんな面で、都合がいいのだと思います。
いろんな予算をもってきたり、承認してもらうにも便利です。
学校の生き残りをかけ、学校の特色として、不登校、発達障がいの生徒を受け入れ、不良と呼ばれる少しやんちゃな生徒は、合格させないところも増えてきました。
私立学校で受け入れてもらえなくなった分、公立学校に流れてきています。
都市部で起こっていた現象が、地方でも起こり、公立の一部の学校に集まるようになってきました。
今日、説明をきいた学校も、生活面を厳しくして、守れないと欠席扱いとなり、卒業できないと話されていました。
教育にも 親の経済力で格差がうまれるといわれていますが、ますます加速していきそうです。
私立の通信制高校の方が、設備や先生も充実していて、今までのイメージとはずいぶん違うと感じました。
ただ、話している内容は、素晴らしくていい学校だと思いましたが、私は話していることばではなく、話している時の話し手の状態を感じます。
素晴らしいと言いながらも、かなり気が痛かったので、あまりよくないのかなと思いました。
どんどん建物を新しくしている学校は、勤めている人からしんどさしか感じられません。
自分のペースで学べる通信制高校&サポート校!まずはカンタン資料請求!
働きながら大卒資格や教員免許を取得したいあなたにオススメの通信制大学!
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学校の取り組みや説明を聞いた後、臨床心理士によるカウンセリング講習がありました。
学校を代表する方々が、順に自己紹介をしながら、学校の特色を説明されました。
当然、経歴を話されていくわけですが、みなさん市教委に勤めていた方ばかりで、天下り先?のようでした。
私立学校の校長も、公立学校の校長経験者がほとんどですから、退職後の天下り先になっています。
いろんな面で、都合がいいのだと思います。
いろんな予算をもってきたり、承認してもらうにも便利です。
学校の生き残りをかけ、学校の特色として、不登校、発達障がいの生徒を受け入れ、不良と呼ばれる少しやんちゃな生徒は、合格させないところも増えてきました。
私立学校で受け入れてもらえなくなった分、公立学校に流れてきています。
都市部で起こっていた現象が、地方でも起こり、公立の一部の学校に集まるようになってきました。
今日、説明をきいた学校も、生活面を厳しくして、守れないと欠席扱いとなり、卒業できないと話されていました。
教育にも 親の経済力で格差がうまれるといわれていますが、ますます加速していきそうです。
私立の通信制高校の方が、設備や先生も充実していて、今までのイメージとはずいぶん違うと感じました。
ただ、話している内容は、素晴らしくていい学校だと思いましたが、私は話していることばではなく、話している時の話し手の状態を感じます。
素晴らしいと言いながらも、かなり気が痛かったので、あまりよくないのかなと思いました。
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2016年08月28日
学校に塾
私立高校では、15年ぐらい前から、塾に進学指導を一任するため、校内で塾講師を招いていました。
私は、ある私立高校が、女子高校から共学になり、進学に力を入れるために、特待生(授業料免除)制度を導入し、進学については素人ということで、成基学園と提携し、学校の中に塾を作ったときに、派遣されました。
まだ、東進の衛星放送の授業が増える前でしたが、駿台の衛星放送の講義を全員で視聴し、それから個々に問題を解く時のお手伝いをしました。
夏休みは、校内に個別指導の塾ができ、指導にあたりました。
10年後、たまたまその高校の生徒の家庭教師をしていたとき、成基学園との契約が終わり、違う塾と提携してその塾に通わせるというやり方に変わったと聞きました。
最近は、塾の生徒を集めるのも大変です。
以前のように、塾にたくさんお金を払ってくれる保護者も少なくなりました。
最近は、公立の進学高校の中にも塾ができてきています。
もちろん私学の中にも塾があるところも増えてきています。
生徒確保のため、学校も塾も必死です。
大学進学者を増やすために、附属高校、中学校、小学校、幼稚園と、どんどん増やしていっています。
私立小学校には、校内に学童ができ、塾や習い事ができるようになっているそうです。
生徒確保のため、きめ細かい指導を売りにして、改革がすすめられています。
今までは、教員に負担が多かったですが、このように専門家に依託していくやり方はいい方法かもしれません。
学力低下のため、週休2日制からもとの週休1日制に戻す動きがあります。
授業は、6時間授業から7時間、8時間と増えて、教師の負担も増えています。
7時間目以降、土曜日の授業を塾や習い事の専門家に任せていくことも必要だと思います。
しかし、大手の塾が、学校も塾も・・・となると、偏った教育になっていくのかもしれません。
私は、ある私立高校が、女子高校から共学になり、進学に力を入れるために、特待生(授業料免除)制度を導入し、進学については素人ということで、成基学園と提携し、学校の中に塾を作ったときに、派遣されました。
まだ、東進の衛星放送の授業が増える前でしたが、駿台の衛星放送の講義を全員で視聴し、それから個々に問題を解く時のお手伝いをしました。
夏休みは、校内に個別指導の塾ができ、指導にあたりました。
10年後、たまたまその高校の生徒の家庭教師をしていたとき、成基学園との契約が終わり、違う塾と提携してその塾に通わせるというやり方に変わったと聞きました。
最近は、塾の生徒を集めるのも大変です。
以前のように、塾にたくさんお金を払ってくれる保護者も少なくなりました。
最近は、公立の進学高校の中にも塾ができてきています。
もちろん私学の中にも塾があるところも増えてきています。
生徒確保のため、学校も塾も必死です。
大学進学者を増やすために、附属高校、中学校、小学校、幼稚園と、どんどん増やしていっています。
私立小学校には、校内に学童ができ、塾や習い事ができるようになっているそうです。
生徒確保のため、きめ細かい指導を売りにして、改革がすすめられています。
今までは、教員に負担が多かったですが、このように専門家に依託していくやり方はいい方法かもしれません。
学力低下のため、週休2日制からもとの週休1日制に戻す動きがあります。
授業は、6時間授業から7時間、8時間と増えて、教師の負担も増えています。
7時間目以降、土曜日の授業を塾や習い事の専門家に任せていくことも必要だと思います。
しかし、大手の塾が、学校も塾も・・・となると、偏った教育になっていくのかもしれません。
2016年08月21日
私立小中学校の授業料補助
文部科学省は2017年度、私立の小中学校に来春入学する児童・生徒がいる年収590万円未満の世帯に対し授業料を補助する方針を固めました。
一定の年収未満の世帯も学費の高い私立校を選択できるようにするのが狙いで、年間1人当たり最大14万円を補助します。
授業料の補助額は世帯の年収が
250万円未満 14万円の補助金
250万円以上350万円未満で12万円の補助金
350万円以上590万円未満で10万円の補助金
保護者は学校に申請後、授業料から支援額を差し引いた分を支払います。
私立高校生の授業料を一部補助する制度は既にあるが、私立小中学生への補助制度はありませんでいた。
私立の平均の年間授業料は小学校で約43万円、中学校で約41万円。文科省は子どもが私立に通う世帯の負担が重い状況を解消するためにも、支援が必要と判断したそうです。
また、公立の小中学校でいじめを受けたことを理由に、私立に転校する生徒がいる一方、経済的な理由で中途退学する生徒もいるなど、家庭によっては私立を選ぶさまざまな事情があるそうです。
一定の年収未満の世帯も学費の高い私立校を選択できるようにするのが狙いで、年間1人当たり最大14万円を補助します。
授業料の補助額は世帯の年収が
250万円未満 14万円の補助金
250万円以上350万円未満で12万円の補助金
350万円以上590万円未満で10万円の補助金
保護者は学校に申請後、授業料から支援額を差し引いた分を支払います。
私立高校生の授業料を一部補助する制度は既にあるが、私立小中学生への補助制度はありませんでいた。
私立の平均の年間授業料は小学校で約43万円、中学校で約41万円。文科省は子どもが私立に通う世帯の負担が重い状況を解消するためにも、支援が必要と判断したそうです。
また、公立の小中学校でいじめを受けたことを理由に、私立に転校する生徒がいる一方、経済的な理由で中途退学する生徒もいるなど、家庭によっては私立を選ぶさまざまな事情があるそうです。
2016年08月06日
学校の生き残りをかけて・・・
子どもの数が減り、学校の生き残りをかけていろいろな取り組みをされています。
私学だけでなく、公立も財政難から、統廃合がすすんでいます。
市町村合併によって、小中学校を減らすことができ、幼稚園は、私学に売却されていってます。
私学は、大学だけでは生徒獲得が大変なので、どんどん高等学校、中学校、小学校、幼稚園と範囲を広げ、生徒獲得のために、どんどん変わりつつあります。
大学によっては、頻繁に学部、学科名が変わり、人気のでるように試行錯誤されている様子がうかがえます。
オープンキャンパスも増え、入試制度もどんどん変わってきました。
生徒の動向をうかがいながらやっているところも多いかもしれません。
建物をきれいにしてみたり、交通の便のいいところにキャンパスをうつしたり、いろいろされています。
でも、生徒に合わせるのではなく、学校の目指すもの、柱となるものをしっかりもっている学校がこれからは生き残っていくのだと思います。
建物だけは立派だけど、業者の間では、支払いの悪いブラックリストにのっていたり、人件費をどんどん削って、職員の不満ばかりの学校が多いです。
何が求められているかではなく、どんな学校、教育をしたいかということが大事なのではないでしょうか?
意志なきところに人は集まりません。
学校だけでなく、人として魅力を感じるのは、自分の意志がはっきりしている人だと思います。
豪華客船のように見える学校も、あっけなく沈んでしまう沈没船となることもあるかもしれません。
もしかすると、資金を増やそうと、株に手を出して、株価の暴落とともに、破綻する学校もでてくるかもしれません。
私学のくせに、建物が古いと言われている学校の方が、堅実に経営されているから、安心安全なのかもしれません。
部活や進学に力を入れていますが、信念をもって取り組んでいる学校が残っていくのでしょう。
これから、校舎を新しくした学校の方が、経営破綻して、堅実な経営をしている学校が、建物を安価で手に入れて大きくなるかもしれません。
これから大きく、何もかもが変わります。
生き残りをかけて、ますます激しい生徒の奪い合いとなるでしょう。
朝日新聞の電子版サービス「朝日新聞デジタル」
私学だけでなく、公立も財政難から、統廃合がすすんでいます。
市町村合併によって、小中学校を減らすことができ、幼稚園は、私学に売却されていってます。
私学は、大学だけでは生徒獲得が大変なので、どんどん高等学校、中学校、小学校、幼稚園と範囲を広げ、生徒獲得のために、どんどん変わりつつあります。
大学によっては、頻繁に学部、学科名が変わり、人気のでるように試行錯誤されている様子がうかがえます。
オープンキャンパスも増え、入試制度もどんどん変わってきました。
生徒の動向をうかがいながらやっているところも多いかもしれません。
建物をきれいにしてみたり、交通の便のいいところにキャンパスをうつしたり、いろいろされています。
でも、生徒に合わせるのではなく、学校の目指すもの、柱となるものをしっかりもっている学校がこれからは生き残っていくのだと思います。
建物だけは立派だけど、業者の間では、支払いの悪いブラックリストにのっていたり、人件費をどんどん削って、職員の不満ばかりの学校が多いです。
何が求められているかではなく、どんな学校、教育をしたいかということが大事なのではないでしょうか?
意志なきところに人は集まりません。
学校だけでなく、人として魅力を感じるのは、自分の意志がはっきりしている人だと思います。
豪華客船のように見える学校も、あっけなく沈んでしまう沈没船となることもあるかもしれません。
もしかすると、資金を増やそうと、株に手を出して、株価の暴落とともに、破綻する学校もでてくるかもしれません。
私学のくせに、建物が古いと言われている学校の方が、堅実に経営されているから、安心安全なのかもしれません。
部活や進学に力を入れていますが、信念をもって取り組んでいる学校が残っていくのでしょう。
これから、校舎を新しくした学校の方が、経営破綻して、堅実な経営をしている学校が、建物を安価で手に入れて大きくなるかもしれません。
これから大きく、何もかもが変わります。
生き残りをかけて、ますます激しい生徒の奪い合いとなるでしょう。
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