2014年12月11日
〔香港映画〕酔拳 -古きよきカンフー映画-
香港映画1978年公開ジャッキー・チェン出演
「ドランクモンキー 酔拳」のレビューです
< あらすじ > 酔う奥義
名門同情の息子である黄飛鴻(ジャッキー・チェン)は、クンフーの腕はそこそこですが、師匠に逆らったり、町で悪友と共に悪さをしたりとチンピラとまではいきませんが、それに似た怠惰な生活をしています。
ある日、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)は町で見つけた綺麗な女性に対してナンパを仕掛けます。しかし、彼女の母に見事に足技で負けてしまい逃走します。
フェイフォンが家に帰ります。なんと、その綺麗な女性は彼の親戚で、彼の父に会いにきていました。フェイフォンの過ちを知った、彼の父である黄麒英(ウォン・ケイイン)は、過ちを正すために厳しい罰を与えます。しかし、一向に反省したようには見えません。
そこで、「瀕死状態になるまでも厳しく指導する」と噂されているクンフーの名手“蘇化子”(スー・フアチー)にフェイフォンを託すことにします。しかしフェイフォンは指導中に脱走をこころみます。脱走中に、殺し屋である閻鉄心”(イェン・ティエシン)と出くわし、戦うことになりますがとことん返り討ちにあいます。そのことにフェイフォンはかなりの屈辱を味わいます。そして、スー先生のもとにもどり修行を再開することにします。
やがて基礎の修行を終え、先生より”奥義 酔八仙(酔拳)”を伝授されます。その奥義は、酔うと力を発揮する一風変わったものでした。
その頃、フェイフォンの父が所有している土地買収をめぐったトラブルが発生しています。買い手はその土地から鉄を掘り出して売ったお金の何割かを献上すると働きかけますが応じようとしません。そこで、殺し屋である閻鉄心”(イェン・ティエシン)が派遣され父を殺すように指示します。酔八仙を覚えたフェイフォンは、再び殺し屋と戦うことになり修行の成果を発揮することになります。
good!!現代とは違ったスタイル
今までわたしは1980年以降のジャッキーチェンが監督となっている作品を見てきましたが、1970年代のカンフー作品を見るのは初めてでした。この作品では、カンフーの基礎となる”構え”がもととなっている戦い方で、いわゆる”離れ業”アクションはありませんでした。現代のカンフーアクションのように”魅せつけるアクション”といったものではなく、これがカンフーなんだと認識させられましたね。
bad↓遅い!?
今までまばたきを忘れるぐらいの、カンフーアクションをみてきたためか、ひとつひとつの”型”を丁寧に相手にぶつけるクンフーは、非常に遅く感じました。遅いとはいえ相手の隙を狙っては体力を削っています。このスピードでも修行がないと戦えないのであれば、スパルタンXなどで披露されるスピードのある戦いは、かなりの鍛錬がないとできないものなんだなと思いました。ジャッキー・チェン作品を見てきた方にぜひおすすめ
ジャッキー・チェンの作品を見てきた方が、この映画をみるといかにスピードあるアクションが凄いものであるか分かります。カンフーの元祖を知っておくと、彼のつくる映画の魅力もさらに深まるのではないかと思います。映画情報
<作品名>
ドランクモンキー 酔拳
<作品紹介HP>
<メインキャスト>
ジャッキー・チェン(成龍)
ユエン・シャオティエン(袁小田)
<監督>
ユエン・ウーピン(袁和平)
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