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2014年12月20日
〔邦画〕 実写版 ルパン三世
2014年公開 小栗旬・黒木メイサ・浅野忠信出演
実写版「ルパン三世」のレビュー(ネタバレ)です
< あらすじ >
●ルパン公式サイト-STORY
ダークな雰囲気
ちょっと笑ってしまう展開や、ギャグ要素はほとんどといっていいほど無く、全体的にダークな印象でアクションシーンがたくさんあります。アニメのほんわかとした雰囲気は皆無といっていいでしょう。唯一”五ェ門”の言動がおもしろいと思うところでした。
アニメを連想させる
五ェ門の剣の修行のシーンがありますが、かっこいいと思いました。跳躍して竹を切ったり、複数の敵を見事な剣さばきでなぎたおしていくところはすかっとしていてよかったですね。また、ちょっとしたカーアクションもありました。おなじみのフィアットを乗って逃げいくシーンはアニメを連想させました。どたばた感がでていてここは一番のお気に入りです。
しかし、ルパンや次元が人をたくさん撃ち抜いていったりしているところは面白半分で見にいったわたしにとっては、想像と大分ギャップがあり少し残念に思いました。
個性的なキャスト
今作はかなりの注目度が集まった映画ですが、その要因はやはりキャストの選択でしょう。みんなそれぞれ得意技を持っていて、かっこいいアクションをかまします。好きな俳優や女優がいればたまらない作品になったのではないかと思います。アクション映画として
アニメの延長線上でこの映画も見ようと思っている人は要注意だと思います。想像とのギャップのせいで見た後の気持ちが大分違ってくるかと思います。ほぼアクション一色でルパンの仲間との会話の駆け引きも無論ありますが、それを期待してはならないということです。ダークなルパン三世です。アニメとは違った雰囲気で楽しめる作品でした。
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