萌と旅行と株取引

　日経平均株価は前日比-87円の19,994円。昨日は日銀の猛烈なETF購入で日経平均を買い支えましたが、さすがに今日は少し下がりましたね。日経平均2万を維持したかったんでしょうけど。

　6月の株主総会ラッシュが終わりましたが、皆様の持ち株はいかがでしょうか？　UFJの総会のお土産＆優待廃止。他にも多くの企業が優待の廃止や改悪を行いコストカットに努め、外国人投資家と大株主優位な施策に転換したように感じられました。

　もともと不況時に株価を維持するため、個人株主に株を買ってもらおうと優待を始めたところが多いと聞きます。日銀のETF購入や、GPIFが日本株を買いまくった結果日本の株価は上昇。しかし実態経済の伴ってない官製相場なので、売上はいまひとつどころか、ある業種の企業などは、庶民の買い控えによって大幅な減収・減益。

　数年前からコストカットをがんばって利益率を高めてきた企業にとって、これ以上の利益率アップは優待廃止などで少しでも無駄を排除していくしかないでしょうか。それに政府や年金機構がETFを購入することで、物言わぬ大株主が誕生です。　そりゃ小うるさい個人株主排除しますわ。



　株価がここ1,2年で異常に上昇したことで配当利回りも悪化。成長の見込みの無い利回り悪化なので追加買いしづらい。しかも株主優待廃止・改悪ラッシュで株主優待目当てで長期保有で株を買うのも難しい状態になってきました。

　それでも株価が大きく上下すれば割安かな株を買う人も増えるんでしょうけど、少しでも下がると日銀とGPIFのETF購入で日経平均株価が買い支えられるので押し目買いも不可能。

　正直個人投資家にはかなり株を買うのに不向きな状態になってます。しかもドル円も少しづつ円安になり今では1ドル113円。FXに手を出すのも危険水域に。

　7月は子供と同じように夏休みを満喫するのがベストだと思います。本当なら9月株主優待を物色するのも悪くない時期なのですが、相場が下がったときに逃げ遅れるのが目に見えているのでスルーします。

　休むも相場です。