2016年05月31日
(美容情報)スキンケアに重要なこと。プラスよりマイナス。
美容学校の講師の方にお話しを聞く機会があって、スキンケアのことをいろいろ教えていただきました。
いろいろ参考になるなぁと思ったことがありましたので、ご紹介したいと思います。
講師の方のエピソード
講師の方は現在40代なのですが、30代前半くらいかな?と思うほど若く見えました。
さすが、美容講師をされているだけのことはあって、ケアは万全にしていらしたのかな、と思って聞いてみたのですが、その方の専門はヘアメイクなので、スキンケアにはそれほど詳しくなかったそうです。
しかも4年前に離婚をし、そのストレスが原因で肌がボロボロになり、赤くただれた状況になってしまったそう。
美容学校にある、肌年齢を測定する機械で調べたところ、当時の肌年齢は48歳だったとか。
それから、学校で生徒と一緒にスキンケアのことを学び、実践したことがプラスよりマイナスということだったそうです。
スキンケアはプラスよりマイナス
肌トラブルの種類は肌荒れ、くすみ・たるみ、毛穴汚れ、ニキビ・吹き出物、シミなどいろいろありますが、まず最初に改善しなくてはいけないのはクレンジングだそうです。
私たちの肌は毎日のメイクやほこり、大気汚染などの外的要素によって汚れています。また新陳代謝によって古くなった角質や皮脂なども肌に残っています。
これらをすべてきれいに除去せずに、新たな化粧水、乳液、美容液などの栄養素を取り入れると、汚れなどの不要物が肌の奥にまで入り込んでしまい、肌荒れやくすみ、ニキビなどの原因になってしまうのだそうです。
高価な化粧水や美容液を使っていても、ベースの肌がきれいになっていないことには逆効果になってしまうので、素の肌にもどしてあげることが大切。
栄養分をプラスよりも、まず汚れや角質をマイナスすることからということですね。
(「洗顔が大事」ということは良く聞いていたのですが、”汚れが肌の奥に入り込む”っていうのは知らなかったので、びっくりです。自然に自浄作用とかでなんとかなってるのかな?って思っていました。)
マイナス美容の方法
講師の方が推奨するマイナス美容の方法は”化粧水でふき取ること”です。
普段やっているクレンジング、洗顔方法で顔を洗ったあと、コットンに化粧水をたっぷり浸して顔全体をやさしくふき取る行程を加えるだけなんです。
講師の方がいろいろなことを調べて実践した結果、この方法が一番効果的だったそうで、半年この方法を続けて、肌年齢測定をしたところ肌年齢27歳!になったそうです。
もちろん、肌の状態もとても良く、今ではファンデーションをほとんど使わなくてもツヤツヤの肌が保てているそうです。
(たしかに肌にナチュラルなハリとツヤがありました。そういえば、ファンデーションは薄い方が若く見えるっていいますよね。)
”化粧水でふき取り”をした後は、通常のケア(化粧水、美容液、乳液など)をすれば良いのですが、講師の方によると健康な肌になってくると、基礎化粧品の使用量が減ってくるそうです。(効果を出したくて、つい化粧水や美容液を多めにつけたりしちゃうことがありますが、本来の使用量で充分効果が出てくるってことなのかなと思います。)
私も試しにやってみたのですが、ダブル洗顔した後でもコットンが茶色く汚れていました。
自分ではキチンと汚れを落としたつもりだったのですが、落としきれてなかったんですね。
肌表面のほかに小鼻のふちや髪の生え際、そしてほうれい線のシワ部分などにも汚れは隠れているみたいです。
そして、講師の方が強調していらしたのが「耳の後ろ」のケアです。
ここは皮脂などの汚れが貯まりやすい箇所なのに、どうしてもケアが疎かになりがちなところなのだそうです。
男性で気にされる方も多い加齢臭の原因にもなるそうなので、女性も気を付けたいですよね。
(私は顔をふき取った後のコットンでふき取ってみると、ここが一番汚れていました。毎日洗っているはずなのに・・。)
ちなみに「ふき取り用の化粧水」は専用のものでなくても良いそうです。
講師の方によると、ふき取り用化粧水と普通の化粧水はほとんど成分の違いはないとのこと。(使用感等を良くするための成分を加えたりするくらいの違いだそうです。)
実践してみた感想
1週間ほど”ふき取り行程”を足してスキンケアをしてみました。
肌のキメが整う感じは1,2日で分かりました。また、ふき取り後の化粧水や美容液の浸透が良くなったのか、朝のメイクののりも良くなりましたよ。
化粧水は使用感が良くなるので、さっぱりタイプを使いました。コットンにたっぷり含ませて、肌に刺激を与えないようにふき取ることが目的なので、肌に合っていれば安い化粧水で十分だと思います。
毎年、夏になるとTゾーンの毛穴がつまってボコボコな状態になって困っているのですが、それもキチンと汚れが落とせてなかったことが原因かもしれないなと思いました。
今年はマイナス美容を取り入れて、トラブルなしの肌を目指したいと思います。
よかったら参考にしてみてくださいね☆
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