2021年01月14日
人文科学から始める技術文の翻訳9
【例文】
(3)Das Kartellrecht gilt für alle geschäftlichen Vereinbarungen, unabhängig von deren Form, sowie für die Geschäftsführung im Allgemeinen. Es gilt dagegen normalerweise nicht für geschäftliche Transaktionen zwischen verschiedenen Gesellschaften innerhalb der Uster Gruppe. (Uster グループ行動基準より)
@用語
ここでは、Kartellrecht(カルテル法)、gilt für〜(〜に適用される)、unabhängig von〜(〜に関係なく)、Geschäftsführung(業務執行)、Transaktionen(業務行為)
A構文
最初の文は、Kartellrechtが主語で、gilt für〜sowie für〜が述語。次の文は、dagegenで受けて反対の内容を説明している。
B考察 表5
2段階の処理法 第一文と第二文は、主語が「Kartellrecht」で、述語は「gilt für〜sowie für〜」である。これを「AはBである」と二段に考える。例えば、「カルテル法の適用は〜である」。それに対して、「〜には適用されない」とする。
態の用法 述語の「gilt für〜」は能動態。
否定構文 「Es gilt dagegen normalerweise nicht für〜」は、それに対してという対比の意味になる。
時制 現在形
【和訳】
(4)カルテル法は、形式とは関係なく全ての業務協定ならびに一般に業務執行に適用される。それに対して、通常Uster グループ内の様々な企業間の業務上の行為には適用されない。
花村嘉英(2015)「人文科学から始める技術文の翻訳」より
(3)Das Kartellrecht gilt für alle geschäftlichen Vereinbarungen, unabhängig von deren Form, sowie für die Geschäftsführung im Allgemeinen. Es gilt dagegen normalerweise nicht für geschäftliche Transaktionen zwischen verschiedenen Gesellschaften innerhalb der Uster Gruppe. (Uster グループ行動基準より)
@用語
ここでは、Kartellrecht(カルテル法)、gilt für〜(〜に適用される)、unabhängig von〜(〜に関係なく)、Geschäftsführung(業務執行)、Transaktionen(業務行為)
A構文
最初の文は、Kartellrechtが主語で、gilt für〜sowie für〜が述語。次の文は、dagegenで受けて反対の内容を説明している。
B考察 表5
2段階の処理法 第一文と第二文は、主語が「Kartellrecht」で、述語は「gilt für〜sowie für〜」である。これを「AはBである」と二段に考える。例えば、「カルテル法の適用は〜である」。それに対して、「〜には適用されない」とする。
態の用法 述語の「gilt für〜」は能動態。
否定構文 「Es gilt dagegen normalerweise nicht für〜」は、それに対してという対比の意味になる。
時制 現在形
【和訳】
(4)カルテル法は、形式とは関係なく全ての業務協定ならびに一般に業務執行に適用される。それに対して、通常Uster グループ内の様々な企業間の業務上の行為には適用されない。
花村嘉英(2015)「人文科学から始める技術文の翻訳」より
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