2015年12月07日
生後3週間半のシロクマの赤ちゃんの映像 <トロント動物園>
トロント動物園で2015年11月11日に誕生した
シロクマ(ホッキョクグマ)の赤ちゃんの映像が公開されました!!
※シロクマの赤ちゃん誕生については以前投稿したこちらの記事もご覧ください。
先月、トロント動物園のサイトを見て、
シロクマの赤ちゃんが誕生したというニュースを知ってから、
毎日のように、トロント動物園のフェイスブックをチェックしていたのですが、
シロクマの赤ちゃん情報が一向にアップされないので、
順調に育っているのかとても気になっていました。
しかし、ついに!!
昨日、生後3週間半がたつシロクマの赤ちゃんの情報がアップされました。
シロクマの赤ちゃんの情報と映像はこちらからどうぞ。
生後3週間半のシロクマの赤ちゃんは、まだ目も開いていません。
赤ちゃんが産まれたのに、お母さん熊のオーロラからはミルクが出ないので、
生まれて間もなく、赤ちゃんはお母さんから引き離され、人工哺育されることになりました。
お母さん熊から出るミルクには、免疫物質が豊富に含まれており、
赤ちゃんは、本来、お母さん熊から出るミルクを飲むことで病気に対する抗体ができ、
病気にもかかりにくくなるのですが、お母さんのミルクを飲めないシロクマの赤ちゃんは、
病気にかかる可能性が高いそうです。
今でも、なぜお母さん熊のオーロラからミルクが出ないのかは、わかっていないそうです。
シロクマの赤ちゃんが産まれてから、もうすぐ1ヶ月がたちます。
赤ちゃんには、Juno というニックネームがつけられました。
Juno は、動物園のスタッフの方々のきめ細かなケアのおかげで、順調に育っているそうです。
しかし、病気に対する抗体の元となるお母さん熊のミルクではなく、
人工のミルクで人工哺育されているため、病気に対する抗体が弱く、
今後も、病気にかかるリスクが高いので、まだ目を離すには危険な状態らしく、
Juno は、現在もトロント動物園内の野生動物ヘルスセンターの ICU (集中治療室) にいます。
ICUでは、スタッフが、Juno を24時間態勢でケアしているそうです。
公開された映像を見ると、2~3時間おきに、Juno に人工ミルクを飲ませているみたいです。
1日に合計9〜11回も、ミルクを飲ませているとのこと。
そして、きちんとミルクを消化し、「うんち」や「おしっこ」が出ているかをチェックするのはもちろんのこと、Juno の内臓が正常に働いているか確認するためにX線や超音波検査を行っているそうです。
現在、Juno の体重は、やっと1kgを超えたみたいです。
最多で20人ものスタッフが、24時間態勢でJuno をケアしているとのことなので、
なんとも頼もしいですね。
Juno が公の場に出るのは、もう少し先になりそうですが、
これからも、病気にかからず、すくすくと元気に成長して欲しいものです。
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