2015年12月05日
カナダ入国にeTA(電子査証認証)の取得が必要に <2016.3.15から>
2016年3月15日から、カナダへの入国要件が変わります。
これまで、日本国籍であれば、空路でカナダへ入国し、観光・訪問目的で、
6ヶ月を超えず旅行をする場合は、ビザは必要ありませんでした。
つまり、旅行の場合はパスポートさえあれば、半年はいられたわけです。
しかし!!
2016年3月15日から、短期間のカナダへの観光旅行にも
eTA (電子査証認証) が必要になります。
カナダ国内の空港から出ず、他の国へ乗り継ぎする場合でも、
eTA (電子査証認証) が必要になります。
何日か前の記事で、アメリカのESTA について書きましたが、
カナダへ旅行するにも、ついにアメリカのように電子査証認証が必要になってしまうのですね・・・
2016年3月15日以降、カナダへ空路で旅行される方やカナダ国内で乗り継ぎされる方は、
事前にオンラインで、eTA を申請しなければなりません。
航路や陸路で入国する場合は、eTA の申請は必要ないみたいです。
eTA 取得料金は、7カナダドルで、クレジットカードで支払わなければならないことになっています。
米国のESTAは14ドルなので、ESTA よりは安いですね。
ESTA と eTA って、何だか似ていてややこしい・・・
eTA の有効期間は、最大5年間。
2015年8月1日から、既にオンライン申請可能になっていますので、
2016年3月15日以降にカナダへ旅行される方は、申請をお忘れなく。
申請の際は、パスポートとクレジットカードの情報、Eメールアドレスが必要になりますので、
手元にご準備ください。
実際に、申請に必要な入力事項をチェックしてみましたが、
米国のESTAよりも入力事項が少ないので、入力にはあまり時間はかからなさそうです。
オンラインで eTA の申請を済ませた後は、ほとんどの場合、
申請後数分で申請時に入力したメールアドレスに回答が届くみたいです。
なお、eTA を取得したら、印刷する必要はありません。
申請時に入力した情報は、パスポートにリンクしているので、
パスポートさえ携帯していれば大丈夫のようです。
印刷しなくて済むということは、万が一、申請するのを忘れて出かけてしまった場合でも、
パソコンやスマホなどインターネットにアクセスできるデバイスさえあれば、
空港で申請することが可能ですね。
これまで私は、日本から南米へ行く際、アメリカ乗り継ぎだとESTA の申請が必要になり面倒なので、カナダで乗り継ぎすることにしていましたが、2016年3月15日以降はカナダで乗り継ぎする場合もeTA が必要になってしまうので、もう、「電子査証認証」の申請から免れることはできなくなってしまいます。
まあ、時間や費用がかさんでしまいますが、電子査証認証の必要がない
ヨーロッパや中東、メキシコ経由等で行く手はありますが・・・
日本から南米へ行くには、やはり北米系の航空会社が早くて安いですからね。
カナダのeTA の方がアメリカのESTA よりも申請する際、入力事項が少ないし、
取得料金も安いので、私は今後も日本から南米へ行く際はカナダ経由で行こうと思っています。
今後、観光目的の場合でも、この「電子査証認証」が必要になる国が増えてくるかもしれないですね・・・
※こちらの記事に掲載している情報は、2015年12月4日現在の情報です。
今後、変更されることもありますので、eTA 申請の際は、必ずこちらをご確認ください。
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