2016年01月25日
グリーンティークッキー <Green Tea Cookies>
先日、知り合いのお宅で開催されたパーティーに行って来ました。
パーティーには、参加者がそれぞれ手料理やお菓子、アルコールなどを持ち寄ります。
トロントには、移民が多く、参加者の出身国も様々。
参加者の多いパーティーでは、テーブルに、国際色豊かなお料理が並びます。
私が、パーティに参加する時、いつも持って行くのが、グリーンティークッキー。
簡単に作ることができるし、できたてのアツアツでなくても美味しくいただけるし、持ち運びも楽。
これまでのところ、評判も上々。
作り方はとても簡単。
小麦粉大さじ10、砂糖大さじ5、粉末緑茶小さじ2、溶かしバター大さじ6をジップロックに入れて混ぜ合わせ、丸めて、しっかり間隔をあけ、トレーに並べ、オーブンで焼くだけ。
卵やミルクは使いません。
卵は、こちらでは日本に比べて高いですしね。
こちらに来てから10ヶ月近くたちますが、高いので、まだ1度も卵を買ったことがありません。
日本だと、卵10個で98円で売っていますが、こちらだと安くても12個で3ドルくらい。
クッキーの材料は、小麦粉と砂糖、バター、粉末緑茶のみなので、日本から粉末緑茶を持って来さえすれば、材料費はとても安くつきます。
※粉末緑茶は、こちらでは、なかなか手に入りません。
私が使っているのは、三井銘茶の有機粉末茶、いつでもカテキン。 カナダの甘いお菓子と一緒に、これにお湯を注いだ濃いめのお茶をいただくと美味しいです。 |
あまり大きく丸めるとひびが入りやすいので、できるだけ小さめに丸めた方が見た目良くできます。
私は、小さく丸めるのが面倒臭くて、いつも大きめに作ってしまうのですがね・・・
338°F(170℃)で20分ほど焼いたら、できあがり。
オーブンで焼くときは、使い捨てのトレイを使うと便利。 スーパーに行くと、このようなクッキー用の使い捨てトレイが売っています。 スーパ−では、これより深めのものやピザ用の丸いものなど、いろんな種類の使い捨てフォイルが売っています。 |
クッキーの材料には、粉末緑茶でなく、抹茶を使っても良いです。
粉末緑茶と抹茶の違いは、私も最近まで知らなかったのですが、原料となる茶葉が違うのだそうです。
抹茶は、強い日差しが当たらないように手間をかけて育てられた茶葉を蒸して乾燥させたものを、粉状にしたもの。
日光を遮って育てられた茶葉を蒸して乾燥させたものを「碾茶(てんちゃ)」と呼ぶそうです。
簡単に言うと、抹茶は碾茶を粉状にしたものということになります。
日差しが当たらないようにすることで、渋み成分であるカテキンの生成が抑えられ、うま味成分であるテアニンが増えるそうです。
つまり、抹茶は、粉末緑茶に比べて、渋みが弱く、うま味が強い。
抹茶は、強い日差しが当たらないように茶葉をおおうなど、手間がかかっているので、緑茶に比べると高価になるんですね。
粉末緑茶は、強い日差しを遮ったりしないで、普通に育てた茶葉を蒸して乾燥させたもの(煎茶)を粉状にしたもの。
煎茶を粉状にしたものが、粉末緑茶ということになります。
太陽の日差しをたくさん浴びているので、碾茶よりも、渋み成分のカテキンがたくさん含まれているそうです。
カテキンはポリフェノールの一種で、抗がん作用や抗菌、抗アレルギー作用などがあり、身体に良いので、私は、できるだけ毎日、粉末緑茶をお湯で溶かして飲むようにしています。
最近、トロントではグリーンティーのカフェもできたりしていて、グリーンティー人気が高まっています。
特に、健康志向の方には、甘さ控え目のグリーンティーを使ったお菓子は喜ばれることが多いので、パーティーにオススメです。
こちらでは、カテキンについて、日本のように広く知られていないので、
カテキンがいかに身体に良いか説明してあげるとさらに喜んでもらえます。
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