アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2022年06月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
エンゴーさんの画像
エンゴー
プロフィール
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2021年02月16日

残念なデマ拡散、コロナでも。




昨年2020年の緊急事態宣言発令あたりに、残念なデマが流れました。
コロナウイルスは熱に弱いからお湯を飲めば予防できるだとか、東京が〇月×日にロックダウンされると確かな筋から情報が入っただとか。こういうデマが危険であることは、私が子どもの頃、少なくもと昭和60年台には既に言われていました。地震関連の本で見ました。地震と感染症、内容は違えど、デマが危険ということには変わりありません。

デマに騙されないようにするには、その情報が信じられるか一人一人が吟味できるようになることしかなさそうです。
デマが危険なのは、感染症や災害といった、いわゆる非常時に限ったことではありません。好意で拡散に協力したがために、誤報を拡散させてトラブルを作り出してしまうということはあり得ます。
例えば、飼い猫がいなくなってしまったから探してください、特徴と名前を書いたこれを拡散してくださいという文章があったら、猫がいなくなって淋しいという気持ちを察して拡散に協力してあげたくなるかもしれません。その人を知っている場合は、拡散するのもよいでしょう。しかし、飼い主ではないかもしれません。猫をさらって身代金でも要求できたらと考える人かもしれませんし、猫の所有権を巡って争っている相手かもしれません。また、猫を飼っていないけれど、イタズラ心でデマをつくる愉快犯かもしれません。

厄介なのは、好意でやっているということです。感染防止には何が有効とか、自分が情報を持ったならば、ひとり占めしたくない、伝えたいと思うのは自然なことです。
個人の主張とか、不幸の手紙とか、営利目的の宣伝ならば、チェーンメールみたいなものかと、転送をためらう人も多いでしょう。しかし、公共の福祉につながるものとか、困っている誰かのためにという気持ちに働きかけるものは、真偽を確かめることすらする前に、できることをしよう、善は急げという気持ちになってしまうかもしれない。
みんなが見られるオープンな場所で言われていることを流すよりも、閉鎖されたグループや個人間で聞いた話を、他の人に話すというケースの方が、より危険ですね。オープンな記事が情報源であるなら、聞いた方もそれを確かめることができ、自分で考えることもできる。しかし又聞きの話では確かめようがない。それに、話す方も、みんなが見ることができる場所にはない情報だからこそ、自分だけのものにせずにみんなに伝えなくてはと思ってしまう。

私も、去年の春、ライングループで報道規制されているが確かな筋から東京が〇月×日にロックダウンされるという情報が入った。備えができるように伝えてなどと言われた。
別々のグループで2人から言われたが、ひとりはちゃんと、真偽は分からない話として書いていた。冗談を言い合えるグループだし、グループの目的とは離れた雑談で盛り上がることも多いグループだったので、あくまで雑談の一部として聞くことができた。しかし、もう1人は違った。面識の薄い人も多くいるグループで、大真面目にお知らせしてきたのである。

好意、役に立てたならという気持ちが、デマを拡散したことになってしまう。悲しいことですね。
又聞きはもちろん、一次ソースを確認したとしても、誰にでも間違いはあるから、聞いた話は間違っているかもしれない。だから、真と判断するに値する根拠がないと、全て自分の非になってしまう。
雑談の延長でなく伝達する時には、「○○によると」と言えるようにしておくか、信憑性は吟味していない旨を添えて予防線を張っておくかした方がよいのかもしれない。

しかし、これでは何も言えなくなってしまい、厳格になりすぎるのも問題であろう。
学術論文のように、全部参考文献に相当するものを挙げなければ、演説もできない、ブログも書けないのは息苦しい。ましてやグループラインまで適用されてしまってはとても息苦しい。

だから、それを聞いた人、読んだ人が、鵜呑みにしないということも大事なのではないだろうか。
その人を知っていて、確かにこの人ならなかなか出ない情報に触れられそうだと思うなら信じればいい。人に伝えるには更に高い信頼が求められる。

情報を伝える側、受けた側、ひとりひとりが慎重にならなければならないだろう。
不幸の手紙を受け取っても、そんなばかなことが本当なわけはない、止めて大丈夫と思うだろう。儲け話を聞いても、本当か考えるだろう。胡散臭いと判断すれば無視するはず。

危険がそこに来ているとか、誰かの役に立てたならという状況が判断を急がせている。
ロックダウンに備えて、保存食やトイレットペーパー、ティッシュペーパーなどが店頭から消え、セールしなくても売れるからそれらが安く買えなくなる…。とか、こんなことにならないように、普段から、真偽の吟味をひとりひとりがもっともっと慎重に行う空気が定着しなければならない。



この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10527975
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。