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2021年01月09日

口パク歌番組の何が悪い





2021年、年明けました。
いや、年が明けて1週間以上が経過してしまい、この挨拶はないかもしれませんが、挨拶はともかく言いたいことを言っていきます。

年末は、歌番組が増えます。その中で近年、口パクへの風当たりが強い。
口パクとは、音楽ライブなどで、ボーカル入りの音源を流して、生で歌っているボーカルの声はマイクで拾わないか、ボーカルが声を出さないことを言います。
プロの歌い手であれば、うまく行った時の録音に頼らずに生歌で勝負すべき。金を払っている観客を前に、ボーカルが声を出さないなんてありえない。一見ごもっとものように聞こえます。

ただ、私は、最高の音で楽曲を聴きたい。
生の歌声と、プロがミキシングやマスタリングを行い、各楽器とボーカルが互いに立つように調整された歌声。どちらが完成された音として聞こえるか。
もちろん、一概には言えないです。編集技術者の技量や設備、そして歌い手の実力にもよります。テレビ番組で、超一流の歌い手は、会場の形状や壁の音吸収といったホールの特徴、当日の温度湿度を加味した上で歌うらしい。曲を完璧に自分のものにしているのは前提で、リハーサルでは会場の個性と気候を含めた調整をする旨言っていた方がいました。本当にそんなことが人間にできるのか、できているのか、私には判別しようもありませんけれども。
しかしながら、一流の人がミキシングをした音に勝てる人、いたとしてごくごく少数なのが現実ではないでしょうか。

楽曲とは、ボーカリストだけのものではありません。作曲者、作詞者、メーカーは、抜群の調和の最高の音で届けたいに決まっています。いや、決まっていますと言うと言いすぎでしょうね、ボーカルに惚れている(もちろん声にという意味です)製作者もいるでしょうから。
それに、ステージで歌う人が、必ずしも歌唱の専門家であるとは限りません。今や様々なタイプの方がいます。歌って踊れて、かつ時には容姿見栄えも重視されるいわゆるアイドルも、歌番組の中心です。

口パクはタブー。これが歌唱のプロフェッショナルを自称し誇る人たちの間だけであったならまだ理解できます。また、口からマイクを離しているのにボーカルが流れているような、当人たちが歌っていると思って観るにはあまりにも違和感があるのはいかがか、こういう主張ならまだ分かります。しかし、微妙なタイミングのずれとか、読唇術で歌詞勘違いをあぶりだしたりとか、口パクを探して批判したり、口パク疑惑を列挙したりは、歌番組の楽しみ方としてとても健全とは思えません。

もし、ステージで歌うからにはボーカル音声はライブでなければならないとするならば。トップの音楽番組は、熟練の歌手ばかりになってしまうでしょう。どちらかというとビジュアルやダンス中心のユニットも、ボーカル専門を置かなくては出られなくなってしまうかもしれない。それでは一体感がなくなってしまう。
みんなでマイク回して動いで踊るユニットのユニット内の一体感もそうだし、番組としての全出演者通しての一体感も。
タイプの違う出演者間で、それぞれの持ち味を生かす。あるいはユニット内でなるべく大勢、できれば全員でパートを振る。口パクを禁止してそれらの一体感を出すのが無理と断定はしませんが、ボーカルが入った音源を使用することは有効に機能しているように感じます。

口パクを悪とするのでしたら、ゲストバックダンサーとか、間奏の間の寸劇といった演出も禁止すべきです。
プロの歌手なら、自らの歌唱力でその場勝負。ということであれば、普段付けていないパフォーマンスを、ゲストのダンサーとか役者にさせてはいけないという理屈に行かなければいけない気がします。音源と自分の歌唱力だけで場をつくってくれと。
自分の唄だけで挑む方もいます。抜群の歌唱力を持ちながら、衣装やバックダンスなどで視覚的な要素も加えようという方もいます。歌以外の部分で魅せたいと、歌は音源に入れてしまって歌唱以外のところに注力する、アリではないでしょうか。
歌番組、歌い手も主役ですが、楽曲も主役です。
楽曲をよりよく聴かせるために、あらゆる手段を使う。それこそが歌番組。

最後に2つ。
最高のボーカルを聴きたいという方。ボーカリストによるライブ会場に行ってみた方がいいと思います。テレビなどで他のスピーカーを通すよりもずっと臨場感もあるし、会場の個性や聴く場所の温度湿度にまで気を配った声を感じることができるかもしれません。
今は感染症の影響もあり、自宅で見るしかないかもしれませんが、口パク云々は今言われ始めたことではないですから、感染症が落ち着いたら、是非。

そして、収録ではなく本人の生歌声で聞きたいというファンの皆様。口パクは悪だと叫ぶよりも、いちファンの要望として事務所にリクエストした方がいいと思います。



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