2016年06月16日
ご存じでしたか?『すべての疲労は脳が原因』
こんにちは(^^)
最近、読書から遠ざかっていましたが、元気が出てきたのでまた読み始めています。
おもしろい本を見つけたのでご紹介します。
『すべての疲労は脳が原因』
著者:梶本修身
出版:集英社新書
・疲労とは、「痛み」「発熱」と並ぶ人間の生体アラームのひとつ。
つまり、これ以上作業を続けると体に害が及びますよ!という脳からの警報が疲労感となる。
・運動時の疲労も脳にあり。
⇒実験の結果、運動時(自転車こぎやジョギング程度の有酸素運動)に疲労が生じているのは筋肉ではなく脳だった。
・疲労しているのに、疲労感が感じられない場合がある。
⇒「疲労」が起こるのはおもに脳内にある自律神経の中枢。
だが、疲労したという情報を収集して「疲労感」として自覚させるのは、前頭葉にある眼窩前頭野であるため、部位が異なる。
⇒「意欲や達成感の中枢」と呼ばれる前頭葉だが、ヒトの前頭葉は非常に発達しており、眼窩前頭野で発達した疲労感を隠してしまうことがある。
⇒知らないうちに疲労が蓄積してしまう。
・疲労が蓄積されると、頭痛、目まい、耳鳴り、体温調整ができない、ふらつきやすい等、自律神経失調症の症状が出る。
・集中力を高めるのは危険な行為。
⇒同じ神経回路ばかりを使っていると疲労がたまる。
・「飽きる」「疲れる」「眠くなる」を見逃さない。
⇒疲労のサインを感じ取り、気分転換をしたり、別作業をしたりする。
・終業後のスポーツクラブ、休日の早朝ゴルフを控える。
⇒早く家に帰って休息を取る方が脳疲労は改善する。
・旅行に行くなら日数は多めに確保し、スケジュールを詰め込みすぎない。
⇒移動で疲れてしまうと、リフレッシュするどころか逆に疲労が溜まる。
・サングラスで紫外線による疲労を最小限にとどめる。
⇒日焼けを起こす紫外線をたくさん浴びると、疲労が蓄積する。
・睡眠の質を向上させ、生体リズムを整える
○:夕方以降は強い照明を浴びない、38〜40度のぬるま湯に半身浴
×:寝酒は悪影響。
・疲労回復成分「イミダペプチド」と「クエン酸」を摂取する。
「イミダペプチド」は、鶏胸肉、マグロやカツオの尾びれ付近の筋肉に多く含まれている。
「クエン酸」は、1日にレモンなら2個、黒酢なら大匙1、梅干しなら2個が目安。
※ただし、クエン酸単独では疲労の素の活性酸素の攻撃から脳細胞を守れないので、イミダペプチドと組み合わせて摂る。
まとめきれないほど情報が豊富で、ためになる1冊でした。
わたしのように疲れをごまかして過ごしていると、大変な事になります。
疲労のサインを感じたら、早めに休息を取りましょう。
その方が、休息せずに作業をするよりも、効率的に作業が捗ります。
倒れてから気付いても後の祭りです。
栄養ドリンクやサプリで元気になったように見せかけても、それは本当に疲れがとれた訳ではありません。
むしろ、疲労を隠す事でどんどん脳疲労は悪化しています。
休息って、本当に大切ですよね。
皆さんも疲労が蓄積する前に、対処なさってみてくださいね。
また、こちらの著者は疲労に関するスペシャリストで、『東京疲労・睡眠クリニック』の院長先生でもいらっしゃいます。
疲れが取れずに困っている方は、一度診て頂くと良いかもしれないですね。
『東京疲労・睡眠クリニック』
最近、読書から遠ざかっていましたが、元気が出てきたのでまた読み始めています。
おもしろい本を見つけたのでご紹介します。
『すべての疲労は脳が原因』
著者:梶本修身
出版:集英社新書
疲労の原因は脳にあり
・疲労とは、「痛み」「発熱」と並ぶ人間の生体アラームのひとつ。
つまり、これ以上作業を続けると体に害が及びますよ!という脳からの警報が疲労感となる。
・運動時の疲労も脳にあり。
⇒実験の結果、運動時(自転車こぎやジョギング程度の有酸素運動)に疲労が生じているのは筋肉ではなく脳だった。
・疲労しているのに、疲労感が感じられない場合がある。
⇒「疲労」が起こるのはおもに脳内にある自律神経の中枢。
だが、疲労したという情報を収集して「疲労感」として自覚させるのは、前頭葉にある眼窩前頭野であるため、部位が異なる。
⇒「意欲や達成感の中枢」と呼ばれる前頭葉だが、ヒトの前頭葉は非常に発達しており、眼窩前頭野で発達した疲労感を隠してしまうことがある。
⇒知らないうちに疲労が蓄積してしまう。
・疲労が蓄積されると、頭痛、目まい、耳鳴り、体温調整ができない、ふらつきやすい等、自律神経失調症の症状が出る。
・集中力を高めるのは危険な行為。
⇒同じ神経回路ばかりを使っていると疲労がたまる。
疲れないために
・「飽きる」「疲れる」「眠くなる」を見逃さない。
⇒疲労のサインを感じ取り、気分転換をしたり、別作業をしたりする。
・終業後のスポーツクラブ、休日の早朝ゴルフを控える。
⇒早く家に帰って休息を取る方が脳疲労は改善する。
・旅行に行くなら日数は多めに確保し、スケジュールを詰め込みすぎない。
⇒移動で疲れてしまうと、リフレッシュするどころか逆に疲労が溜まる。
・サングラスで紫外線による疲労を最小限にとどめる。
⇒日焼けを起こす紫外線をたくさん浴びると、疲労が蓄積する。
・睡眠の質を向上させ、生体リズムを整える
○:夕方以降は強い照明を浴びない、38〜40度のぬるま湯に半身浴
×:寝酒は悪影響。
・疲労回復成分「イミダペプチド」と「クエン酸」を摂取する。
「イミダペプチド」は、鶏胸肉、マグロやカツオの尾びれ付近の筋肉に多く含まれている。
「クエン酸」は、1日にレモンなら2個、黒酢なら大匙1、梅干しなら2個が目安。
※ただし、クエン酸単独では疲労の素の活性酸素の攻撃から脳細胞を守れないので、イミダペプチドと組み合わせて摂る。
まとめきれないほど情報が豊富で、ためになる1冊でした。
わたしのように疲れをごまかして過ごしていると、大変な事になります。
疲労のサインを感じたら、早めに休息を取りましょう。
その方が、休息せずに作業をするよりも、効率的に作業が捗ります。
倒れてから気付いても後の祭りです。
栄養ドリンクやサプリで元気になったように見せかけても、それは本当に疲れがとれた訳ではありません。
むしろ、疲労を隠す事でどんどん脳疲労は悪化しています。
休息って、本当に大切ですよね。
皆さんも疲労が蓄積する前に、対処なさってみてくださいね。
また、こちらの著者は疲労に関するスペシャリストで、『東京疲労・睡眠クリニック』の院長先生でもいらっしゃいます。
疲れが取れずに困っている方は、一度診て頂くと良いかもしれないですね。
『東京疲労・睡眠クリニック』
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5164793
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック