日本の1月完全失業率低下
本日発表された日本の1月完全失業率(季節調整値)は
4.9%となり、前月よりも0.3%改善低下しました。
雇用情勢については最悪期を脱したことを期待したいの
ですが、日本の完全失業率は
「15歳以上で働く意欲のある人うち職についていない人」
の割合です。つまり仕事をしていなくても、就職活動を
していない人は含まれていません。職探しをしても、
仕事が見つからず諦めてしまったひとや、もともとニート
のひとは失業率の対象外ということになります。
また、まわりを見渡すと、企業の派遣切りなどは引き続き
続いているように感じます。求人情報誌も薄いまま。
実質的な雇用環境の改善には
まだまだ程遠い気がいたします。
ですが、数字だけでも良くなったのはマインド的には
少なくともナイマスにはならない。
「冬来たりなば、春遠からじ」と言います。
凍え死んでしまう前に春になってほしいです。^^;
さて為替相場ですがドル円は底堅い値動きとなっています。
あと今日はオーストラリアが政策金利を大方の予想通りに
0.25%利上げしましたが、為替レートへの影響は
限定的なものになっています。
ユーロ、ポンドは相変わらずの弱含み。戻りを売られる
展開が続きそうです。