FX 今週の為替相場展望
先週は米国の突然の公定歩合引き上げで週末は
ドルが大きく買われる展開となりました。
米国金融政策の出口がおぼろげながらも見えて
来たことで、これまでのような一方的な円高ドル安
トレンドには一定の歯止めがかかるかとは
思いますが、ドル円の上値は2009年夏からの
下降トレンドラインを意識して限定的になるかと
思います。米ドル円予想レンジ 90−93円
一方、ユーロはギリシャを初めとしたPIGS財政問題
を抱えたままですので、今週も売り込まれる可能性
が高そうですね。最近は忘れかけられていますが
ドバイ問題も解決したわけではありませんので。
あとは、ポンドですが、これといって売られる材料も
買われる材料もありません。(知らないだけですが)
ポンド円に関して言えば139円台では非常に強力な
サポートがありそうですので、大崩はないと見てます。
豪ドル円は上昇トレンド真っ最中といった状況ですが、
中国の旧正月明けの株式市場に注意が必要です。
中国経済に景気停滞感が漂うようですと、ふたたび
下落する可能性があります。83円以上で買っていく
のはちょっと怖い気がしますけど。。。
主な経済指標
23日 2月米消費者信頼感指数
24日 1月米新築住宅販売件数
25日 1月米耐久財受注
26日 第4四半期米GDP
2月米シカゴ購買部協会景気指数
1月米中古住宅販売件数
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