キャバ嬢の生態

新人のキャバクラ嬢が最初に教わること

1. 出勤時のあいさつは夜だけど「おはようございます」
2. お客様の隣に座るときのあいさつ
3. お酒の作り方
4. タバコの火のつけ方
5. 灰皿交換
6. おしぼりのたたみ方
7. 綺麗なテーブルをキープ
8. 連絡先の交換
9. お見送り

入店が決まり、憧れのキャバ嬢になった初日に教わりました。

夜に出勤なのに「おはようございます」！？って思いますよね。
私は思いました。
これ、日本全国のキャバ嬢、水商売共通です。
それにも2度ビックリ。夜なのに「おはようございます」
最初は違和感だけど、それが普通になるので人間の適応力ってすごいです。


2.お客様の隣に座るときのあいさつ
これは店と個人によって違ってきますが
基本はポーイに「〇〇さんです」と紹介された後、
「〇〇です。失礼します」と名前を名乗り、あいさつをしてから、お客様の隣に座ります。
お店によっては、お客様より目線が高くならないよう、しゃがむ場合もあります。（胸元を強調、上目遣いができるから）

3.お酒の作り方
ハウスボトルは焼酎がメインなので焼酎の基本の作り方を。
　グラス8〜9分目までアイス（氷）をいれます。アイスを入れすぎると飲んだ時にアイスが歯に当たったり、　　鼻にアイスがついたりで飲みにくいのです。焼酎はグラスの2〜3割。焼酎3：水7の割り方が焼酎を一番おいしく楽しめる比率です。
時間が経つと、グラスに水滴がつきますよね。水滴でお客様のお洋服を濡らさないように、キャバ嬢はよくグラスをハンカチで拭いています。


4.タバコの火のつけ方
キャバ嬢といえばタバコの火つけ！
色々なテクニックがありますが、今回は基本を。
ライターはお客様の口元でつけてはいけません。コンビニライターでは、火の調節がうまくいかずお客様が火傷する可能性があるから。
自分の胸元で着火して火の大きさを確認。
そこから火が消えないよう、手のひらを添えてお客様の口元にもっていきます。
火の大きさは2センチを目安に。（一円玉くらい）


5.灰皿交換
多くても2本交換です。1本交換のお店もありますが、基本は2本吸い終わったら交換。
お客様が使った灰皿を嬢が使うことも。


6.おしぼりのたたみ方
小さく三角or四角に折りたたみます。
三角が多いかな。
これはボーイさんに「このおしぼり持っていっていいよー」というサインだったりします。


7.綺麗なテーブルをキープ
タバコの灰が落ちていたり、水滴だらけだったり、食べ物が散乱しないようにテーブルを綺麗に保ちましょう。


8.連絡先の交換
名刺をわたしたり、直接ケータイで連絡先交換します。
名刺のいい点は、好きなデザインを選べる・顔写真入りで覚えてもらえる・個性を出せる、インパクトを狙う、など嬢の個性によって様々なアプローチができます。
個性・インパクト狙いのおもしろ名刺だと、会話も弾み一気にお客様との距離が縮むことも。
しかし、名刺に連絡先は印刷しないでください。
　
渡した名刺が捨てられていたり、落書きされて電柱に貼られることがあります。
アピールできて話題性はありますが、直接ケータイでの連絡先交換が主流かなーっと思います。

9.お見送り
お帰りのお客様をお見送りします。
基本はお店の出入り口までですが、お店の構造によってはエレベーターまでだったり、ビルの前までなんてこともあります。

以上がキャバ嬢の基本の”お仕事”です。
この基本はどの地域にいっても、どの店に行っても共通です。
簡単そうだけど、お酒飲みながらだと意外とできない。
（今でも忘れることがあります。しかし何事も基本が大事。）

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