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2018年07月15日

飲まないのにお金を使う!その正体は・・・建設会社社長Nさんのお話

お酒は一滴も飲みません

10人以上の団体フリーでご来店。
隣に座り、気に入ってくれたようで場内指名。
ごくごく普通の出会いです。

北朝鮮の某有名人にそっくりであることを自負しており
「俺ほら、ジョンウン似だから」
が持ちネタのNさん。

そういわれるとキムにしか見えなくなりました。

そんなNさん
建設会社の社長をしており、独身。お酒とタバコを一切やりません。

マシンガントークでほっぺが赤いので、てっきり飲んでると思いきやド素面です。
「タバコはやめた。お酒は飲んでも酔わないから、飲まなくてもいいやと思って。」
とのこと。
とてもエコな生活をされています。
飲まないけど豪快

いつも忙しそうなNさん。
連絡も少なく、お店にも1〜3カ月に1度と来店頻度は決して多くありません。
しかし「出勤してる?」と電話があると、従業員を引き連れて必ず来てくれます。

「好きなもの食べて、飲んで」
いつの間に頼んだのか
ピザ・パスタ・チョコ盛・唐揚げ・・・
テーブルが埋まりました。

「俺たち食事してきたから、女の子たちで食べて」
女の子3人でこの量を食べろと言います。
軽くフードファイトです。

お酒が進み、私がほろ酔い気分になってくるとNさんが毎回必ず言うこと。
「いつお店変えるの?」
「うちの社員寮、空いてる部屋があるからそこに住まない?」
「事務員募集してるよ!働かない?お給料フンパツするよ!」
この3つの無限ループが3,4時間続きます。

押しが強いわけでもなく、笑いながら話してるけど、どこまで本気なのか・・・
掴みどころのないNさんです。


Nさんとクリスマス

当時働いていたお店はキャバクラっぽくないキャバクラでした。
ナンバーも貼りだされないし、売上にも口出しされず普段はノルマなし。いろいろとすごく緩い。
のびのびと自由に仕事ができる店でしたが、年に1回だけノルマが課されるイベントがありました。
それがクリスマス。
一人1〜7枚チケットが渡されます。
1枚15000円のクリスマスイベントのパー券です。
それを担当からさらっと手渡されます。
このパー券、お客様に売れないと実費で買い取りとなります。更に売上関係なく、その年その年で枚数は違う。最初5枚というところを、3枚まで値切りました。
しかし一枚15000円は痛い出費。何が何でも買ってもらわなければ。
この年の私のノルマは3枚。
売れないと45000円の買い取りとなります。
どうしよう。誰にお願いしようか。。。

一番に思い浮かんだのがNさん。
さっそく電話してみます。
「Nさん急にお電話すいません。お願いがあるのですが。。。」
「うん。いいよ〜」
「まだ何も言ってないです。」
「あーごめんごめん。どうしたの?」
「クリスマスのパー券があるんですが、買っていただけないですか?」
「いくら?」
「1枚15000円です。」
「ノルマ何枚あるの?」
「3枚です。」
「じゃ、全部ちょうだい。」

ノルマ達成。
電話越しのNさんが輝いて見えました。

「チケット受け渡しどうする?その時に良ければ食事でもどう?」
このチケットお客様に手渡す必要はなく、イベント期間中に来店してくれれば自動的にチケット適用となるシステム。
そのためプライベートで会う必要はなかったのですが、お酒飲まないのにいつも売上貢献!とお金を使ってくれてるNさん。日ごろのお礼とチケットのお礼を兼ねて、食事のお誘いを受けることにしました。

チケット受け渡し&食事当日。
Nさんの運転する車に乗り少し遠出して、すき焼きランチを食べにいきます。
もともとおしゃべり好きなNさん。
車内でも会話は途切れることなく、というよりいつにも増してマシンガントークです。

すると急にどこかの駐車場に停車。
着いたのかな〜と思いましたが、全くすき焼きの気配がない。
すき焼きどころか飲食店でもなさそう。

「降りるよ〜」
「ついたんですか?」
「ついておいで〜」

Nさんが何も言わないので大人しくついていくことにしました。

Nさんに連れてこられた場所。
ルイ・〇ィトンに来ていました。

「クリスマスプレゼントだよ。好きなものどうぞ」
「そんな、お世話になってるのはこっちなのにいただけません。」
「いいんだよ。そんなこと。これなんかどう?荷物たくさん入りそう。あ、でもこっちのほうが似合うかも。」
完全にNさんのペースです。結局Nさんが選んでくれたバックをクリスマスプレゼントしていただきました。

「プレゼントできてよかった!」
Nさんニコニコ。車内でのマシンガントーク復活の中、すき焼きへ向かいます。

すき焼きも当然のように高級店。
霜降りよりは赤身が好みでした。
お肉食べてる〜!って感じなので・・・
庶民なのです。

「僕・・・もう胸いっぱいお腹いっぱい」
と体型からは想像できない発言が飛び出しました。それじゃあ・・・とNさんの分のご飯もペロリ。米うまい。
食事も終わり、最寄り駅まで送ってくれてそのまま解散。紳士なNさん。
大満足のすき焼きでした。


クリスマスイベント当日のNさん

Nさん従業員と3人でご来店。
テーブルにはいつも通り食べきれないほどのフードが並びます。

「今日は飲んじゃうか!」
おぉ〜!珍しい。Nさんが飲むそうです。
「ボーイさーん。ドンペリ」

What!?

「クリスマスといえばシャンパンだよね〜」
そんなイメージはありますが、いきなりシャンパン。
肝臓の用意ができていません。

しかしありがたい。
有難いんですが・・・
言うほど飲まないNさん。2,3口をつけてストップ。飲まないんかい!
「やっぱりまずいわ〜」
と仰います。
ドンペリお高いんですが、炭酸強めで味は渋い。苦手な人多いんです。
皆さん酔いは進んでも、ドンペリが進みません。

みんな飲まないなら私が飲もう!
酔いもあって変なスイッチON。
「私、飲みます!」
1人一気開始。栓開いたなら飲まなくていいじゃん。分かっているのに・・・
ほぼ一人でドンペリ飲み切りました。もちろん泥酔。
Nさんとベロベロ(私だけ)なクリスマスを過ごしました。

Nさんの正体

別の店で働くキャバ友とお食事飲みしていた時の事。
友達の携帯に電話がかかってきました。どうやらよく飲みに行くお店のママさんの話。私もママにはお世話になっており、良くしてもらってました。
「〇〇ママの旦那さんか〜。Nさんだよね」
Nという苗字、実はなかなか珍しい。
友達の会話が気になります。電話が終わり聞いてみました。
「〇〇ママって本名Nっていうの?」
「そうだよ〜。今更?どうしたの?」
「今更ってか初めて聞いた。Nさんてお客さんがいるんだけど、苗字珍しいよね」
「N??それどんな人?」

いろいろすり合わせた結果。
Nさんよく行くお店のママの旦那さんだったことが発覚。
決め手は携帯番号。

友達がNさんの番号を知ってました。私の携帯のNさんの番号と一致。

私の働くキャバととママの店近いです。
だからお店行きにくいって言ってたんだ。
連絡あんまり来ないのも、家庭があるから。
寮や、事務員ススメてたのは奥さんにバレることなく囲いたかったんじゃない?と友達。
変な3ループだとは思ってたけど、急に納得。

Nさん独身じゃないじゃん。
しかも嫁は、ここら辺の夜の世界では有名なママ。
そりゃあ、水商売の女心の扱いうまいわ。

ママから旦那さんとラブラブな話聞いてました。
今も手を繋いで寝ていると。そしてママはやきもち焼きです。

Nさんにメールしました。
「Nさん〇〇ママの旦那さんなんですね。ビックリ。私もママにお世話になってます。なのでNさんと連絡とるのこれっきりにしようと思います。今までありがとうございました。」
しばらくたってNさんから返信
「分かりました。いろいろありがとう。」

夜の世界、狭いんです。
すごく繋がります。
水商売続けるなら、日ごろからのクリーンな行いが大切です。





手頃な価格で上品キャバ嬢コーデ
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トマミ
18歳から十数年キャバクラで働き、今は昼職とヘルプ(バイト感覚)としてスナックで働いてます。気づけば水商売歴十数年。 立派なBBAになりました。そんなトマミがキャバクラ・水商売の表と裏、働く女子たちの生態を語っていきたいと思います。
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