2018年07月08日
彼女が欲しすぎて暴走気味。Tさんのお話。
現在勤めているスナックでのできごと。
大手企業に勤める40代サラリーマンのTさん。(バツイチ)
Tさんとは、初めて会ったその日に連絡先交換。
連絡先を交換した翌日、Tさんから連絡がありました。
「昨日はありがとう。ところで今日デートしよう。場所は〇〇ね。連絡待ってます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
え!?
昨日は10人以上の団体でいらしてたのでTさんとはあまり話していません。
「あれ?新人さん?とりあえず連絡先おしえてー」
早っっ!と思いましたが、ニコニコしてて感じがいい印象を受けました。
お店の常連さんだし、ママとの付き合いも長いからいっかーと連絡先を交換。
やりとりはそれだけ。
なのになぜデート!?
今日は前々からの予定があるし、ここは丁寧にお断りしよう。
「Tさん昨日はありがとうございました。ごちそうさまでした。今日は予定があってデートは難しいです。すいません。」
するとすぐにTさんから返信が。
「は?ふざけるな。」
なんでダメなの?嘘つき。調子にのるななど、つらつらと長文が続きます。
嘘つきって・・・昨日そんな話しなかったじゃん。
即ママに連絡。Tさんとのやり取りを相談。
「あぁ。あの人そういう人。スルーでいいよ」
かしこまりましたーー!
それからしばらくTさんを見かけることはありませんでした。
1年半後、久しぶりにTさんが来店。
「久しぶりー!」
気持ちよく酔ってるのか、すごく機嫌がよさそうです。
隣につくと
「あれ?見たことある!」と一言。
そりゃ覚えてないですよね。
「私Tさんの連絡先知ってるんですよ〜」
「あ。もしかして団体で来たときの!?まだいたんだ!」
「そうあの時のです〜。覚えてたんですね。」
話が繋がりました。
「Tさんあの時のメールなに!?」
聞いてみました。
「そんなこともあったなー。懐かしい」
「てかさ、初対面で急にあのメール!?ひどいよね。」
Tさんの長ーい言い訳が始まりました。
もう、何を言ってるのか分からなくなってきたので
「結論は?」
「俺は女の子にモテて彼女が欲しい。あの時は必至で。本当に悪かったごめんね。」
そう。Tさんは彼女が欲しすぎるあまり、少しでもタイプの女の子を見つけると誰彼構わず、女の子をデートに誘いまくる「恋心大暴走」さんだったのです。
同じ店に何人もお気に入りの女子がいて、その全員を口説きまくり。
お気に入りの女の子もコロコロ変わります。
(ママがスルーでいいよといった理由が判明)
そんなTさんに口説き落とされる女の子はもちろんゼロ。
そりゃそうですよね。。。
彼女になってくれるなら誰でもいいんだから。
男性人気は高いTさん。人づきあいが得意で面倒見がよく、明るく楽しい飲み方のため、職場では人気者の様子。なんとももったいない。
「Tさんさ。飲みに行って女の子全員口説くんじゃなくて、本当に好きな子を探そうよ。その好きになった子を大切にしようよ。数うちゃ当たるかもだけど、そんなに誰彼構わず口説いてたら口説かれてる方も「この人誰でもいいんだ」って思うよ。もっと相手されないよ!」
本音をぶつけてみました。
けして悪い人じゃないTさん。恋愛と女心が分からず暴走しているだけなのです。
「分かった。色々考えてみる」
と言い残しご帰宅。
またまたしばらくTさんを見かけなくなりました。
数か月後。
Tさんご来店。少し言い過ぎたかなっと思っていたので、ほっとしました。
「Tさん久しぶり〜!」と席につくなり「今日はお前に言いたいことがあってきた。」
と真剣な表情。まさかこの前のクレームか!?来るなら来い!と身構えました。
「おれの好きな人、お前に決めたから。ママにもお前が好きだって宣言してきた。覚悟しとけ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんでそうなる!?Tさん意外とMだったのね。
「トマミ宣言」したTさん。
誰彼構わず口説くのは控えめになったそうですが、それでも相変わらず彼女は欲しいようで。いろんな女の子と同伴や連絡のやりとりしてました( 一一)
人間すぐには変わらないですよね〜。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先日久しぶりにTさんにお会いしました。
私が週に0〜2日の出勤なのでタイミングが合わず会えていなかったのですが、最近は週1で店に来ているようです。
Tさんの現状。
「1億円入るかも。おれ頑張る!」←1億円あったら何する?という妄想トーク。
「じゃ、1憶入ったら私に3千万ちょうだい」
「普通にあげないでしょ」
「じゃ100万円でいいよ」
「おれにメリットないじゃん。100万円でデートしてくれる?」←また始まった
「100万くれるならいいよー」
「じゃ100万でデートしようね」
1億円をどうするかという妄想トークだったはずが、だんだんと現実的な話に。
「100万で1回デートより、1回20万で5回デートした方がお得じゃない!?」
「金額下がるのに、デート回数は増えるの?そりゃTさんはお得だけど、私は損してるじゃん」
そこで現実的なお連れ様が一言。
「風俗で3万なのに、プラトニックなデートで20万は高すぎる。2万でいいだろう」
なんとリアルな料金。
Tさんここぞとばかりに乗っかります。
「じゃぁ3万で!」
100万→3万円へ。
すごく値切られました。
「えー。3万?100万はどこいったの?」
「それが正当な金額なんだよ。ぼったくるんじゃない!」
なぜか満足げなTさん。
妄想トークでしたよね?
なんだか嫌な予感・・・
二日後、昼間の仕事中にTさんから連絡が。
「今日仕事終わったらカニ食べに行かない?カニ食べたらそのまま帰っていいから。お近づきのしるしに。」
やっぱり。妄想話がいつのまにか現実のデートに繋がってました。
100万円も3万円もどこかに飛んで行ったようで、「デート」だけが彼の頭の中に残ってしまったようです。
そしてカニがどこからやってきたのか、なんのお近づきなのかは不明。
更に「そのまま帰っていいから」という斜め上からの発言に、若干イラっとしました。
もちろん丁重にお断りしました。
あの初対面メールから3年以上経った今も、Tさんは彼女を探し続けています。
いつか素敵な彼女と出会えるよう、生温かく見守っていきたいと思います。
頑張れ!Tさん!
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Tさんとは、初めて会ったその日に連絡先交換。
連絡先を交換した翌日、Tさんから連絡がありました。
「昨日はありがとう。ところで今日デートしよう。場所は〇〇ね。連絡待ってます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
え!?
昨日は10人以上の団体でいらしてたのでTさんとはあまり話していません。
「あれ?新人さん?とりあえず連絡先おしえてー」
早っっ!と思いましたが、ニコニコしてて感じがいい印象を受けました。
お店の常連さんだし、ママとの付き合いも長いからいっかーと連絡先を交換。
やりとりはそれだけ。
なのになぜデート!?
今日は前々からの予定があるし、ここは丁寧にお断りしよう。
「Tさん昨日はありがとうございました。ごちそうさまでした。今日は予定があってデートは難しいです。すいません。」
するとすぐにTさんから返信が。
「は?ふざけるな。」
なんでダメなの?嘘つき。調子にのるななど、つらつらと長文が続きます。
嘘つきって・・・昨日そんな話しなかったじゃん。
即ママに連絡。Tさんとのやり取りを相談。
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それからしばらくTさんを見かけることはありませんでした。
1年半後、久しぶりにTさんが来店。
「久しぶりー!」
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そりゃ覚えてないですよね。
「私Tさんの連絡先知ってるんですよ〜」
「あ。もしかして団体で来たときの!?まだいたんだ!」
「そうあの時のです〜。覚えてたんですね。」
話が繋がりました。
「Tさんあの時のメールなに!?」
聞いてみました。
「そんなこともあったなー。懐かしい」
「てかさ、初対面で急にあのメール!?ひどいよね。」
Tさんの長ーい言い訳が始まりました。
もう、何を言ってるのか分からなくなってきたので
「結論は?」
「俺は女の子にモテて彼女が欲しい。あの時は必至で。本当に悪かったごめんね。」
そう。Tさんは彼女が欲しすぎるあまり、少しでもタイプの女の子を見つけると誰彼構わず、女の子をデートに誘いまくる「恋心大暴走」さんだったのです。
同じ店に何人もお気に入りの女子がいて、その全員を口説きまくり。
お気に入りの女の子もコロコロ変わります。
(ママがスルーでいいよといった理由が判明)
そんなTさんに口説き落とされる女の子はもちろんゼロ。
そりゃそうですよね。。。
彼女になってくれるなら誰でもいいんだから。
男性人気は高いTさん。人づきあいが得意で面倒見がよく、明るく楽しい飲み方のため、職場では人気者の様子。なんとももったいない。
「Tさんさ。飲みに行って女の子全員口説くんじゃなくて、本当に好きな子を探そうよ。その好きになった子を大切にしようよ。数うちゃ当たるかもだけど、そんなに誰彼構わず口説いてたら口説かれてる方も「この人誰でもいいんだ」って思うよ。もっと相手されないよ!」
本音をぶつけてみました。
けして悪い人じゃないTさん。恋愛と女心が分からず暴走しているだけなのです。
「分かった。色々考えてみる」
と言い残しご帰宅。
またまたしばらくTさんを見かけなくなりました。
数か月後。
Tさんご来店。少し言い過ぎたかなっと思っていたので、ほっとしました。
「Tさん久しぶり〜!」と席につくなり「今日はお前に言いたいことがあってきた。」
と真剣な表情。まさかこの前のクレームか!?来るなら来い!と身構えました。
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なんでそうなる!?Tさん意外とMだったのね。
「トマミ宣言」したTさん。
誰彼構わず口説くのは控えめになったそうですが、それでも相変わらず彼女は欲しいようで。いろんな女の子と同伴や連絡のやりとりしてました( 一一)
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先日久しぶりにTさんにお会いしました。
私が週に0〜2日の出勤なのでタイミングが合わず会えていなかったのですが、最近は週1で店に来ているようです。
Tさんの現状。
「1億円入るかも。おれ頑張る!」←1億円あったら何する?という妄想トーク。
「じゃ、1憶入ったら私に3千万ちょうだい」
「普通にあげないでしょ」
「じゃ100万円でいいよ」
「おれにメリットないじゃん。100万円でデートしてくれる?」←また始まった
「100万くれるならいいよー」
「じゃ100万でデートしようね」
1億円をどうするかという妄想トークだったはずが、だんだんと現実的な話に。
「100万で1回デートより、1回20万で5回デートした方がお得じゃない!?」
「金額下がるのに、デート回数は増えるの?そりゃTさんはお得だけど、私は損してるじゃん」
そこで現実的なお連れ様が一言。
「風俗で3万なのに、プラトニックなデートで20万は高すぎる。2万でいいだろう」
なんとリアルな料金。
Tさんここぞとばかりに乗っかります。
「じゃぁ3万で!」
100万→3万円へ。
すごく値切られました。
「えー。3万?100万はどこいったの?」
「それが正当な金額なんだよ。ぼったくるんじゃない!」
なぜか満足げなTさん。
妄想トークでしたよね?
なんだか嫌な予感・・・
二日後、昼間の仕事中にTさんから連絡が。
「今日仕事終わったらカニ食べに行かない?カニ食べたらそのまま帰っていいから。お近づきのしるしに。」
やっぱり。妄想話がいつのまにか現実のデートに繋がってました。
100万円も3万円もどこかに飛んで行ったようで、「デート」だけが彼の頭の中に残ってしまったようです。
そしてカニがどこからやってきたのか、なんのお近づきなのかは不明。
更に「そのまま帰っていいから」という斜め上からの発言に、若干イラっとしました。
もちろん丁重にお断りしました。
あの初対面メールから3年以上経った今も、Tさんは彼女を探し続けています。
いつか素敵な彼女と出会えるよう、生温かく見守っていきたいと思います。
頑張れ!Tさん!
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