2021年07月05日
過去のやばいクライアントエピソード4 借金まみれの地方局のプロデューサー【今だからできる暴露話】
引き続きやばいクライアントエピソード第4弾です。
例によってぼかしたり、脚色している部分もあるので昔話と思って聞いていただけると幸いです。
ここで吐き出すことで僕の心のモヤモヤの成仏にご協力くださいませ。
過去の記事はこちら
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エピソード3
https://fanblogs.jp/eikei/archive/33/0
エピソード2
https://fanblogs.jp/eikei/archive/29/0
エピソード1
https://fanblogs.jp/eikei/archive/29/0
地方局のバラエティやドラマを制作しているプロデューサーのA。
この人も確かフリーランスの一年目に出会った人です。
千葉にある小さな制作会社から急遽、1時間のドラマもののディレクターを頼まれました。
撮影はなんと、明日!(笑
監督が急遽、体調を崩し、代役を探しているとのことでした。
一応、某地方局で放送されるドラマということで、ガワは整っており、ピンチはチャンスとばかり、仕事を受けることに。
もしかするといい出会いがあるかも知れないという期待を胸に、現場へ向かいました。
現場へ向かう電車の中でシナリオを読み、内容を把握。
サスペンス系だったので伏線などを速攻で理解する必要があり、脳の回転はフルマックスでした。
現場に着くとそれなりのアイドルやそれなりの事務所の若手俳優がおり、それなりのスタジオでした。
それなりの事務所にこんなバタバタの事態を見せてしまって大丈夫なのか不安でしたが、それなりはそれなりで、ある程度許容しているみたいでした。
芸能界で売れるまでって結構、グレーな仕事も引き受けるんだなぁと感じました笑
プロデューサーAが枠を持っており、そこで放映する番組を僕の知り合いの制作会社に発注し、そこを経由して僕のところに話が来た、という座組みでした。
ディレクター業だと割とあるあるな座組みです。
プロデューサーAの挨拶があり、撮影が始まるとプロデューサーAは姿を消し後は現場スタッフのみで進めることになりました。
プロデューサーがいなくなるは業界あるあるなのであまり気にしませんでした笑
深夜までかかってようやく撮影が終わり、どうにか無事に撮り切ることができました。
編集が終わり、納品すると打ち上げの席で手渡しでギャラをもらいました。
聞いていた金額より少なかったのでその旨を伝えると、「ちょっと待って欲しい」と。
いやいや、元々安いギャラですし、差額も数万円なので今ないなんてことはあり得ないですし、もし本当に払えないとしたら本当に金欠がやばいんだろうなと。
案の定、それ以降、お金が振り込まれることもなく、その人は消息不明になりました。
それから数年経ち、この間、小さなニュースで、地方局のプロデューサーが出演者にノルマを貸していたことがわかり、番組が制作中止になったという記事を見かけました。
もしかしてと思い、知り合いの制作会社に確認したところ、やはりプロデューサーのAでした(笑
借金で首が回らなかったので役者から出演の代わりにお金を取るシステムでなんとか凌いでいたそうです。
そういうやり方に関して僕は否定的なので中止になってしかるべきだと思います。
芸能界ではそういった悪徳プロデューサーが蔓延っているので気をつけましょう。
特に地方から上京した人は事務所やプロデューサーの良し悪しを測る基準がどうしても少ないので、大手のオーディションを受けるなど、情報収集は必ず行いましょう。
賢くなることで、変な金銭トラブルを避けることができるようになります。
と、今日も疲れてきたのでお約束のりらくる!笑
お読みいただきありがとうございました。
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