ジャスティンはマイケルと新婚だった。 その新婚パーティがジャスティンの姉、クレアのとその夫、ジョンの豪邸で行われていた。 パーティは盛大でジャスティンの上司ジャックから昇進のスピーチも飛び出し、楽しいものになっていった。 しかし、ジャスティンの母ギャビーのスピーチが始った頃からジャスティンの表情は曇り始めた。 無断で会場を離れ、夜のゴルフコースへ飛び出し、夜空を見つめる彼女。 その後は、マイケルのスピーチも彼とのダンスを楽しむことも出来なかった。
ジャスティンは混乱し、疲れきった様子だった。 部屋に戻り休むのだが、またふらりと外へ出て行くのだった。 その時、後を追ってきた上司ジャックの甥ティムと交わってしまう。 ジャックはティムを解雇し、それに対して怒ったジャスティンも会社を辞めることを告げる。 意味不明な行動にマイケルも彼女のも友を去るのであった。 翌朝、姉クレアと乗馬をしている時ジャスティンはさそり座の赤い星、アンタレスがないことに気づく。

7週間後、アンタレスの変わりにそこに見えるのは、地球に異常接近している惑星メランコリアだった。 惑星は5日後に通過し、地球に衝突することはないとジョンはいうがクレアは怯えきっていた。 そしてその頃、一人では立つことができないほど憔悴しきったジャスティンがクレアの元を訪れた。
しかし、ジャスティンは接近しているメランコリアを眺めうっとりとし微笑むのだった･････