インモータルズ -神々の戦い-

Immortals

Introduction

古代ギリシャを舞台に人間の戦いと神々の戦いが入り混じったアクションファンタジー。
監督はターセム・シン。 インドの監督で代表作に『ザ・セル』や『落下の王国』があり独特の映像センスを持つ。 製作は『300』のマーク・カントン、ジャンニ・ヌナリ、クレイグ・J・フローレス、などが手掛けています。 出演はヘンリー・カヴィル、ミッキー・ローク、ジョン・ハート、ルーク・エヴァンズ、フリーダ・ピントー、スティーヴン・ドーフ、ジョセフ・モーガン、他。

ミッキー・ロークが、妻と子の病気を神が救ってくれなかったとして神を呪う王を演じてますが、はまり役です、違和感ありません。 最近ますます悪役が板についた感じがします。
主人公のテセウスにはイギリスの若手ヘンリー・カヴィル。 最新作はブルース・ウィリス、シガニー・ウィーバーと共演しいる『The Cold Light of Day』(2012)、邦題は『シャドー・チェイサー』日本公開は2012年10月27日です。 2013年全米公開予定の新スーパーマンとなる作品『Man of Steel』ではクラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されています。
ゼウス役のルーク・エヴァンズは『タイタンの戦い』で"アポロ"役、やはり神として出演しています。
フレイダ・ピントーはインドの美人女優。 最近だと『猿の惑星／ジェネシス』に出演しています。

内容はそれほど複雑ではありませんしので楽に観れると思います。 目を惹くのは綺麗な映像と多くの戦闘シーンですが、やはりその戦闘シーンでも特に印象深いのが、"神々"と"タイタン族"の戦闘シーンですね。 キャラの再生速度を変えて繰り広げられる戦闘シーンは一見の価値ありです。さらに殺陣が最高にカッコイイです、アートにさえ思えます。 テセウスとハイペリオンの死闘より、こっちにもっと時間をとってほしいと思ってしまった次第です。
最近の作品として同じく"タイタン族"を扱った作品で『タイタンの逆襲』がありますが、本作の"タイタン族"が不気味に感じました。 "神々"同様、人の形をしているのですが、わっさわっさ湧いてきて襲いかかります。
ゼウス、アテナ、ポセイドンなどギリシャ神話系がお好きな方にはもってこいですね。 そうでなくてもアクションバトルが好きな方にも、"タイタン族"との戦闘シーンはおすすめです。

value ： ★★★★★★★★☆☆ [ 8 / 10 ]

Storyline

人類や獣たちが誕生するはるか以前に天空で戦いがあった････
それまで不死を疑わなかった神々は互いを殺しあえることに気づいた。
そしてこの戦いで究極の武器が失われた　"エピロスの弓"　である。
戦いの勝者は自らを神と称し、敗者には"タイタン族"の名を冠してタルタロスの山の底に永遠に閉じ込めた。 長い歳月が流れ地上では人類が繁栄し天空の大決戦は忘れられた。
だが邪悪な者は再び姿を現した････

古代ギリシャ紀元前1228年、ハイペリオンと名乗る男が挙兵し伝説の弓"エピロスの弓"を求め、その手掛かりを知るオラクルと呼ばれる巫女を捜しだすため、ギリシャの神殿を荒らしていた。 そしてハイペリオンの進軍はコルポスの村の近くまで来ていた。
村の農夫であるテセウスは母との２人暮らしであった。 避難が叫ばれるある日、テセウスが用事を済ませ村に帰ると村が襲われ母が殺される直前だった。 テセウスは猛然と敵を切り倒し母の手前まできたが取り押さえられてしまった。 母はテセウスの眼前でハイペリオンに殺されてしまう。 テセウスもまた捕まり奴隷とされてしまうのだった。
塩掘りの奴隷労働から水飲み場へ戻ったテセウスは疲労しきっていた。 そこへ４人の巫女が捕まってきた。 それはオラクルらであった。 オラクルはテセウスの足に偶然触れた時、彼の未来が見えた。 彼女が視たのはテセウスが"エピロスの弓"を手にしている姿。 しかしその映像ではテセウスの隣にハイペリオンがいたのだった･････

Director

Cast