2015年06月23日
ウルトラQ 「燃えろ栄光」感想
ウルトラQ
制作18話 放送26話(1966/6/26)「燃えろ栄光」
(制作順はWikipediaを参考にしました。)
シリーズを通してのメインの出演者
万城目淳:星川航空にパイロットとして勤務。
SF小説を書いている。
戸川一平:パイロット助手
江戸川由利子:毎日新報のカメラマン
ストーリー(ネタバレ)
ノックアウト予告を的中させることで大人気のダイナマイト
ジョーはペットでマスコットのピーターにノックアウトラウ
ンドを教えてもらっていた。
ある日、ジムの会長はジョーに世界戦が決まったと告げ、
ジョーも張り切って練習していたが、突如ジョーは失踪
してしまう。
万城目、一平、由利子はシーサイドホテルのマリンファン
タムショーを観に来ていた。万城目はそこでピエロを演じ
ている男がダイナマイトジョーだと気付く。
ジョーに話を聞くと、ある日ピーターが今度ノックアウト
されるのはジョーの番だと話し、ファンに無様な負けっぷり
を見せたくないと失踪したとのことであった。
ピーターの話をただの自己暗示だと見抜いた万城目はさらに
ジョーを問い詰めると、実は今までの試合で目が悪くなり、
もう試合ができない状態だという。
それを聞いた万城目、一平、由利子はジョーのことを記事に
するのも、ボクシングに連れ戻すことも諦めるのであった。
ある日、ホテルの支配人がピーターをショーの目玉にしよう
と練習中にピーターが行方不明になってしまう。
悲嘆にくれるジョーだったが、落雷によりホテル側の森が
火災を起こす。そこから、ピーターの鳴き声が聞こえ、ジョ
ーと三人は駆け付ける。
そこには、火事の熱のため、人間の十数倍に巨大化したピー
ターがいた。ジョーは海辺にピーターを誘導するが、あと少し
というところで、ピーターがドラム缶を踏みつけてしまい、
海辺一帯が炎上する。
タイトルマッチの期日が過ぎ、万城目、一平、由利子に見送
られてジョーは一人で新しい人生に歩みだす。
架空の話ではありますが、ピーターと名付けられた生物は、
学術的にも認知されている深海生物アリゲトータスで、気
温の上昇に従って巨大化するというものでした。
だから、未知の怪獣が現れた訳ではなく、ジョーにノック
アウトのラウンド数を教えてくれるのも、万城目がジョー
の自己暗示と説明しています。この物語は怪獣ものではなく、
ジョーの栄光からの脱落と新たな人生のスタートを描いて
いると思いました。
可哀想なのはジョーに失踪されたジムの会長でしょう。
あの炎の中どうしてジョーは助かったのか、ピーターは
炎の中焼け死んでしまったのか。最後はストーリ的に少し
説明不足のような気がしました。
このころのボクシングの世界タイトル戦は15ラウンドと
今より長かったのを覚えています。いまは12Rですね。
今回は、アリゲトータスの知識を由利子に教えたというセ
リフの中にだけ一の谷博士の名前が出てきます。
制作18話 放送26話(1966/6/26)「燃えろ栄光」
(制作順はWikipediaを参考にしました。)
シリーズを通してのメインの出演者
万城目淳:星川航空にパイロットとして勤務。
SF小説を書いている。
戸川一平:パイロット助手
江戸川由利子:毎日新報のカメラマン
ストーリー(ネタバレ)
ノックアウト予告を的中させることで大人気のダイナマイト
ジョーはペットでマスコットのピーターにノックアウトラウ
ンドを教えてもらっていた。
ある日、ジムの会長はジョーに世界戦が決まったと告げ、
ジョーも張り切って練習していたが、突如ジョーは失踪
してしまう。
万城目、一平、由利子はシーサイドホテルのマリンファン
タムショーを観に来ていた。万城目はそこでピエロを演じ
ている男がダイナマイトジョーだと気付く。
ジョーに話を聞くと、ある日ピーターが今度ノックアウト
されるのはジョーの番だと話し、ファンに無様な負けっぷり
を見せたくないと失踪したとのことであった。
ピーターの話をただの自己暗示だと見抜いた万城目はさらに
ジョーを問い詰めると、実は今までの試合で目が悪くなり、
もう試合ができない状態だという。
それを聞いた万城目、一平、由利子はジョーのことを記事に
するのも、ボクシングに連れ戻すことも諦めるのであった。
ある日、ホテルの支配人がピーターをショーの目玉にしよう
と練習中にピーターが行方不明になってしまう。
悲嘆にくれるジョーだったが、落雷によりホテル側の森が
火災を起こす。そこから、ピーターの鳴き声が聞こえ、ジョ
ーと三人は駆け付ける。
そこには、火事の熱のため、人間の十数倍に巨大化したピー
ターがいた。ジョーは海辺にピーターを誘導するが、あと少し
というところで、ピーターがドラム缶を踏みつけてしまい、
海辺一帯が炎上する。
タイトルマッチの期日が過ぎ、万城目、一平、由利子に見送
られてジョーは一人で新しい人生に歩みだす。
架空の話ではありますが、ピーターと名付けられた生物は、
学術的にも認知されている深海生物アリゲトータスで、気
温の上昇に従って巨大化するというものでした。
だから、未知の怪獣が現れた訳ではなく、ジョーにノック
アウトのラウンド数を教えてくれるのも、万城目がジョー
の自己暗示と説明しています。この物語は怪獣ものではなく、
ジョーの栄光からの脱落と新たな人生のスタートを描いて
いると思いました。
可哀想なのはジョーに失踪されたジムの会長でしょう。
あの炎の中どうしてジョーは助かったのか、ピーターは
炎の中焼け死んでしまったのか。最後はストーリ的に少し
説明不足のような気がしました。
このころのボクシングの世界タイトル戦は15ラウンドと
今より長かったのを覚えています。いまは12Rですね。
今回は、アリゲトータスの知識を由利子に教えたというセ
リフの中にだけ一の谷博士の名前が出てきます。
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