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2017年05月13日

宝島 第13話感想 「じいさまのちっちゃな鈴」

初回放映:1978年12月31日

日本テレビ系

杉野、出崎コンビ

町田義人

スティーブンスン原作の小説「宝島」を大胆に翻案した作品。演出:出崎統、作画監督:杉野昭夫
の出崎・杉野コンビが作る作品は本作に限らず、当時のアニメファンに支持されていた。

主題歌を歌う町田よしとは高倉健主演、ヒロイン薬師丸ひろ子で制作された角川映画「野生の証明」
の主題歌(町田義人名義)でブレイク。このほか劇場版「サイボーグ009 超銀河伝説」の主題歌
も歌っている。



(ストーリー:ネタバレ)

宝島に到着するとシルバーを首領とするヒスパニオラ号の乗組員20名が反乱を起こした。逃げる主
人公ジム・ホーキンズ側はスモレット船長、ジョイス、グレー、リプシー、トレローニ、ハンター、
レッドルース爺さん、そしてジムのぺットである豹の子供ベンボーの8人+一匹。

崖から石を落とされたり銃撃に遭いながらもジムたちは砦にたどり着くことが出来た。シルバー達は作
戦の立て直しのため船に戻っていった。

一方、船に戻ったシルバーは自分のことをシルバー船長と名乗った。そして海賊フリントの後を継ぐと
宣言し、乗っ取ったヒスパニオラ号に骸骨旗を揚げた。対抗するように砦ではユニオンジャックを掲げ
たが、シルバーはその旗をめがけて船から砲撃をかける。しかしスモレット船長は毅然として旗を降ろ
すのを拒否するのであった。

その夜、ジム、ベンボーとレッドルース爺さんが見張りの中、爺さんは鈴を鳴らして音色を楽しんでい
た。そしてジムに「鈴の音を聞くのも人間、戦をするのも人を殺すのも人間、そして友を裏切るのもお
んなじ人間じゃ。」と語りかける。ジムはシルバーと仲が良かった頃を思い出す。

船ではシルバーが今後の作戦について話していた。当初の目論見では、宝を掘り出した後に裏切って奪
うはずだったが、その前に正体がばれてしまった。そのため宝の地図を奪うことに作戦を変更した。し
かしまだ誰が宝の地図を持っているのかわからない。

舵取りハンズが頭となって赤帽子、痩せ犬、片腕サムが船の留守番組となり、シルバー達主力は島に本
拠地を築くべく上陸することとなった。

爺さんとジムがそれぞれの宝物について話している時、シルバー率いる海賊が夜襲をかけてきた。銃撃
戦の後、海賊は撃退出来たが、レッドルース爺さんは狙撃されて命を失った。シルバー側は負傷者二名
と被害は軽微だったが、三人が蚊に刺されて熱病にかかってしまった。

今後の作戦を考えるため散歩に出たシルバーは、爺さんが死んだことで逆上して砦を飛び出したジムと
鉢合わせする。武装していないシルバーにジムは至近距離から銃を向けるが、撃つことはできなかった。
去って行くシルバーと泣き叫ぶジム。


1978年(昭和53年)大晦日の放映でした。

トレローニが赤ん坊のころから世話をして来た執事のレッドルース爺さんの宝物は、トレローニをあや
してきたきれいな音色の鈴でした。爺さんの埋葬の時、トレローニはジムが持っている鈴を見ましたが、
生前爺さんが言っていた通り、自分があやされていた鈴とは思い出しませんでした。自分の宝物が他の
人にとっても宝物ではないというそれぞれの価値観が良く描かれていると思いました。ジムはたくさん
持っている宝物の中に幼馴染のリリーもちゃっかり入れていました。名前を挙げてもらえなかったベン
ボーは不満そうです。

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posted by Akio at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝島
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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