2018年10月12日
産後2週間の家事はどうする?いつからできるの?
赤ちゃんが生まれて喜びも束の間、退院するとママは赤ちゃんのお世話で大忙しです。産後すぐは体も回復していないため、「退院後の家事はどうすればいいんだろう?」と不安になりますよね。そこで、産後の家事はいつから始めてもいいのか、産後1〜2週間の家事のコツや注意点をご紹介します。
産後の家事はいつから?産後2週間は安静にするの?
産後、約1ヶ月は悪露が出たり、骨盤が開いたままで腰や恥骨が痛かったり、ママの体は思った以上にダメージを受けている状態です。思うように体を動かせないだけでなく、寝ているだけでどこかに痛みを感じることも。
医学的には、出産後の体が妊娠前の状態に回復するまでに6〜8週間かかるといわれ、この期間を「産褥期」と呼びます(※1)。また、出産後、日常生活に復帰することを意味する「床上げ」は、産後3週間前後が目安です。
産後いつから家事をしてもいいかについて明確な決まりはありませんが、一般的には産後3週目以降が目安です。ただし、ママの体調や生活環境によって個人差があります。
体の回復が順調なママでも、少なくとも産後2週間は授乳やおむつ交換などの赤ちゃんのお世話や、自分の身の周りのことだけを行い、家事を再開するのは、3週目以降の体調の良い日からにしましょう。簡単な料理や洗濯など、体に負担がかからない軽い作業から始めてくださいね。
産後の体調は個人差が大きいため、退院時に医師や助産師に回復具合を聞いて、家事を再開できる時期も相談してみてもいいですね。
家事ができない産後2週間はどうする?
家事を控えた方がいい産後1〜2週間は、パパやおじいちゃん・おばあちゃんなど家族に助けてもらいましょう。ヘルパーさんや家事代行に頼むのもおすすめです。最近では、産後ケアをしてもらえるサービス「産後ヘルパー」「産後ドゥーラ」、宿泊施設「産後ケアセンター」も人気ですよ。
自治体によっては、行政が産後サポートサービスに関する補助金を出してくれたり、料金を代わりに支払ってくれたりするところもあるので、事前に住んでいる地域のサービスを調べておくと良いでしょう。
また、これらの産後のケアサービスは事前登録が必要な場合もあるので、利用を考えている人は早めに調べておくことをおすすめします。
産後1〜2週間は、慣れない授乳やおむつ交換など、ママは赤ちゃんのお世話で精一杯です。
食事の支度や掃除が思うようにできず、歯がゆい思いをするかもしれませんが、今だけのことだと割り切り、スーパーの惣菜や宅配弁当、先に紹介した産後ケアサービスなどを利用したり、便利な家電に頼ったりして、無理せず乗り切りましょう。
料理や洗濯などの産後の家事のコツは?
産後2週間経って、いざ家事をやろうとすると、赤ちゃんのお世話と家事との両立に悩むママも多くいます。赤ちゃんが泣き出すと、ママはそばから離れられなくなり、あっという間に1日が過ぎてしまいます。
特に、産後1ヶ月間は授乳やおむつ替えが頻繁なので、家の中が散らかったままになるということも少なくありません。
下記に、産後の家事を楽に済ませるコツをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
まとめて家事をする
週に1日か2日、パパや家族が家にいる時間に家事をまとめてやってしまいましょう。
たとえば、料理はまとめて大量に作り、小分けにして冷凍しておきます。冷蔵庫に入れておける常備菜もおすすめです。一度にたくさん作っておけば、あとは温めるだけで食べられるので、食事の用意がぐんと楽になりますよ。
他にも、生活用品や食べ物をまとめ買いしたり、平日の掃除は赤ちゃんのまわりだけにして休日にパパとまとめて掃除したりすると、家事の負担が減りますよ。
宅配サービスを利用する
産後1ヶ月間は基本的にママも赤ちゃんも外出できないため、便利な宅配サービスを利用するのもおすすめです。日々の食材はネットスーパー、生活用品や服は通販サイトで購入すれば、自宅まで送ってもらうことができます。
商品を実際に見ての買い物は、赤ちゃんが大きくなって余裕が出てきたときの楽しみにして、産後しばらくは外出にエネルギーをできるだけ使わないようにしましょう。
できあいの食べ物を買う
産後に育児をしながら、毎日3食準備するのは大変なこと。母乳育児中のママは、母乳の質を良くして乳腺炎を防ぐために食事の内容が大切ですが、食事の準備に追われてママが疲れ果ててしまっては元も子もありません。
毎食作ることにこだわりすぎず、宅配弁当サービスやスーパーのお惣菜を適度に利用してみましょう。
便利な家電に頼る
家電も、産後のママを助けてくれる心強い味方です。たとえば、食器洗い機を利用すれば、家事の時間を減らせるだけでなく、食器洗いによる手の肌荒れを防ぐこともできます。
ルンバのような全自動掃除機や、乾燥機能付きの全自動洗濯機もおすすめです。産後は頼れるものには、どんどん頼っていきましょう。
予定表を作る
育児をしながら家事をしていると時間があっという間に過ぎていくので、ひとつの家事を終わらせた後に、次にどの家事をしたらいいか迷ってしうことも。
家事を一気にまとめてするときは、予定表を作ることをおすすめします。迷うことなく次から次に作業に取り組むことができ、パパと共に家事をするときは、お互いの担当場所を明確にできるので、スムーズに作業を進められますよ。
産後の家事再開は焦らず、無理せず
産褥期にあたる産後1ヶ月は、何よりも無理をしないことが大切です。赤ちゃんのお世話に時間を取られ、ゆっくり眠れない日々が続くので、家事よりも体調回復を優先しましょう。時間帯にこだわらず、赤ちゃんが眠っているときはママも一緒に寝て、少しでも休む習慣をつけることも大切です。
食器の後片付けや洗濯物の取り込みなど、ちょっとしたことでも頼めることはどんどん手伝ってもらうと楽になります。辛いときは我慢せずパパや家族にSOSを出して、産後の体をいたわってくださいね。
※1 日本産科婦人科学会『産科婦人科用語集・用語解説集 改訂第3版』p.196
産後の家事はいつから?産後2週間は安静にするの?
産後、約1ヶ月は悪露が出たり、骨盤が開いたままで腰や恥骨が痛かったり、ママの体は思った以上にダメージを受けている状態です。思うように体を動かせないだけでなく、寝ているだけでどこかに痛みを感じることも。
医学的には、出産後の体が妊娠前の状態に回復するまでに6〜8週間かかるといわれ、この期間を「産褥期」と呼びます(※1)。また、出産後、日常生活に復帰することを意味する「床上げ」は、産後3週間前後が目安です。
産後いつから家事をしてもいいかについて明確な決まりはありませんが、一般的には産後3週目以降が目安です。ただし、ママの体調や生活環境によって個人差があります。
体の回復が順調なママでも、少なくとも産後2週間は授乳やおむつ交換などの赤ちゃんのお世話や、自分の身の周りのことだけを行い、家事を再開するのは、3週目以降の体調の良い日からにしましょう。簡単な料理や洗濯など、体に負担がかからない軽い作業から始めてくださいね。
産後の体調は個人差が大きいため、退院時に医師や助産師に回復具合を聞いて、家事を再開できる時期も相談してみてもいいですね。
家事ができない産後2週間はどうする?
家事を控えた方がいい産後1〜2週間は、パパやおじいちゃん・おばあちゃんなど家族に助けてもらいましょう。ヘルパーさんや家事代行に頼むのもおすすめです。最近では、産後ケアをしてもらえるサービス「産後ヘルパー」「産後ドゥーラ」、宿泊施設「産後ケアセンター」も人気ですよ。
自治体によっては、行政が産後サポートサービスに関する補助金を出してくれたり、料金を代わりに支払ってくれたりするところもあるので、事前に住んでいる地域のサービスを調べておくと良いでしょう。
また、これらの産後のケアサービスは事前登録が必要な場合もあるので、利用を考えている人は早めに調べておくことをおすすめします。
産後1〜2週間は、慣れない授乳やおむつ交換など、ママは赤ちゃんのお世話で精一杯です。
食事の支度や掃除が思うようにできず、歯がゆい思いをするかもしれませんが、今だけのことだと割り切り、スーパーの惣菜や宅配弁当、先に紹介した産後ケアサービスなどを利用したり、便利な家電に頼ったりして、無理せず乗り切りましょう。
料理や洗濯などの産後の家事のコツは?
産後2週間経って、いざ家事をやろうとすると、赤ちゃんのお世話と家事との両立に悩むママも多くいます。赤ちゃんが泣き出すと、ママはそばから離れられなくなり、あっという間に1日が過ぎてしまいます。
特に、産後1ヶ月間は授乳やおむつ替えが頻繁なので、家の中が散らかったままになるということも少なくありません。
下記に、産後の家事を楽に済ませるコツをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
まとめて家事をする
週に1日か2日、パパや家族が家にいる時間に家事をまとめてやってしまいましょう。
たとえば、料理はまとめて大量に作り、小分けにして冷凍しておきます。冷蔵庫に入れておける常備菜もおすすめです。一度にたくさん作っておけば、あとは温めるだけで食べられるので、食事の用意がぐんと楽になりますよ。
他にも、生活用品や食べ物をまとめ買いしたり、平日の掃除は赤ちゃんのまわりだけにして休日にパパとまとめて掃除したりすると、家事の負担が減りますよ。
宅配サービスを利用する
産後1ヶ月間は基本的にママも赤ちゃんも外出できないため、便利な宅配サービスを利用するのもおすすめです。日々の食材はネットスーパー、生活用品や服は通販サイトで購入すれば、自宅まで送ってもらうことができます。
商品を実際に見ての買い物は、赤ちゃんが大きくなって余裕が出てきたときの楽しみにして、産後しばらくは外出にエネルギーをできるだけ使わないようにしましょう。
できあいの食べ物を買う
産後に育児をしながら、毎日3食準備するのは大変なこと。母乳育児中のママは、母乳の質を良くして乳腺炎を防ぐために食事の内容が大切ですが、食事の準備に追われてママが疲れ果ててしまっては元も子もありません。
毎食作ることにこだわりすぎず、宅配弁当サービスやスーパーのお惣菜を適度に利用してみましょう。
便利な家電に頼る
家電も、産後のママを助けてくれる心強い味方です。たとえば、食器洗い機を利用すれば、家事の時間を減らせるだけでなく、食器洗いによる手の肌荒れを防ぐこともできます。
ルンバのような全自動掃除機や、乾燥機能付きの全自動洗濯機もおすすめです。産後は頼れるものには、どんどん頼っていきましょう。
予定表を作る
育児をしながら家事をしていると時間があっという間に過ぎていくので、ひとつの家事を終わらせた後に、次にどの家事をしたらいいか迷ってしうことも。
家事を一気にまとめてするときは、予定表を作ることをおすすめします。迷うことなく次から次に作業に取り組むことができ、パパと共に家事をするときは、お互いの担当場所を明確にできるので、スムーズに作業を進められますよ。
産後の家事再開は焦らず、無理せず
産褥期にあたる産後1ヶ月は、何よりも無理をしないことが大切です。赤ちゃんのお世話に時間を取られ、ゆっくり眠れない日々が続くので、家事よりも体調回復を優先しましょう。時間帯にこだわらず、赤ちゃんが眠っているときはママも一緒に寝て、少しでも休む習慣をつけることも大切です。
食器の後片付けや洗濯物の取り込みなど、ちょっとしたことでも頼めることはどんどん手伝ってもらうと楽になります。辛いときは我慢せずパパや家族にSOSを出して、産後の体をいたわってくださいね。
※1 日本産科婦人科学会『産科婦人科用語集・用語解説集 改訂第3版』p.196
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