2018年07月04日
暑い時期特に気になる赤ちゃんの水分補給!量は?飲まないときは?
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赤ちゃんが母乳やミルクを飲んでいると、それ以外に水分補給は必要ないのかと疑問に思うかもしれませんね。赤ちゃんは、普段は母乳やミルクから水分補給ができていますが、大人に比べて大量の汗をかくので、水分補給のタイミングに気をつけてあげましょう。赤ちゃんの水分補給について、タイミングや量、飲まないときはどうするのか、水分補給するときの注意点含めまとめました。
赤ちゃんの水分補給は必要?何を飲ませたらいいの?
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、日頃から大人よりも多く汗をかきます。お昼寝後やお出かけから帰ったとき、お風呂あがりなどは特に喉が渇きやすいので、水分補給をしてあげましょう。
赤ちゃんの水分補給には、基本的には離乳食が始まる頃までは母乳やミルクで十分といわれています。しかし、頻繁に喉が渇いているときや、母乳やミルクを飲まないときは、湯冷ましや赤ちゃん用の麦茶を少量ずつ与えてあげましょう。
市販の水は、産地によって「硬水」「軟水」と水の種類が異なります。特に「硬水」はミネラル分が多く、消化機能が整っていない赤ちゃんのお腹には負担となって下痢をすることも。日本の水は赤ちゃんでも飲める「軟水」に分類されるので、煮沸したあとの冷ました水を飲ませてあげましょう(※1)。
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赤ちゃんが水分補給をするタイミングや量は?
赤ちゃんは体重の80%が水分といわれていますが、体重に対する体表面積が大人よりも大きいので、大量に汗をかくと脱水症状になりやすいのが特徴です(※2)。特に汗をかきやすい夏場はこまめに水分補給をしてあげてくださいね。
赤ちゃんに水分補給が必要かどうかを知る目安は、おしっこの回数です。水分が足りなくなるとおしっこの回数が減るので、普段おむつ替えをするタイミングでおしっこをしていなければ、水分が足りていない可能性があります。
特に、以下のようなタイミングでおむつチェックをしてみましょう。いつもより明らかに汗を大量にかいていれば、チェックしなくても水分を与えてくださいね。
・ 外出後
・ 沐浴やお風呂上り
・ 夏場の外出中
・ 汗を大量にかいとき
・ 発熱しているとき
・ 咳や鼻水がひどいとき
・ 泣いた後
母乳やミルク、白湯や麦茶の量は、赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませてあげましょう。喉が潤って満足すれば、自然と口を離します。口元におっぱいや哺乳瓶の乳首、コップのふちを当てても顔を背けるようであれば、無理に飲ませず切り上げてくださいね。
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赤ちゃんに水分補給するときの注意点は?飲まないときはどうする?
赤ちゃんに母乳やミルク以外で水分補給をするときは、含まれている成分に注意する必要があります。6ヶ月未満ではうすめた果汁以外は控えてください。糖分を含んだ飲みものやカフェインが入っているものは、悪影響を与える可能性があります。
また、赤ちゃんに水分補給したくても嫌がって飲まないときは、無理に与える必要はありません。そのときの気分もあるので、少し時間を空けてから飲ませてあげましょう。飲みものを変えて試してみてもいいかもしれませんね。
赤ちゃんに水分補給するときは、以下の点に注意してあげましょう。
糖分・カフェインが含まれるものは控える
赤ちゃん用のイオン水は、医療用の経口補水液に比べて糖分を多く含んでいることがあります。赤ちゃんは甘いものが好きなので、普段からイオン水を飲んでいると習慣化しやすく、乳児でも虫歯になりやすいといわれています(※3)。
カフェインも赤ちゃんには刺激が強いので、お茶を与えるときはウーロン茶や煎茶、緑茶などは避けるようにしましょう。
夏場の授乳は涼しい場所で行う
母乳育児の場合、赤ちゃんはおっぱいを吸うだけでも体力を消耗しています。暑い場所で母乳を与えていると、さらに体力を使ってしまうので、冷房がきいている場所に移動するなど、環境を整えてあげましょう。
水や麦茶は常温か、人肌くらいの温かさにする
母乳やミルクと同じくらいの温かさを基本にしましょう。特に夏場の暑い日や大量に汗をかいているときは、勢いよく冷たい水を飲んでしまい、胃腸を刺激してお腹がゆるくなることもあります。
下痢や発熱したときは経口補水液を与える
下痢や発熱時は、電解質が効率よく摂れる経口補水液を与えてあげるのも一つの方法です。通常時に経口補水液を飲むと電解質が多くなり、かえって喉が渇いてしまいます。(※3)。
イオン水は糖分が気になりますが、風邪や病気のときは脱水症状にならないことを優先して判断しましょう。
母乳育児中のママは自分の水分補給にも注意
母乳育児中はママ自身が多くの水分を必要とします。特に夏場は、ママもいつもより汗をたくさんかくので、水分補給が大切です。赤ちゃんのお世話にをしていると自分のことは後回しになってしまいがちですが、意識的に水分を摂るように心がけましょう。
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赤ちゃんの水分補給は様子をみながら与えてあげよう
赤ちゃんは脱水症状になりやすいとはいえ、普段から母乳やミルクがしっかり飲めていれば過剰に心配する必要はありません。いつもよりも少し気温が高かったり、空気が乾燥していたりする場合は、環境の変化に合わせて赤ちゃんの様子を見ながら水分を与えてあげましょう。
もし水分をとらない場合には、経口補水液をシャーベットにしたものや、お湯で薄めたものなどでの対応がよいですよ。
※1 学研プラス『最新決定版 はじめての育児』P,82・140・147
※2 ベネッセ・ムック『月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科』P,225
※3 三重県「イオン飲料とむし歯に関する考え方」
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