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2018年05月29日

赤ちゃんのアレルギー検査はいつから?新生児も出来る?




赤ちゃんを育てるうえで気になることの1つに「アレルギー」があります。体の湿疹や喘息の発作を繰り返していて、検査をしたらアレルギーが判明したということもあります。症状を見ただけで赤ちゃんがアレルギーかどうかを見分けるのは難しく、きちんとした検査を受ける必要があります。そこで、赤ちゃんのアレルギー検査の方法や、いつから受けられるのかなどをご紹介します。



そもそもアレルギーとは?
アレルギーとは、体の外から入ってきた細菌やウイルスなどの異物(抗原)を排除するために働く免疫システムが、体に害を与えないものに対しても過剰に反応してしまう状態のことをいいます。

免疫の過剰反応を引き起こすアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)は、私たちの身の回りにたくさん存在しますが、どれに反応するかは人によって違います。

卵や牛乳、大豆といった食物に過剰反応することもあれば、ハウスダストや花粉、動物の毛に過剰反応することもあるので、治療や生活を行うにあたり、アレルゲンが何なのかを検査することがあります。

赤ちゃんの体に現れるアレルギー反応は?
赤ちゃんにアレルギー反応が起こった場合、次のような症状が体に現れます。体調不良と見分けがつきにくいため、症状が現れる前に何をしていたか、何を食べていたかを思い出して記録しておくと、アレルギーによって症状が現れているかを判断しやすくなります。



アレルギー反応の症状

・湿疹や肌のかゆみが続く
・咳や喘鳴が続く
・鼻づまりや鼻水が続く
・充血や目のかゆみ


赤ちゃんがかかるアレルギーの多くは、食べ物が原因で引き起こされる食物アレルギーです。しかし、乳幼児期になった食物アレルギー、特に卵・乳・小麦は、年齢が進むにつれて治る傾向にあります(※1)。


赤ちゃんのアレルギー検査の方法は?
アレルギーの症状が現れたら、アレルゲンを特定するための検査を行いましょう。アレルギー検査は小児科や皮膚科、アレルギー科で受けることができます。

赤ちゃんのアレルギー検査は、主に「血液検査」「皮膚検査」「食物除去試験」「食物負荷試験」があり、血液検査や皮膚検査によって食物アレルギーの可能性があると判断された場合、信頼性の高い食物除去試験や食物負荷試験が行われます。

血液検査
アレルギー検査の最も一般的な方法で、採血してアレルギーの引き金となる「IgE抗体」というタンパク質が血液中にどのくらいあるかを調べます。各アレルゲンごとのIgE抗体の数値を調べて、アレルギーの原因の特定を試みます。

皮膚検査
皮膚でアレルギーの有無を調べる方法で、「スクラッチテスト」と「パッチテスト」の2種類あります。

スクラッチテスト
赤ちゃんの背中や腕の皮膚に、スクラッチ針で出血しない程度の傷をつけ、そこにアレルゲンと疑われるエキスを1滴ずつ垂らして、皮膚の反応を見ます。

皮膚が赤くなれば、アレルギーの可能性があります。スクラッチ針で傷つけた箇所は痛みもほとんどなく、跡も残りません。

パッチテスト
アレルゲンのエキスを小さな紙に染みこませ、それを腕などに貼り、時間を置いて皮膚の反応を確認します。スクラッチテストと同様、赤くなればアレルギーの可能性があります。

食物除去
食物除去は、アレルゲンの可能性がある食べ物を1〜2週間食べさせないようにして、症状が軽くなるかを見ることです(※1)。母乳育児をしている場合は、ママもアレルゲンの可能性がある食べ物を、一時的に食べないようにします。

食物負荷試験
食物負荷試験では、アレルゲンの可能性がある食べ物を摂取して、症状が出るかを見ます。場合によってはアレルゲンを摂取して、アナフィラキシーなどの重篤な症状が出ることもあるので、経験のある医師の指示のもと行いましょう。



アレルギー検査はいつから受けられる?
アレルギー検査を受けられる時期については、「●●歳から受けられる」というような明確な基準はなく、低月齢でも受けられます。

しかし、アレルギー検査は赤ちゃんに多少の負担がかかります。赤ちゃんにとって何も分からない状態で、知らない人に知らない場所で注射を刺されるのは怖いことでもあります。

アレルギー反応として血圧低下や呼吸困難などの重篤な症状が出ていなければ、焦らずに、まずは医師に相談してみましょう。アレルギー検査を受けた方が良いかどうかも聞くことができますよ。

アレルギー検査でアレルゲンを特定した場合はどう治療する?
アレルギー検査でアレルゲンを特定した場合、そのアレルゲンを避けて、アレルギー反応が起きないようにするのが基本的な治療法です。間違ってアレルゲンを摂取したり、アレルゲンと接触したりしてアレルギー反応が起きたときは、抗アレルギー薬などを服用して症状を抑えます。

食物アレルギーの場合には、専門医師の管理のもと、量を調整しながらアレルゲンの食べ物を食べさせて耐性をつける「経口免疫療法」という治療法もありますが、まだ研究段階です。

かかりつけの医師とリスクなどについて相談しながら、赤ちゃんにとって一番望ましい治療法を見つけてあげてください。



自己判断せず、赤ちゃんのアレルギー検査を受けよう
最近ではインターネット上でも、赤ちゃんのアレルギーに関してたくさんの情報があふれています。しかし、それらの情報から自己判断してしまうのは危険です。

アレルギーは素人判断が難しいものなので、まずはしっかりと検査を受けることが大切です。不安なことも多いと思いますが、信頼できる病院を見つけて、医師と相談しながら治療を行っていってくださいね。






※1 厚生労働省 食物アレルギーとは
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