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2016年03月10日
Rocktek CHR-01 Chorus
台湾製樹脂筺体のロックテックのコーラス。廉価版だが筺体デザインはそれなりにちゃんと考えられているから立派。音色は硬い感じが強く、響きが少ないが、これもひとつのコーラスの形と見れば面白い。トーン調節できるので、わしはこれをよく使う。台湾製は現在ボスでも台湾で生産されているように電子機器の開発・製造には定評があるので、わがメイドインジャパンと差はない。樹脂製の同志ARION共々軽視はできないブランドだ。
もこっとした響きが少ないコーラス。だからじゃらじゃらうるさくないのは個人的には好みな音。500円だったかなあ、ほぼ新品、箱付きで買ったのを考えると、文句など言っておられん。もちろん日本製じゃない。日本製だと価格は高騰する。昔のMXRのように日本製は高いのだが、すべて高い値段に見合ったものではないと思うのだがね。便乗してつり上げているたちの悪いのも中にはある。こうして見ると台湾製は安くて性能もまずまず良いということは、日本製より良いではないか。台湾製をなめたらいかんぜよ。と高知風にすごんでみせる。これは中古も少ないですね。
YAMAHA CH-100B Bass Stereo Chorus
ベース向けのステレオコーラス。ベースをステレオにしようとは思わないけど、ま、いいか。これエフェクトのノリが良くその上あっさりと掛かるのでいやらしくない。ベースにコーラスが掛かりすぎるとうるさいのでこれは良い。同じようにわしのSGもコーラスを掛けすぎると痛い音になる。コーラスは中毒になるエフェクターだが、使いすぎると嫌になるエフェクターでもある。わしは基本的にモジュレーション系は大好きなのでちょっと使いすぎるきらいがある。ほどほどがやっぱし一番ええのじゃ。
ベースにはガンガンコーラスなんか掛けないが、楽曲の味付けにはどこかで使わざるおえない場合もある。臨機応変にものを考えれば、とてもクリエイティブな音作りができる可能性が広がる。こんなエフェクターを使ったらどうなるじゃない、このエフェクターをつかうべきなんだけどどうやればこのエフェクターの良い所が楽曲の中で生きて来るだろうと考えるのがクリエイターなのだ。使い方などに決まりなどない。どこで何に使おうが大きなお世話。録音した後に3曲目のサビのところにこのCH-100Bをベースに使いましたて言う人はいない。おお、なんと逆にそう言うアルバムを作ると面白い。ギターはレスポールとかいうより面白そう。一丁やってみるべ。これは中古は見掛けませんね。
KenMulti PB-7 Power Up Booster
音色を損なわずそのままパワーアップさせるブースター。ちょっと粗めのワイルドトーンだが、余計なサスティンやコンプ感がなく、まさにナチュラルブースターと言えるものだ。樹脂製筐体でしかもアリアのBIGFOOTシリーズと酷似しているが、そのあたりの関係はよー知りません。ラフなというか、適度に荒れたトーンがわしには恰好よく聴こえてくる。基本的にギター選ばずだが、非力系のほうがより有効に使えそうです。
音に加工感がなく素直なので多少ごつごつした感じは否めないが、そこが良いと思う。非力なギターを豊潤な音にしてくれるというか、ストレートにパワフルにしてくれるのだ。微妙な音色や歪みぐあいにこだわる人はこんなのひとつあったらずいぶん楽しめて、のめり込めるんじゃないかな。わしはそれほどのめり込まないけど、これで増幅させた元気の良い音は好きですね。
艶を求めたいならこれはちと無理、おとなしくTS系を使えば艶がポンポン出てくる。わしの場合このPB-7ギターの特性を出しやすいブースターなので、例えばテレキャスターだけにこれを使うとか使い分けをして行きたいね。これは超レアだからまず中古もないでしょうね。
Guyatone MR2 Micro Reverb
マイクロシリーズのデジリバ。今度は銀でまたまたおしゃれなデザイン。ちっちゃいけどちゃんとモードも選べ微調整までできるのがうれしい。あまりデジタル臭くない自然で暖かいエフェクト音が好感がもてる。特にショートリバーブはラックの上級機種と同じようなスモールホールをシミュレートした感じのいけてるプログラムだ。わしは別にあれこれプログラムを使わんでええから、気に入ったものをずっと使っていればそれで満足。要するに調節がじゃまくさいのではじめだけやっといて、いつも一緒でええじゃないか。と思ってます。
リバーブの掛け過ぎは空間の距離感を無くし各楽器の持ち味を殺してしまうもの。とはいえ風呂屋の残響(リバーブ)は音楽の雰囲気を高める効果があるもの、ほどほどに使えば良いもの。デジリバのこのサイズというのは凄いこと、今はなんでもありの時代だからもう驚かないぞといいながらもまた驚いてしまう。こんなちいさな機種でもある程度ミキシングまでできるとはオドロキなのである。これだけ出来たらわしももっとそれに応え、邪魔臭いなんて言わずにもっと使い倒さねばいかんなあと最近は思う。だってもったいないでしょうが。これは中古も見当たりませんね。
Barb E.Q.
Volume、Treble、Midrange、Bassのコントロールとイコライザタイプと歪の質を切り替えられる3点スイッチ付きのトーンコントローラー風の簡易イコライザー。米国製なので詳細は不明ですが、各帯域の効きが良く、自分が欲しい音を素早く設定できるので悪くない。Volumeは12時を超えた時点からマイルドなディストーションが掛ります。その歪むのタイプを切り替えるのが3点スイッチとなっている。
つまりイコライザー付きディストーションと言った具合であります。一石二鳥というか、別にディストーションが掛んなくてもどっちでも良い感じですね。色が工作機械のようなダークブルーが逆に高級感を増しているみたいですね。これはほとんどないと思います。
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TOKAI TCO-1 Compressor
繊細なギターじゃなくても掛かりが良いコンプ。つまりわしの SG のような力系に無難なコンプレッションを掛けれる。歪みにくいコンプ。音色がハッキリしていているのでパキパキ掛かる。ナチュラルと言った感じはなくコンプが掛かっているという主張がある音だが、決していやらしくはないです。わしは掛かっているか掛かっていないのかわからんようなものよりは好きです。エフェクターなんじゃからハッキリ掛かる方が良いですね。
クリーンサウンドに適したコンプ。まさにフュージョン用には持ってこいかな。ロック用コンプではない。クリーンサウンドにめりはりを与えシャープなコンプサウンドが行けてる。こういうコンプが意外に少ないのでこれは貴重かもしれないね。トーカイって日陰で良い仕事してるから要チェックなブランドなのよね。これはなかなかありませんね。モノは良いんですけど。
MAXON CP-9 Compressor
他機種に比べアタックタイムの変化が大きく、色々いじれるコンプ。コンプレッションはソフトで、より自然なコンプレッションが得られるタイプ。同時期のBOSS CS-2に比べブライトでパンチがある音色が良いです。MAXON伝統のコンプのボディーカラー(赤色)だが、これも元はMXRから来たカラーリングなのかな?最近このCS-9の復刻版も発売されたみたいで、トゥルーバイパス仕様で、リダクションも確認できるプロ仕様になってるみたいです。
【中古】MAXON CP-9 マクソン【MC大宮店】
Ibanez BCL Bi-MODE CHORUS
A、B、2基の異なるコーラスを搭載してより厚みを増したデュアルコーラスです。これが良いのはわがヤマハSGでもボテボテにならず輝くような響きだけが増していくところです。わしはコーラスエフェクトはヤマハSGと相性が悪いのでそんなに好きじゃなかったのですが、これは何の問題もなくさわやかなコーラス効果が得られるんです。アイバニーズのこのマスターシリーズのエフェクトは良いものが多いですね。
AとBのWIDTHの可変範囲を変えることにより、かぶりをなくし、ただ分厚くなるだけの効果にならないようにしているところに一番関心しました。技術開発の方々の心遣いを感じます。
これ、わしの5大コーラスに入りました。文句なし。響きはほんまにポリフォニックで心地よいです。これ中古はあるんですが、なんとプレミア価格になっています。やっぱ、良いコーラスなんですね。
【中古】IBANEZ アイバニーズ / BI-MODE CHORUS 【横浜店】
DOD FX10 Bi-FET Preamp
どちらもディーオーディーのクリーンブースター・プリアンプです。左が極旧デザイン、右が旧デザインです。TONEとLEVELだけのシンプルコントロールです。結構可変範囲が広く実際の数値はわかりませんが、ヤマハSGだと音の厚みがごっつい増します。トーンの効きも良く、クリーンブースターとしては文句ありませんね。ただ、SGの場合レベルを取り過ぎると歪んでしまいます。ま、当然そうなりますよね。
わしはこれをクリーンギターで使う場合に使います。音が芳醇になるんですよ。ヤマハSGだと強力に太くなります。なんで2台も買ったのかというと、単に前買ったのを忘れていただけだったんです。これだけエフェクターを持っていると何が何台あるとかはほとんど把握していないのもエフェクターコレクターの宿命なのです。極旧FX10も旧FX10の違いはいっこも違いはありません。違うのはつまみの形状だけです。音はまったく同じだと思います。これも中古はどうかな?
Guyatone MD2 Micro Digital Delay
マイクロシリーズにももちろんあるデジタルディレイだ。この大きさでデジタルディレイやリバーブの時代なんだ。これは凄い事。メイドインジャパンはやはり最強である。とてもおしゃれなマリンブルーの筐体も良いね。某ブランドのこけてしまうようなボディーカラーとは大違い。上手い、綺麗、格好良いのがマイクロシリーズの特徴のひとつでもある。おまけに低ノイズのディレイが使えるうれしい一品です。
マクソンやローランドの1Uラックタイプのディレイが出たのは約25年前ぐらいだが、それからどんどんコンパクト化が進み、今はこんなに小さくなった、ほんまの手のひらサイズなのだ。でも機能は昔のものよりさらに良くなっている。値段も安い。技術の進歩は有り難いものだ。デジタルディレイなんてものは素人が手を出せる代物ではなかったのよ。それがこんなに小さくなって1万円でおつりが来るんですから。中古は見当たりませんね。残念。