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2014年10月18日
エボラ出血熱感染、オバマ米大統領はロン・クレイン氏をエボラ出血熱対策の責任者に任命することを決めた
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、オバマ米大統領はロン・クレイン氏をエボラ出血熱対策の責任者に任命することを決めた】をお届けします。
オバマ米大統領は17日、
副大統領首席補佐官を務めたロン・クレイン氏をエボラ出血熱対策の責任者に任命することを決めた。
同氏は連邦政府と州政府、
官民の間などを調整し、
ライス大統領補佐官らに最新の情勢を報告する。
クレイン氏の任命をめぐっては、
野党共和党が
「医療の専門家ではない」
などと批判している。
これに対し、
アーネスト大統領報道官は17日の記者会見で
「エボラ熱対策に関与している広範な政府部局や機関を高度に調整する能力が必要だ」
と反論した。
複数の米メディアは17日、
オバマ米大統領が、
エボラ出血熱対策専門の担当官ポストを新設し、
バイデン副大統領元首席補佐官で弁護士のロン・クレイン氏(53)を指名すると報じた。
クレイン氏はクリントン政権時にもゴア副大統領の首席補佐官を務めており、
連邦政府の省庁間調整や議会折衝に通じているとされる。
ホワイトハウスは当初、
担当官設置には消極的だったが、
死亡したエボラ出血熱患者を治療した看護師2人に2次感染したことを重視。
エボラ熱対応が疾病対策センター(CDC)から国土安全保障省や国防総省まで幅広いため、
オバマ大統領も16日、
縦割り行政への懸念を表明。
迅速で効果的な政策立案と総合調整が必要と判断した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染、オバマ米大統領はロン・クレイン氏をエボラ出血熱対策の責任者に任命することを決めた】をお届けします。
オバマ米大統領は17日、
副大統領首席補佐官を務めたロン・クレイン氏をエボラ出血熱対策の責任者に任命することを決めた。
同氏は連邦政府と州政府、
官民の間などを調整し、
ライス大統領補佐官らに最新の情勢を報告する。
クレイン氏の任命をめぐっては、
野党共和党が
「医療の専門家ではない」
などと批判している。
これに対し、
アーネスト大統領報道官は17日の記者会見で
「エボラ熱対策に関与している広範な政府部局や機関を高度に調整する能力が必要だ」
と反論した。
複数の米メディアは17日、
オバマ米大統領が、
エボラ出血熱対策専門の担当官ポストを新設し、
バイデン副大統領元首席補佐官で弁護士のロン・クレイン氏(53)を指名すると報じた。
クレイン氏はクリントン政権時にもゴア副大統領の首席補佐官を務めており、
連邦政府の省庁間調整や議会折衝に通じているとされる。
ホワイトハウスは当初、
担当官設置には消極的だったが、
死亡したエボラ出血熱患者を治療した看護師2人に2次感染したことを重視。
エボラ熱対応が疾病対策センター(CDC)から国土安全保障省や国防総省まで幅広いため、
オバマ大統領も16日、
縦割り行政への懸念を表明。
迅速で効果的な政策立案と総合調整が必要と判断した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
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エボラ出血熱感染、現地で治療に参加した国境なき医師団看護師・吉田照美さん「エボラ出血熱は残酷な病気」
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、現地で治療に参加した国境なき医師団看護師・吉田照美さん「エボラ出血熱は残酷な病気」】をお届けします。
「残酷な病気」 国境なき医師団看護師・吉田照美さん、現地で治療に参加》
エボラ出血熱の流行が拡大している。
7年内の終息は困難とみられ、
世界保健機関(WHO)は緊急事態を宣言し、
ウイルス封じ込めに国際社会の協力を求めている。
流行の中心地ギニアとリベリアの国境に近いシエラレオネ東部の町カイラフンで治療に参加し、
7月下旬に帰国した国境なき医師団(MSF)の看護師、
吉田照美さん(43)に現地の様子を聞いた。
入院数時間で死亡、
一家全滅も、
吉田さんは埼玉県出身。
平成9年、
青年海外協力隊員・看護師としてフィジーへ派遣され、
帰国後は大学病院などで勤務。
24年6月からMSFに参加し、
南スーダン、
パキスタン、
ウクライナの難民キャンプなどで治療に参加してきた。
カイラフンでは6月下旬から約1カ月間、
エボラウイルスに感染した疑いがある患者を収容する施設を担当した。
毎日、
続々と患者が運び込まれ、
半分以上が亡くなる
「悲惨な状況」
だった。
生後6カ月の赤ちゃんからお年寄りまで、
老若男女を問わず感染し、
なかには一家全員が亡くなったり、
入院から数時間で死亡したりする患者もいた。
「数日前まで元気だった人が急に亡くなっていく。
本当に残酷な病気で、
残された家族の心の痛みははかりしれない」
と吉田さん。
ワクチンがなく感染した場合の致死率が高いため、
仲間の医療スタッフを感染させないよう治療中の事故には細心の注意を払った。
防護服着ても恐怖感、
特に採血や点滴など針を使う際は、
「同僚や自分の手を誤って刺してしまわないか」
と普段以上に緊張した。
また治療中は全身を覆う防護服を着ていたが、
感染源となる患者の血液や嘔吐物に触れたときは
「恐怖を感じた」
と明かした。
逆に、
そうした接点がなければ感染しないので、
エボラウイルスの感染力は弱いとされる。
それでも流行が広がる今回のケースについて、
現地入りして気づいたことがあった。
シエラレオネとギニア、
リベリアの国境はそれほど警備が厳しくなく、
住民は隣町を訪ねるような感覚で行き来していた。
葬式で遺体を洗い流して清める慣習が感染拡大の一因とされるが、
「友人を弔うため国境を越えるのはカイラフンでは普通のこと」
だった。
住民から嫌がらせ、
また西アフリカ地域で初めての流行だったため、
住民の間でエボラ出血熱の理解が進んでいないことも痛感した。
海外から駆けつけた医療スタッフが
「奇病」
を持ち込んだとみなされ、
MSFの車両が投石されてフロントガラスを割られたり、
現地で採用したスタッフが嫌がらせを受けたりしたこともあったという。
吉田さんは
「現地の人だけで対応するのは難しい状況だ。
診療や介護に加え、
住民の啓発などを含めた幅広い協力には日本の支援も欠かせない」
と訴えた。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染、現地で治療に参加した国境なき医師団看護師・吉田照美さん「エボラ出血熱は残酷な病気」】をお届けします。
「残酷な病気」 国境なき医師団看護師・吉田照美さん、現地で治療に参加》
エボラ出血熱の流行が拡大している。
7年内の終息は困難とみられ、
世界保健機関(WHO)は緊急事態を宣言し、
ウイルス封じ込めに国際社会の協力を求めている。
流行の中心地ギニアとリベリアの国境に近いシエラレオネ東部の町カイラフンで治療に参加し、
7月下旬に帰国した国境なき医師団(MSF)の看護師、
吉田照美さん(43)に現地の様子を聞いた。
入院数時間で死亡、
一家全滅も、
吉田さんは埼玉県出身。
平成9年、
青年海外協力隊員・看護師としてフィジーへ派遣され、
帰国後は大学病院などで勤務。
24年6月からMSFに参加し、
南スーダン、
パキスタン、
ウクライナの難民キャンプなどで治療に参加してきた。
カイラフンでは6月下旬から約1カ月間、
エボラウイルスに感染した疑いがある患者を収容する施設を担当した。
毎日、
続々と患者が運び込まれ、
半分以上が亡くなる
「悲惨な状況」
だった。
生後6カ月の赤ちゃんからお年寄りまで、
老若男女を問わず感染し、
なかには一家全員が亡くなったり、
入院から数時間で死亡したりする患者もいた。
「数日前まで元気だった人が急に亡くなっていく。
本当に残酷な病気で、
残された家族の心の痛みははかりしれない」
と吉田さん。
ワクチンがなく感染した場合の致死率が高いため、
仲間の医療スタッフを感染させないよう治療中の事故には細心の注意を払った。
防護服着ても恐怖感、
特に採血や点滴など針を使う際は、
「同僚や自分の手を誤って刺してしまわないか」
と普段以上に緊張した。
また治療中は全身を覆う防護服を着ていたが、
感染源となる患者の血液や嘔吐物に触れたときは
「恐怖を感じた」
と明かした。
逆に、
そうした接点がなければ感染しないので、
エボラウイルスの感染力は弱いとされる。
それでも流行が広がる今回のケースについて、
現地入りして気づいたことがあった。
シエラレオネとギニア、
リベリアの国境はそれほど警備が厳しくなく、
住民は隣町を訪ねるような感覚で行き来していた。
葬式で遺体を洗い流して清める慣習が感染拡大の一因とされるが、
「友人を弔うため国境を越えるのはカイラフンでは普通のこと」
だった。
住民から嫌がらせ、
また西アフリカ地域で初めての流行だったため、
住民の間でエボラ出血熱の理解が進んでいないことも痛感した。
海外から駆けつけた医療スタッフが
「奇病」
を持ち込んだとみなされ、
MSFの車両が投石されてフロントガラスを割られたり、
現地で採用したスタッフが嫌がらせを受けたりしたこともあったという。
吉田さんは
「現地の人だけで対応するのは難しい状況だ。
診療や介護に加え、
住民の啓発などを含めた幅広い協力には日本の支援も欠かせない」
と訴えた。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
エボラ出血熱感染、日本は大丈夫か…低い感染可能性 「万が一」に備え警戒強化
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、日本は大丈夫か…低い感染可能性 「万が一」に備え警戒強化】をお届けします。
現状ではアフリカの一部地域にとどまっているエボラ出血熱だが、
今後、
国内に入ってくる可能性はあるのか。
厚生労働省は
「国内で患者が発生する可能性は低く、
仮に感染者が出ても国内の医療体制では広がる恐れはほぼない」
とする一方で、
世界保健機関(WHO)と情報を共有し、
万が一の“上陸”に備えた警戒も強化した。
特効薬ないが
「検査・医療体制は確立」
厚労省によると、
国内と西アフリカの流行地域を行き来する人は少なく、
感染者が帰国、
入国する可能性は低いという。
それでも、
WHOの緊急事態宣言を受け、
8日に全国の検疫所の体制を強化。
流行地域から帰国、
入国する旅客を把握し、
現地で患者と接触した人などには一定期間、
健康状態の報告を求める。
特効薬がなく致死率も高いことから恐れられているエボラ出血熱だが、
厚労省は
「中東呼吸器症候群(MERS)や鳥インフルエンザ(H7N9型)のように新たに出てきた感染症でないため、
検査方法や医療体制は確立されている」
とする。
実際にエボラ出血熱が疑われる患者が国内で出た場合は、
患者を隔離できる病室を備えた国立国際医療研究センター(東京)など47カ所の指定医療機関で治療が行われる。
ウイルスがエボラ出血熱かどうかは国立感染症研究所(東京)が確認する。
空気感染なく、
血液や排泄物から、
エボラ出血熱は血液や排泄(はいせつ)物に直接触れることで感染するが、
ウイルスの感染力はあまり強くない。
現在、
リベリアでWHOの対策ミッションに参加している国立国際医療研究センターの加藤康幸医師は
「現地で感染が広がっている理由は、
病気について正しい知識がなく、
感染防止策が取られていないから」
と話す。
空気感染はしないため、
「仮に感染者が国内に入っても、
飛行機に同乗した人などに感染が広がる恐れはほとんどない」
(厚労省)という。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染、日本は大丈夫か…低い感染可能性 「万が一」に備え警戒強化】をお届けします。
現状ではアフリカの一部地域にとどまっているエボラ出血熱だが、
今後、
国内に入ってくる可能性はあるのか。
厚生労働省は
「国内で患者が発生する可能性は低く、
仮に感染者が出ても国内の医療体制では広がる恐れはほぼない」
とする一方で、
世界保健機関(WHO)と情報を共有し、
万が一の“上陸”に備えた警戒も強化した。
特効薬ないが
「検査・医療体制は確立」
厚労省によると、
国内と西アフリカの流行地域を行き来する人は少なく、
感染者が帰国、
入国する可能性は低いという。
それでも、
WHOの緊急事態宣言を受け、
8日に全国の検疫所の体制を強化。
流行地域から帰国、
入国する旅客を把握し、
現地で患者と接触した人などには一定期間、
健康状態の報告を求める。
特効薬がなく致死率も高いことから恐れられているエボラ出血熱だが、
厚労省は
「中東呼吸器症候群(MERS)や鳥インフルエンザ(H7N9型)のように新たに出てきた感染症でないため、
検査方法や医療体制は確立されている」
とする。
実際にエボラ出血熱が疑われる患者が国内で出た場合は、
患者を隔離できる病室を備えた国立国際医療研究センター(東京)など47カ所の指定医療機関で治療が行われる。
ウイルスがエボラ出血熱かどうかは国立感染症研究所(東京)が確認する。
空気感染なく、
血液や排泄物から、
エボラ出血熱は血液や排泄(はいせつ)物に直接触れることで感染するが、
ウイルスの感染力はあまり強くない。
現在、
リベリアでWHOの対策ミッションに参加している国立国際医療研究センターの加藤康幸医師は
「現地で感染が広がっている理由は、
病気について正しい知識がなく、
感染防止策が取られていないから」
と話す。
空気感染はしないため、
「仮に感染者が国内に入っても、
飛行機に同乗した人などに感染が広がる恐れはほとんどない」
(厚労省)という。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
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それでは、「ごきげんよう!」ecar
エボラ出血熱感染、日本への影響は、安倍晋三首相「国際社会の支援の手は緩めるべきではない」
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、日本への影響は、安倍晋三首相「国際社会の支援の手は緩めるべきではない」】をお届けします。
イタリア・ミラノを訪問中の安倍晋三首相は16日夜(日本時間17日未明)、
アジア欧州会議(ASEM)首脳会議の地球規模課題を協議する第2セッションでエボラ出血熱対策について
「さらなる支援を検討している」
と述べ、
9月に国連で表明した4千万ドル(約43億7千円)の支援に上積みする考えを示した。
また、
専門家の追加派遣なども挙げ
「国際社会の支援の手は緩めるべきではない」
と強調した。
政府は17日、
エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカに自衛隊を派遣する方向で検討に入った。
複数の政府関係者が明らかにした。
政府は、
世界保健機関(WHO)や関係国と調整の上、
緊急医療や施設設営、
物資輸送など自衛隊の人道支援による貢献が可能な業務を絞り込み、
要員を送る規模や地域、
期間など具体的な派遣計画を早急に固める方針。
岸田文雄外相は17日の記者会見で、
国立感染症研究所(東京都新宿区)の専門家2人を
流行国の一つであるシエラレオネに派遣すると発表した。
WHOからの要請に応えたもので、
政府は今後、
資金面にとどまらず、
専門医や自衛隊の派遣を含めた人的な貢献に積極的に取り組む考えだ。
首相は15日、
オバマ米大統領と電話会談し、
エボラ出血熱対策で緊密に連携していく方針を確認した。
その際、
オバマ氏から日本の広範な分野での支援の強化を要請された。
政府は米側の意向を受け、
ドイツのシュツットガルトにある米アフリカ軍司令部に
自衛隊員を連絡要員として派遣することも視野に入れている。
自衛隊の緊急医療チームは世界各国で成果を挙げており、
最近では昨秋の台風で多くの犠牲者を出したフィリピンで物資輸送や医療・防疫活動を展開した。
政府関係者によると、
安倍首相は9月上旬、
エボラ出血熱による死者が2千人を超えたリベリアのサーリーフ大統領から書簡で
自衛隊の緊急医療チームの派遣を要請されるなど後方支援能力にたけた
自衛隊への期待が高まっています。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染、日本への影響は、安倍晋三首相「国際社会の支援の手は緩めるべきではない」】をお届けします。
イタリア・ミラノを訪問中の安倍晋三首相は16日夜(日本時間17日未明)、
アジア欧州会議(ASEM)首脳会議の地球規模課題を協議する第2セッションでエボラ出血熱対策について
「さらなる支援を検討している」
と述べ、
9月に国連で表明した4千万ドル(約43億7千円)の支援に上積みする考えを示した。
また、
専門家の追加派遣なども挙げ
「国際社会の支援の手は緩めるべきではない」
と強調した。
政府は17日、
エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカに自衛隊を派遣する方向で検討に入った。
複数の政府関係者が明らかにした。
政府は、
世界保健機関(WHO)や関係国と調整の上、
緊急医療や施設設営、
物資輸送など自衛隊の人道支援による貢献が可能な業務を絞り込み、
要員を送る規模や地域、
期間など具体的な派遣計画を早急に固める方針。
岸田文雄外相は17日の記者会見で、
国立感染症研究所(東京都新宿区)の専門家2人を
流行国の一つであるシエラレオネに派遣すると発表した。
WHOからの要請に応えたもので、
政府は今後、
資金面にとどまらず、
専門医や自衛隊の派遣を含めた人的な貢献に積極的に取り組む考えだ。
首相は15日、
オバマ米大統領と電話会談し、
エボラ出血熱対策で緊密に連携していく方針を確認した。
その際、
オバマ氏から日本の広範な分野での支援の強化を要請された。
政府は米側の意向を受け、
ドイツのシュツットガルトにある米アフリカ軍司令部に
自衛隊員を連絡要員として派遣することも視野に入れている。
自衛隊の緊急医療チームは世界各国で成果を挙げており、
最近では昨秋の台風で多くの犠牲者を出したフィリピンで物資輸送や医療・防疫活動を展開した。
政府関係者によると、
安倍首相は9月上旬、
エボラ出血熱による死者が2千人を超えたリベリアのサーリーフ大統領から書簡で
自衛隊の緊急医療チームの派遣を要請されるなど後方支援能力にたけた
自衛隊への期待が高まっています。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
2014年10月17日
「デング熱」真実、新宿御苑、環境省は17日から全域で施設利用を再開
おはようございます、ecarです。
今日は【「デング熱」真実、新宿御苑、環境省は17日から全域で施設利用を再開】 をお届けします。
デング熱の国内感染の影響で閉鎖していた
新宿御苑(東京都新宿区、渋谷区)について、
環境省は17日から全域で施設利用を再開することを決めました。
殺虫剤の散布や幼虫駆除、
気温の低下で蚊が大幅に減り、
採取された蚊からもウイルスが検出されなくなったためです。
新宿御苑は、
近くの代々木公園周辺でデング熱に感染した人が見つかったことを受け、
9月7日から閉鎖していました。
週1度、
園内で蚊を採取してウイルス検査をしてきたが、
9月26日を最後にウイルスは検出されていませんでした。
一方、
東京都は16日、
大半を閉鎖中の代々木公園(渋谷区)で
15、16両日はデングウイルスを媒介する蚊を1匹も採取できなかったと発表しました。
気温の低下や雨が原因とみられます。
都は10月中は閉鎖と蚊の採取を続け、
利用再開を慎重に判断する方針だとしていました。
蚊は寒くなると死滅するが、
卵は…
厚労省によると、
蚊の寿命は約1カ月。
都は代々木公園の大部分を閉鎖し、
5回にわたり駆除を行った。
ウイルスは蚊から蚊にうつることはないため、
人を刺さなければ感染が広がることはない。
国内でヒトスジシマカが活動するのは5〜10月。
蚊の寿命や生息できる季節からみても、
ウイルスを持つ代々木公園の蚊はそろそろ死滅するとみられる。
寒くなると蚊は死滅するが、
卵は小さな水たまりや雨どいなどで冬を越し、
次のシーズンに温かくなると孵化する。卵にウイルスが受け継がれ、
次世代の蚊がウイルスを持つ可能性はないのか。
感染研昆虫医科学部の沢辺京子部長は
「海外ではウイルスが卵に受け継がれたとの報告もある。
しかし、
日本は熱帯地方より気温が低いので、
気候が温かくなってから数カ月しないと孵化しない。
その間に乾燥して死滅する卵も多いので、
ウイルスを引き継いだ卵が孵化して次のシーズンも活動する可能性は低い」
と話す。
そもそも今年の国内の流行は局所的で、
海外のように何万人も患者が出てはいない。
となるとウイルスを持つ蚊自体が少なく、
それが卵に引き継がれて、
乾燥など厳しい環境に耐えて数カ月後に孵化する可能性はさらに低い。
それよりも「再び海外からウイルスが持ち込まれ、
それが国内で広がる可能性の方が高い」
と沢辺部長はみている。
「来年は医師もデング熱を疑って検査」
確かに、
来年以降に国内感染の患者がゼロになる可能性は低いと指摘する声もある。
感染研ウイルス第1部の高崎智彦室長は
「今年、
デング熱の国内感染がこれほど広がったことで、
医療機関は来年以降、
海外渡航歴がない患者でも、
デング熱を疑い検査するようになるだろう」
と予想する。
これまでも国内感染が起きていた可能性が指摘されるデング熱だが、
医師が海外に行っていない患者をデング熱と疑うことはほとんどなかった。
しかし、
今年の流行で、
国内でもデング熱が広がることが分かった。
そうなると、
デング熱が疑われる症状があれば医師が積極的に検査するようになり、
デング熱の患者が発見される可能性が高いというわけだ。
代々木公園を中心に広がった今年のデング熱は、
150人を超える患者を出した。
これは「
公園内にウイルスを持つ蚊がたくさんいる
“ホットスポット”
が複数できてしまったことによる」(厚労省)。
仮に来年、
国内感染が起きたとしても、
医師が積極的に検査して早期に患者が発見され、
蚊に刺された場所が分かれば、
ホットスポットができる前に蚊の駆除などの対策が取れる。
厚労省は8日、
デング熱を始めとする蚊が媒介する感染症の対策を話し合う検討会を開催した。
蚊が媒介する感染症にはマラリアなどデング熱より致死率が高く、
重症化するものも多い。
こうした感染症が国内に持ち込まれる恐れもあり、
今年のデング熱流行を契機に蚊に対する警戒を続けていくことが必要だ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【「デング熱」真実、新宿御苑、環境省は17日から全域で施設利用を再開】 をお届けします。
デング熱の国内感染の影響で閉鎖していた
新宿御苑(東京都新宿区、渋谷区)について、
環境省は17日から全域で施設利用を再開することを決めました。
殺虫剤の散布や幼虫駆除、
気温の低下で蚊が大幅に減り、
採取された蚊からもウイルスが検出されなくなったためです。
新宿御苑は、
近くの代々木公園周辺でデング熱に感染した人が見つかったことを受け、
9月7日から閉鎖していました。
週1度、
園内で蚊を採取してウイルス検査をしてきたが、
9月26日を最後にウイルスは検出されていませんでした。
一方、
東京都は16日、
大半を閉鎖中の代々木公園(渋谷区)で
15、16両日はデングウイルスを媒介する蚊を1匹も採取できなかったと発表しました。
気温の低下や雨が原因とみられます。
都は10月中は閉鎖と蚊の採取を続け、
利用再開を慎重に判断する方針だとしていました。
蚊は寒くなると死滅するが、
卵は…
厚労省によると、
蚊の寿命は約1カ月。
都は代々木公園の大部分を閉鎖し、
5回にわたり駆除を行った。
ウイルスは蚊から蚊にうつることはないため、
人を刺さなければ感染が広がることはない。
国内でヒトスジシマカが活動するのは5〜10月。
蚊の寿命や生息できる季節からみても、
ウイルスを持つ代々木公園の蚊はそろそろ死滅するとみられる。
寒くなると蚊は死滅するが、
卵は小さな水たまりや雨どいなどで冬を越し、
次のシーズンに温かくなると孵化する。卵にウイルスが受け継がれ、
次世代の蚊がウイルスを持つ可能性はないのか。
感染研昆虫医科学部の沢辺京子部長は
「海外ではウイルスが卵に受け継がれたとの報告もある。
しかし、
日本は熱帯地方より気温が低いので、
気候が温かくなってから数カ月しないと孵化しない。
その間に乾燥して死滅する卵も多いので、
ウイルスを引き継いだ卵が孵化して次のシーズンも活動する可能性は低い」
と話す。
そもそも今年の国内の流行は局所的で、
海外のように何万人も患者が出てはいない。
となるとウイルスを持つ蚊自体が少なく、
それが卵に引き継がれて、
乾燥など厳しい環境に耐えて数カ月後に孵化する可能性はさらに低い。
それよりも「再び海外からウイルスが持ち込まれ、
それが国内で広がる可能性の方が高い」
と沢辺部長はみている。
「来年は医師もデング熱を疑って検査」
確かに、
来年以降に国内感染の患者がゼロになる可能性は低いと指摘する声もある。
感染研ウイルス第1部の高崎智彦室長は
「今年、
デング熱の国内感染がこれほど広がったことで、
医療機関は来年以降、
海外渡航歴がない患者でも、
デング熱を疑い検査するようになるだろう」
と予想する。
これまでも国内感染が起きていた可能性が指摘されるデング熱だが、
医師が海外に行っていない患者をデング熱と疑うことはほとんどなかった。
しかし、
今年の流行で、
国内でもデング熱が広がることが分かった。
そうなると、
デング熱が疑われる症状があれば医師が積極的に検査するようになり、
デング熱の患者が発見される可能性が高いというわけだ。
代々木公園を中心に広がった今年のデング熱は、
150人を超える患者を出した。
これは「
公園内にウイルスを持つ蚊がたくさんいる
“ホットスポット”
が複数できてしまったことによる」(厚労省)。
仮に来年、
国内感染が起きたとしても、
医師が積極的に検査して早期に患者が発見され、
蚊に刺された場所が分かれば、
ホットスポットができる前に蚊の駆除などの対策が取れる。
厚労省は8日、
デング熱を始めとする蚊が媒介する感染症の対策を話し合う検討会を開催した。
蚊が媒介する感染症にはマラリアなどデング熱より致死率が高く、
重症化するものも多い。
こうした感染症が国内に持ち込まれる恐れもあり、
今年のデング熱流行を契機に蚊に対する警戒を続けていくことが必要だ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
「デング熱」真実、日本では冬場の感染はない
おはようございます、ecarです。
今日は【「デング熱」日本では冬場の感染はない】 をお届けします。
この夏、
東京・代々木公園を中心に感染が広がった「デング熱」。
国内での感染は約70年ぶりで、
代々木公園以外の場所にもウイルスを持つ蚊は広がった。
ウイルスを媒介するヒトスジシマカの活動期は5月〜10月とされ、
日本では冬場の感染はないとされている。
しかし、
本当にウイルスを持った蚊は越冬しないのか。
来年以降も感染が広がる恐れはないのだろうか。
広がるヒトスジシマカの分布域
約70年ぶりのデング熱の国内感染が明らかになったのは、
8月27日。
埼玉県の10代女性が同月20日、
突然高熱が出たため、
県内の医療機関を受診。
症状からデング熱が疑われ簡易検査をしたところ、
陽性となったのだ。
女性の血液は国立感染症研究所(感染研)に持ち込まれ、
感染研の検査でデング熱と正式に確認された。
デング熱はこれまでも、
海外で蚊に刺された人が帰国した後に発症する例が毎年150例程度報告されていた。
デング熱は蚊に刺されてから発症するまでの潜伏期間が3〜7日間とされるが、
女性には直近の海外渡航歴はなかった。
つまり、
女性が感染したのは国内ということになる。
国内には、
海外の流行地域でデング熱を媒介するネッタイシマカは生息していないが、
同様に媒介能力のあるヒトスジシマカが秋田県以南に生息する。
住宅街の庭や公園、墓地など屋外に生息し、
いわゆる「ヤブ蚊」として知られる蚊だ。
国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の忽那賢志医師は
「以前は関東が北限だったが、
温暖化によりヒトスジシマカの分布域は広がっている」
と解説する。
患者の8割以上は代々木公園周辺で蚊に刺された
海外渡航歴がない女性がなぜ、デング熱に感染したのか。
理由として考えられるのは次のケースだ。
海外で蚊に刺されて感染し、
帰国後に発症した患者が国内でヒトスジシマカに刺される。そうすると、
蚊の中でウイルスが増え、
次に人を刺すときウイルスに感染させるのだ。
女性はウイルスを持つ蚊に国内で刺され、
感染したとみられる。
1匹の蚊が死ぬまでに人を刺すのは4、
5回程度。
ウイルスを広げないためには、
ウイルスを持つ蚊がどこにいるかを特定し、
そこで蚊に刺されないようにすることが有効だ。
厚生労働省は埼玉の女性がどこで蚊に刺されたか特定する調査を始めたが、
翌日、女性の同級生2人もデング熱に感染していたことが判明。
3人が共通して蚊に刺された場所として、
代々木公園が浮上した。
その後、
都の調査で代々木公園からウイルスを持った蚊が発見され、
代々木公園が感染場所となった可能性がほぼ確定された。
しかし、
感染者が増えると、
中には代々木公園周辺を訪れていない患者も現れ、
感染場所が同公園だけでないことも分かってきた。
ウイルスを持った蚊も、
代々木公園だけでなく近くの新宿御苑でも発見され、
実際にウイルスが広がっていたことが裏付けられた。
「患者の8割以上は代々木公園周辺で刺されている。
公園の複数個所からウイルスを持つ蚊が出ており、
代々木公園が感染を広げる中心的な場所になったことは間違いない」
と厚労省。
逆に、
感染場所として疑われた他の公園などではウイルスを持つ蚊がそこまで増えていなかったため、
感染者の数が少なかったとみられる。
代々木公園、開園のめど立たず
一方、
閉鎖が続く代々木公園では、
現在も蚊のデングウイルス保有調査が週1回行われているが、
直近ではウイルスを保有する蚊は採集されていない。
採集された蚊の数自体も秋口には200匹近くだったのが、
気温の低下に伴って蚊の活動が低下し、
現在は30匹程度に減っている。
しかし、
都は「ウイルスを持つ蚊が採集されていないからといって安全というわけではない」とし、
10月末まで調査を続けた上で、
専門家の意見を聞いて調査続行の可否を判断するという。
また、
公園の閉鎖について、
都民から「いつごろに公園を開けるのか」との問い合わせも寄せられるが、
10月7日も上野公園で感染したとみられる患者が出たことから、
都は「しばらく様子を見る必要がある」と話しており、
開園のめどは立っていない状況だ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【「デング熱」日本では冬場の感染はない】 をお届けします。
この夏、
東京・代々木公園を中心に感染が広がった「デング熱」。
国内での感染は約70年ぶりで、
代々木公園以外の場所にもウイルスを持つ蚊は広がった。
ウイルスを媒介するヒトスジシマカの活動期は5月〜10月とされ、
日本では冬場の感染はないとされている。
しかし、
本当にウイルスを持った蚊は越冬しないのか。
来年以降も感染が広がる恐れはないのだろうか。
広がるヒトスジシマカの分布域
約70年ぶりのデング熱の国内感染が明らかになったのは、
8月27日。
埼玉県の10代女性が同月20日、
突然高熱が出たため、
県内の医療機関を受診。
症状からデング熱が疑われ簡易検査をしたところ、
陽性となったのだ。
女性の血液は国立感染症研究所(感染研)に持ち込まれ、
感染研の検査でデング熱と正式に確認された。
デング熱はこれまでも、
海外で蚊に刺された人が帰国した後に発症する例が毎年150例程度報告されていた。
デング熱は蚊に刺されてから発症するまでの潜伏期間が3〜7日間とされるが、
女性には直近の海外渡航歴はなかった。
つまり、
女性が感染したのは国内ということになる。
国内には、
海外の流行地域でデング熱を媒介するネッタイシマカは生息していないが、
同様に媒介能力のあるヒトスジシマカが秋田県以南に生息する。
住宅街の庭や公園、墓地など屋外に生息し、
いわゆる「ヤブ蚊」として知られる蚊だ。
国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の忽那賢志医師は
「以前は関東が北限だったが、
温暖化によりヒトスジシマカの分布域は広がっている」
と解説する。
患者の8割以上は代々木公園周辺で蚊に刺された
海外渡航歴がない女性がなぜ、デング熱に感染したのか。
理由として考えられるのは次のケースだ。
海外で蚊に刺されて感染し、
帰国後に発症した患者が国内でヒトスジシマカに刺される。そうすると、
蚊の中でウイルスが増え、
次に人を刺すときウイルスに感染させるのだ。
女性はウイルスを持つ蚊に国内で刺され、
感染したとみられる。
1匹の蚊が死ぬまでに人を刺すのは4、
5回程度。
ウイルスを広げないためには、
ウイルスを持つ蚊がどこにいるかを特定し、
そこで蚊に刺されないようにすることが有効だ。
厚生労働省は埼玉の女性がどこで蚊に刺されたか特定する調査を始めたが、
翌日、女性の同級生2人もデング熱に感染していたことが判明。
3人が共通して蚊に刺された場所として、
代々木公園が浮上した。
その後、
都の調査で代々木公園からウイルスを持った蚊が発見され、
代々木公園が感染場所となった可能性がほぼ確定された。
しかし、
感染者が増えると、
中には代々木公園周辺を訪れていない患者も現れ、
感染場所が同公園だけでないことも分かってきた。
ウイルスを持った蚊も、
代々木公園だけでなく近くの新宿御苑でも発見され、
実際にウイルスが広がっていたことが裏付けられた。
「患者の8割以上は代々木公園周辺で刺されている。
公園の複数個所からウイルスを持つ蚊が出ており、
代々木公園が感染を広げる中心的な場所になったことは間違いない」
と厚労省。
逆に、
感染場所として疑われた他の公園などではウイルスを持つ蚊がそこまで増えていなかったため、
感染者の数が少なかったとみられる。
代々木公園、開園のめど立たず
一方、
閉鎖が続く代々木公園では、
現在も蚊のデングウイルス保有調査が週1回行われているが、
直近ではウイルスを保有する蚊は採集されていない。
採集された蚊の数自体も秋口には200匹近くだったのが、
気温の低下に伴って蚊の活動が低下し、
現在は30匹程度に減っている。
しかし、
都は「ウイルスを持つ蚊が採集されていないからといって安全というわけではない」とし、
10月末まで調査を続けた上で、
専門家の意見を聞いて調査続行の可否を判断するという。
また、
公園の閉鎖について、
都民から「いつごろに公園を開けるのか」との問い合わせも寄せられるが、
10月7日も上野公園で感染したとみられる患者が出たことから、
都は「しばらく様子を見る必要がある」と話しており、
開園のめどは立っていない状況だ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
2014年10月16日
エボラ出血熱速報感染、「エボラ熱関連」株価3倍、日本エアーテックの正体
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱速報感染、「エボラ熱関連」株価3倍、日本エアーテックの正体】をお届けします。
西アフリカを中心に4000人以上の患者が命を落とすなど、
猛威を振るっているエボラ出血熱。
10月初旬には米国内で初となるエボラ出血熱患者が死亡し、
その後この患者を担当した2名の看護師の二次感染も確認された。
感染患者はスペインなど欧州にも拡大している。
このような中、
日本国内でも子会社の富山化学工業の抗インフル薬
「アビガン錠」
がフランス人のエボラ出血熱患者に投与された富士フイルムホールディングス、
防護服販売を手掛けるアゼアスなどが、
「エボラ熱関連銘柄」
として思惑買いの様相を強め、
軟調な10月相場の中で上昇気配となっている。
中でも連日のストップ高で株価が急上昇しているのが、
クリーンルーム関連機器を製造販売する日本エアーテックだ。
9月末まで520円前後で推移していた株価は10月1日以降に動意を強め、
本日16日も一時300円ストップ高となる1430円まで値を飛ばした。
およそ2週間で株価2.8倍だ。
では、
株式市場で一躍注目を浴びている日本エアーテックとは、
どのような会社なのか。
クリーンルーム技術を
「感染防止機器」
に応用、
「われわれは国内で15〜20%のトップシェアを持つクリーンルーム関連機器メーカー。
かつては半導体装置や液晶、電子部品メーカー向けが多かったが、
現在は製薬、
病院、
食品メーカー向けなどの比率が増えている」(渡辺直樹副社長)。
同社は生産現場や研究施設などで使われるエアーシャワー
(クリーンルーム入室前に設置する塵芥を飛ばす設備)
やクリーンブース、ファンフィルターユニットなどのクリーンルーム関連製品を柱としており、
売上高の約6割がこのようなクリーンルーム関連機器だ。
そして今回、
エボラ出血熱対策として注目を浴びているのが、
同社がクリーンルーム技術を応用して展開している、
「感染防止機器」だ。
中でもエボラ出血熱など感染症の拡大防止用途として使われる可能性があるのが、
緊急感染症患者の隔離搬送用のバイオセーフティカプセル
(1台250万円程度)
や、
ベッド用簡易隔離病室ユニッ
ト(同70万円程度)、
排気ユニット(同90万円程度)といった、
ウィルス、
細菌の拡散を防止する機器だ。
実際、
感染症がはやると医療機関からの需要が急拡大し、
「09年に国内で新型インフルエンザが猛威を振るった際には、
クリーンパーティションや排気ユニットなどの売り上げが例年の2〜3倍になった」
(渡辺副社長)という。
しかし、
「現時点ではエボラ出血熱対策で病院からの
(感染防止機器の)
受注は入っていない」
(大重一義管理本部長)。
国内に45カ所ある指定の医療機関にはすでに感染症患者の隔離病床などが設置済な上、
万が一、
国内でエボラ出血熱患者が出たとしても、
インフルエンザほど感染が拡大するとは考えにくい。
また、
同社は中国など東アジア地域に合弁会社を展開しているものの、
売り上げの9割以上は国内販売であり、
海外での販売増は見込めない。
とはいえ、
さらなるエボラ出血熱の感染防止設備の拡充が必要との声もあり、
「国内でもエボラ出血熱対策の必要性が増せば、
受注増となる可能性はある」(渡辺副社長)という。
日本エアーテックの今14年度の会社計画では、
売上高が70億円(前期比2.9%増益)、
営業利益が1.1億円(同140%増)と、
大幅減益となった前13年度からV字回復する。
「スマホ需要で好調な電子部品メーカー向けにクリーンルーム関連機器の売り上げが拡大するほか、
前年度に利益の押し下げ要因となった不採算案件がなくなることが主な増益要因」(大重管理本部長)。
エボラ出血熱関連での特需については不透明な状況ではあるものの、
柱のクリーンルーム関連機器を中心に、
堅実な業績改善が見込めそうだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱速報感染、「エボラ熱関連」株価3倍、日本エアーテックの正体】をお届けします。
西アフリカを中心に4000人以上の患者が命を落とすなど、
猛威を振るっているエボラ出血熱。
10月初旬には米国内で初となるエボラ出血熱患者が死亡し、
その後この患者を担当した2名の看護師の二次感染も確認された。
感染患者はスペインなど欧州にも拡大している。
このような中、
日本国内でも子会社の富山化学工業の抗インフル薬
「アビガン錠」
がフランス人のエボラ出血熱患者に投与された富士フイルムホールディングス、
防護服販売を手掛けるアゼアスなどが、
「エボラ熱関連銘柄」
として思惑買いの様相を強め、
軟調な10月相場の中で上昇気配となっている。
中でも連日のストップ高で株価が急上昇しているのが、
クリーンルーム関連機器を製造販売する日本エアーテックだ。
9月末まで520円前後で推移していた株価は10月1日以降に動意を強め、
本日16日も一時300円ストップ高となる1430円まで値を飛ばした。
およそ2週間で株価2.8倍だ。
では、
株式市場で一躍注目を浴びている日本エアーテックとは、
どのような会社なのか。
クリーンルーム技術を
「感染防止機器」
に応用、
「われわれは国内で15〜20%のトップシェアを持つクリーンルーム関連機器メーカー。
かつては半導体装置や液晶、電子部品メーカー向けが多かったが、
現在は製薬、
病院、
食品メーカー向けなどの比率が増えている」(渡辺直樹副社長)。
同社は生産現場や研究施設などで使われるエアーシャワー
(クリーンルーム入室前に設置する塵芥を飛ばす設備)
やクリーンブース、ファンフィルターユニットなどのクリーンルーム関連製品を柱としており、
売上高の約6割がこのようなクリーンルーム関連機器だ。
そして今回、
エボラ出血熱対策として注目を浴びているのが、
同社がクリーンルーム技術を応用して展開している、
「感染防止機器」だ。
中でもエボラ出血熱など感染症の拡大防止用途として使われる可能性があるのが、
緊急感染症患者の隔離搬送用のバイオセーフティカプセル
(1台250万円程度)
や、
ベッド用簡易隔離病室ユニッ
ト(同70万円程度)、
排気ユニット(同90万円程度)といった、
ウィルス、
細菌の拡散を防止する機器だ。
実際、
感染症がはやると医療機関からの需要が急拡大し、
「09年に国内で新型インフルエンザが猛威を振るった際には、
クリーンパーティションや排気ユニットなどの売り上げが例年の2〜3倍になった」
(渡辺副社長)という。
しかし、
「現時点ではエボラ出血熱対策で病院からの
(感染防止機器の)
受注は入っていない」
(大重一義管理本部長)。
国内に45カ所ある指定の医療機関にはすでに感染症患者の隔離病床などが設置済な上、
万が一、
国内でエボラ出血熱患者が出たとしても、
インフルエンザほど感染が拡大するとは考えにくい。
また、
同社は中国など東アジア地域に合弁会社を展開しているものの、
売り上げの9割以上は国内販売であり、
海外での販売増は見込めない。
とはいえ、
さらなるエボラ出血熱の感染防止設備の拡充が必要との声もあり、
「国内でもエボラ出血熱対策の必要性が増せば、
受注増となる可能性はある」(渡辺副社長)という。
日本エアーテックの今14年度の会社計画では、
売上高が70億円(前期比2.9%増益)、
営業利益が1.1億円(同140%増)と、
大幅減益となった前13年度からV字回復する。
「スマホ需要で好調な電子部品メーカー向けにクリーンルーム関連機器の売り上げが拡大するほか、
前年度に利益の押し下げ要因となった不採算案件がなくなることが主な増益要因」(大重管理本部長)。
エボラ出血熱関連での特需については不透明な状況ではあるものの、
柱のクリーンルーム関連機器を中心に、
堅実な業績改善が見込めそうだ。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
2014年10月15日
エボラ出血熱感染速報、今後2か月以内に週1万人のペースで増加、日本へ影響
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染速報、今後2か月以内に週1万人のペースで増加、日本へ影響】をお届けします。
エボラ出血熱への懸念が世界を覆っています。
院内感染した看護師は快方に向かっていると伝えられましたが、
日米の首脳が電話で感染拡大阻止を協議。
フェイスブックの創業者は27億円もの巨額の寄付を保健当局に申し出ました。
こうした中で、
WHO(世界保健機関)は、
2か月後には患者が1週間に1万人増えるペースになるとの見通しを発表しました。
「12月には最悪で1週間に5000〜1万人の新たな患者が出る可能性がある」(WHO エイルワード事務局長補)
WHO(世界保健機関)は、
エボラ出血熱の患者8900人中、
13日までの死者数が4447人に達したと発表。
そして、
1週間当たりの新たな感染者数は、
現在のおよそ1000人から、
今後2か月以内に週1万人のペースで増加するという見通しを示しました。
WHOによりますと、
現在の致死率はおよそ50%。
しかし、
申告されていない死亡者がいるとみており、
致死率はおよそ70%に至っていると推定しています。
国連安全保障理事会では、
エボラ出血熱対策の責任者が、
12月1日までに感染者の少なくとも70%が専門施設で治療されなくてはならないと指摘。
この目標が達成されない場合は、
“我々が予想もしない状況に直面することになる”として、
各国に対し、
対策を急ぐ必要性を訴えました。
一方、
安倍総理大臣は15日午前、
アメリカのオバマ大統領と電話で会談。
感染拡大が懸念されるエボラ出血熱に国際社会が一致して取り組む必要があるという認識で一致しました。
「私は快方に向かっています」
アメリカ国内で初めてエボラ出血熱を発症し、
その後、
死亡した男性の治療に関わった看護師ニーナ・ファムさん(26)。
エボラ出血熱に感染しましたが、
14日、
病院を通じてコメントを出しました。
「家族や友人に支えられ、
世界一の医療チームの治療を受けられることを幸せに思っています」(ニーナ・ファムさん)
こうした状況の中、
フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグ氏は、
妻とともに、
エボラ出血熱の対策費としてアメリカ疾病対策センターの基金におよそ27億円を寄付。
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏も、
およそ53億円を国連機関に寄付すると表明しています。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染速報、今後2か月以内に週1万人のペースで増加、日本へ影響】をお届けします。
エボラ出血熱への懸念が世界を覆っています。
院内感染した看護師は快方に向かっていると伝えられましたが、
日米の首脳が電話で感染拡大阻止を協議。
フェイスブックの創業者は27億円もの巨額の寄付を保健当局に申し出ました。
こうした中で、
WHO(世界保健機関)は、
2か月後には患者が1週間に1万人増えるペースになるとの見通しを発表しました。
「12月には最悪で1週間に5000〜1万人の新たな患者が出る可能性がある」(WHO エイルワード事務局長補)
WHO(世界保健機関)は、
エボラ出血熱の患者8900人中、
13日までの死者数が4447人に達したと発表。
そして、
1週間当たりの新たな感染者数は、
現在のおよそ1000人から、
今後2か月以内に週1万人のペースで増加するという見通しを示しました。
WHOによりますと、
現在の致死率はおよそ50%。
しかし、
申告されていない死亡者がいるとみており、
致死率はおよそ70%に至っていると推定しています。
国連安全保障理事会では、
エボラ出血熱対策の責任者が、
12月1日までに感染者の少なくとも70%が専門施設で治療されなくてはならないと指摘。
この目標が達成されない場合は、
“我々が予想もしない状況に直面することになる”として、
各国に対し、
対策を急ぐ必要性を訴えました。
一方、
安倍総理大臣は15日午前、
アメリカのオバマ大統領と電話で会談。
感染拡大が懸念されるエボラ出血熱に国際社会が一致して取り組む必要があるという認識で一致しました。
「私は快方に向かっています」
アメリカ国内で初めてエボラ出血熱を発症し、
その後、
死亡した男性の治療に関わった看護師ニーナ・ファムさん(26)。
エボラ出血熱に感染しましたが、
14日、
病院を通じてコメントを出しました。
「家族や友人に支えられ、
世界一の医療チームの治療を受けられることを幸せに思っています」(ニーナ・ファムさん)
こうした状況の中、
フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグ氏は、
妻とともに、
エボラ出血熱の対策費としてアメリカ疾病対策センターの基金におよそ27億円を寄付。
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏も、
およそ53億円を国連機関に寄付すると表明しています。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
エボラ出血熱感染速報、ダラスの病院で死亡したリベリア人男性の治療に関与、日本へ影響
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染速報、ダラスの病院で死亡したリベリア人男性の治療に関与、日本へ影響】をお届けします。
米テキサス州政府は15日、
新たに医療従事者がエボラ出血熱に感染していることが判明したと明らかにした。
新たな感染者は、
米国内で初めてエボラ熱感染が確認され、
同州ダラスの病院で死亡したリベリア人男性の治療に関与していた。
この男性の治療に当たり感染した医療従事者は2人目。
14日に発熱し、
直ちに隔離されたという。
安倍晋三首相とオバマ米大統領は15日午前、
電話会談を行い、
国際的に感染が拡大しているエボラ出血熱への対応について議論、
環太平洋連携協定(TPP)早期妥結へ連携することでも一致した。
会談の内容を政府が明らかにした。
会談は15日午前10時から約25分間、
米国側からの電話で行われた。
両首脳は、
エボラ出血熱の流行は国際社会の平和と安全に対する脅威であり
国際社会が一致して取り組むべき課題であることを確認。
安倍首相が、
これまでの日本の支援を説明したうえで、
あらゆる支援策を加速化させる考えを表明した。
オバマ大統領は日本の支援に謝意を表明し、
今後も日米で緊密に連携してこの問題に対応していくことで一致した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染速報、ダラスの病院で死亡したリベリア人男性の治療に関与、日本へ影響】をお届けします。
米テキサス州政府は15日、
新たに医療従事者がエボラ出血熱に感染していることが判明したと明らかにした。
新たな感染者は、
米国内で初めてエボラ熱感染が確認され、
同州ダラスの病院で死亡したリベリア人男性の治療に関与していた。
この男性の治療に当たり感染した医療従事者は2人目。
14日に発熱し、
直ちに隔離されたという。
安倍晋三首相とオバマ米大統領は15日午前、
電話会談を行い、
国際的に感染が拡大しているエボラ出血熱への対応について議論、
環太平洋連携協定(TPP)早期妥結へ連携することでも一致した。
会談の内容を政府が明らかにした。
会談は15日午前10時から約25分間、
米国側からの電話で行われた。
両首脳は、
エボラ出血熱の流行は国際社会の平和と安全に対する脅威であり
国際社会が一致して取り組むべき課題であることを確認。
安倍首相が、
これまでの日本の支援を説明したうえで、
あらゆる支援策を加速化させる考えを表明した。
オバマ大統領は日本の支援に謝意を表明し、
今後も日米で緊密に連携してこの問題に対応していくことで一致した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
エボラ出血熱感染、日本へ影響、安倍晋三首相とオバマ米大統領エボラ出血熱への対応について議論
はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、日本へ影響、安倍晋三首相とオバマ米大統領エボラ出血熱への対応について議論】をお届けします。
安倍晋三首相とオバマ米大統領は15日午前、
電話会談を行い、
国際的に感染が拡大しているエボラ出血熱への対応について議論、
環太平洋連携協定(TPP)早期妥結へ連携することでも一致した。
会談の内容を政府が明らかにした。
会談は15日午前10時から約25分間、
米国側からの電話で行われた。
両首脳は、
エボラ出血熱の流行は国際社会の平和と安全に対する脅威であり
国際社会が一致して取り組むべき課題であることを確認。
安倍首相が、
これまでの日本の支援を説明したうえで、
あらゆる支援策を加速化させる考えを表明した。
オバマ大統領は日本の支援に謝意を表明し、
今後も日米で緊密に連携してこの問題に対応していくことで一致した。
TPPに関しては、
双方が早期妥結の目標を確認し、
交渉の現状に関する認識を共有。
交渉の早期妥結に向けて引き続き連携していくことで一致した。
また両首脳は、
先般の日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しに関する中間報告を歓迎。
安倍首相は、
ガイドライン見直しについて引き続き国内外に丁寧に説明し、
理解促進に努めていくことが重要だと伝えた。
両首脳は東アジアの地域情勢についても意見交換した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
今日は【エボラ出血熱感染、日本へ影響、安倍晋三首相とオバマ米大統領エボラ出血熱への対応について議論】をお届けします。
安倍晋三首相とオバマ米大統領は15日午前、
電話会談を行い、
国際的に感染が拡大しているエボラ出血熱への対応について議論、
環太平洋連携協定(TPP)早期妥結へ連携することでも一致した。
会談の内容を政府が明らかにした。
会談は15日午前10時から約25分間、
米国側からの電話で行われた。
両首脳は、
エボラ出血熱の流行は国際社会の平和と安全に対する脅威であり
国際社会が一致して取り組むべき課題であることを確認。
安倍首相が、
これまでの日本の支援を説明したうえで、
あらゆる支援策を加速化させる考えを表明した。
オバマ大統領は日本の支援に謝意を表明し、
今後も日米で緊密に連携してこの問題に対応していくことで一致した。
TPPに関しては、
双方が早期妥結の目標を確認し、
交渉の現状に関する認識を共有。
交渉の早期妥結に向けて引き続き連携していくことで一致した。
また両首脳は、
先般の日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しに関する中間報告を歓迎。
安倍首相は、
ガイドライン見直しについて引き続き国内外に丁寧に説明し、
理解促進に努めていくことが重要だと伝えた。
両首脳は東アジアの地域情勢についても意見交換した。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar