2014年09月14日
妖怪ウォッチ“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット?
おはようございます、ecarです。
今日は【妖怪ウォッチ“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット?】 をお届けします。
“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット?
『妖怪ウォッチ』
に見る子供向けコンテンツと音楽の関係を調べてみました。
今、
子供たちの間で『妖怪ウォッチ』が大ブームを巻き起こしている。
今年7月10日に発売したニンテンドー3DS用ソフト
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、
販売本数が240万本を突破(メディアクリエイト提供、
国内ゲームソフト売上ランキング/9月1日〜9月7日)。
アニメやコミックなどメディアミックスも盛んに行われ、
人気の玩具にいたっては発売と同時に即完売。
もはや社会現象と呼ばれるまでになっている。
特に、
今年から放映が開始されたアニメは夕帯の激戦区にも関わらず、
高視聴率を記録。
あの
“ポケモン”
をも上回っているというから驚きだ。
アニメが話題になると、
当然ヒットするのが主題歌。
本作も例にもれず、
オープニングテーマ
『ゲラゲラポーのうた』は、
発売初週に2万枚以上を売り上げ、
オリコンチャートの4位にランクイン。
新小学1年生が好きな歌ランキングでも堂々の1位に輝くなど、
注目が集まっている。
歌っているのは、
キング・クリームソーダという男女3人組ユニット。
ラップ担当のゲラッパーにZZROCK(ジージーロック)、
そしてメインボーカルのマイコというメンバーからなるが、
それぞれの詳細なプロフィールは(公式には)明かされていない。
さらには、
結成理由も「妖怪の仕業」とされており、
本作のための特別ユニットとみるのが正しいようだ。
とはいえ、
表舞台には登場しないのかというとそうではなく、
この夏は
「a−nation island」
にも出演。
さらには、
他局の音楽番組
「ミュージックステーション」
に生出演するなど徐々に露出の機会も増やし、
年末の紅白出場にも期待がかかっている。
楽曲はというとラップが入っていたり、
演歌調のフレーズがあったりと変化に富んだメロディラインは一聴するとちょっと気味が悪い。
しかし、
この違和感こそが中毒性の正体。曲の頭と終わりが
「ゲラゲラポー」
の繰り返しで永遠にループできてしまう構成も、
何度も聴かせるための仕掛けだ。
子供向けアニメのテーマソングとしてヒットした例と言えば、
思い当たるのがB.B.クイーンズの
『おどるポンポコリン』。
これは
『ちびまる子ちゃん』
の主題歌として長きにわたり使用された楽曲で、
リリース時のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録したほど。
また、
『妖怪ウォッチ』
以前に子供たちの人気を独占状態にあった
『ポケットモンスター』
から生まれた
『ポケモン言えるかな?』
も、
当時多くの子供たちに口ずさまれた。
どれもリズミカルで楽しげな曲調であることはもちろんのこと、
「ゲラゲラポー」
だったり、
「ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ」
のような無意味だけど耳に残るフレーズもポイントだ。
アニメはその時その時間帯にしか見られないが、
楽曲であれば、
街中などさまざまな場所で耳に入ってくる。
つまりは刷り込みが行われ、
口ずさむようになる。アーティストにネームバリューがあるとか、
露出が多いなどとは無関係に、
ひたすらこの原始的なアプローチに支えられ広まっていくのが特徴的だ。
実際、
『ゲラゲラポーのうた』は、
それまでアニメを観たことがなかった子供たちも、
学校や幼稚園等でほかの子供たちが歌うのを耳にして、
知ったという事例も多いそう。
いかに子供の口コミにうまく乗れるかが、
ヒットの大前提にあるというわけだ。
子供向けコンテンツが一度当たると大きいと言われる理由が、
こちらが探さずとも勝手にターゲットが生まれ続けることにある。
たとえ、
今夢中になっている子供たちが成長しても、
次なる世代が下に控えている。
その繰り返しで息の長いヒットが見込めるのだ。
『妖怪ウォッチ』
もこの勢いを見る限り、
今後数年は一大コンテンツとして台頭するのは間違いない。
つまりはこの
“ゲラゲラポー”、
数年後の未来までヒットし続けることを確約された稀有な楽曲なのである。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
今日は【妖怪ウォッチ“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット?】 をお届けします。
“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット?
『妖怪ウォッチ』
に見る子供向けコンテンツと音楽の関係を調べてみました。
今、
子供たちの間で『妖怪ウォッチ』が大ブームを巻き起こしている。
今年7月10日に発売したニンテンドー3DS用ソフト
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、
販売本数が240万本を突破(メディアクリエイト提供、
国内ゲームソフト売上ランキング/9月1日〜9月7日)。
アニメやコミックなどメディアミックスも盛んに行われ、
人気の玩具にいたっては発売と同時に即完売。
もはや社会現象と呼ばれるまでになっている。
特に、
今年から放映が開始されたアニメは夕帯の激戦区にも関わらず、
高視聴率を記録。
あの
“ポケモン”
をも上回っているというから驚きだ。
アニメが話題になると、
当然ヒットするのが主題歌。
本作も例にもれず、
オープニングテーマ
『ゲラゲラポーのうた』は、
発売初週に2万枚以上を売り上げ、
オリコンチャートの4位にランクイン。
新小学1年生が好きな歌ランキングでも堂々の1位に輝くなど、
注目が集まっている。
歌っているのは、
キング・クリームソーダという男女3人組ユニット。
ラップ担当のゲラッパーにZZROCK(ジージーロック)、
そしてメインボーカルのマイコというメンバーからなるが、
それぞれの詳細なプロフィールは(公式には)明かされていない。
さらには、
結成理由も「妖怪の仕業」とされており、
本作のための特別ユニットとみるのが正しいようだ。
とはいえ、
表舞台には登場しないのかというとそうではなく、
この夏は
「a−nation island」
にも出演。
さらには、
他局の音楽番組
「ミュージックステーション」
に生出演するなど徐々に露出の機会も増やし、
年末の紅白出場にも期待がかかっている。
楽曲はというとラップが入っていたり、
演歌調のフレーズがあったりと変化に富んだメロディラインは一聴するとちょっと気味が悪い。
しかし、
この違和感こそが中毒性の正体。曲の頭と終わりが
「ゲラゲラポー」
の繰り返しで永遠にループできてしまう構成も、
何度も聴かせるための仕掛けだ。
子供向けアニメのテーマソングとしてヒットした例と言えば、
思い当たるのがB.B.クイーンズの
『おどるポンポコリン』。
これは
『ちびまる子ちゃん』
の主題歌として長きにわたり使用された楽曲で、
リリース時のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録したほど。
また、
『妖怪ウォッチ』
以前に子供たちの人気を独占状態にあった
『ポケットモンスター』
から生まれた
『ポケモン言えるかな?』
も、
当時多くの子供たちに口ずさまれた。
どれもリズミカルで楽しげな曲調であることはもちろんのこと、
「ゲラゲラポー」
だったり、
「ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ」
のような無意味だけど耳に残るフレーズもポイントだ。
アニメはその時その時間帯にしか見られないが、
楽曲であれば、
街中などさまざまな場所で耳に入ってくる。
つまりは刷り込みが行われ、
口ずさむようになる。アーティストにネームバリューがあるとか、
露出が多いなどとは無関係に、
ひたすらこの原始的なアプローチに支えられ広まっていくのが特徴的だ。
実際、
『ゲラゲラポーのうた』は、
それまでアニメを観たことがなかった子供たちも、
学校や幼稚園等でほかの子供たちが歌うのを耳にして、
知ったという事例も多いそう。
いかに子供の口コミにうまく乗れるかが、
ヒットの大前提にあるというわけだ。
子供向けコンテンツが一度当たると大きいと言われる理由が、
こちらが探さずとも勝手にターゲットが生まれ続けることにある。
たとえ、
今夢中になっている子供たちが成長しても、
次なる世代が下に控えている。
その繰り返しで息の長いヒットが見込めるのだ。
『妖怪ウォッチ』
もこの勢いを見る限り、
今後数年は一大コンテンツとして台頭するのは間違いない。
つまりはこの
“ゲラゲラポー”、
数年後の未来までヒットし続けることを確約された稀有な楽曲なのである。
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecar
タグ:オープニングテーマ 『ゲラゲラポーのうた』は、 発売初週に2万枚以上を売り上げ、 オリコンチャートの4位にランクイン。 新小学1年生が好きな歌ランキングでも堂々の1位に輝くなど、 注目が集まっている。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2769018
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック