2013年04月02日
三教のコツ
三教を習いたての頃、
相手の肘と肩の関節を決めようとして、
相手の手のひらをねじりあげながら、
無理に上に持ち上げようとして、技が決まりませんでした。
手のひらを上げるよりも前に、
低い位置で(お腹からみぞおちくらいの高さで)
一度関節を決めてから、持ち上げると技がかかりやすいことに気がつきました。
そして、もう一つ重要なのが、
三教は、技の行程すべてにおいて「半円を描く」ことです。
最初の手のひらのひねり、
次に持ちかえてひねり、
最後の崩しのときにも、半円を描きながら切り下ろす。
この「半円」を、自分の正中線を円の直径に見立てて、
半円を描くようにする。
慣れてくれば、この円を次第に小さくしていく。
すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、
初心者は、これを目安に、稽古すると
技の感覚が早く身につくと思います。
合気道は、こちらが予定した動きに、相手を巻き込む
これが重要だと思います。
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