三代目クロムディザスター、セントリア・セントリーのお世話になります。
アクセル・ワールド 24巻 / 川原 礫
・24巻のネタバレ・あらすじ
・前:23巻の感想・評価
アクセル・ワールド24 -青華の剣仙ー (電撃文庫) [ 川原 礫 ] 価格:702円 |
<あらすじ>
《太陽神インティ》を討伐するための『炎熱無効』の効果を、ハルユキは自分の強化外装『ルシード・ブレード』に付けてしまいました!
これにより、《太陽神インティ》へ特攻する役目はシルバー・クロウが負うことに。(本来はトリリードの役目だった)
現在、六大レギオンの王(レベル9)達は白のレギオンが操っている《太陽神インティ》に無限エネミー・キルの状態にされています。
純色の王たちを無制限中立フィールドで活動できるようにするため、シルバー・クロウが《太陽神インティ》を倒さなくてはなりません!
ハルユキは剣の技術を磨くため、自力でハイエスト・レベルまで到達。残留思念のような状態で加速世界に残っていた、三代目クロム・ディザスター、セントリア・セントリーに弟子入りしました。(セントリーは女性だった)
既にポイント全損している彼女を復活させるため、ハルユキは現実世界の本人、鈴川瀬利(すずかわ せり)と接触します。
<感想・評価>
おすすめ度 ★★★
ハーレム度 ★★★★★
好き・気に入った:★★★★
バトル・修行の量:★★★
ラブコメ量: ★★★★
読みやすさ: ★★
(5段階評価)
遂にホワイト・コスモス本人が登場しました!挿絵でビジュアルも判明。イラストを見た時『出た!』とちょっと興奮しました。
ホワイト・コスモスは、太陽神インティを『卵』と言って、インティを斬ったハルユキに
「いままで何を試しても割れなかった卵を割ってくれたのがあなただったことに、私は少しの驚きと大きな喜びを感じているわ。本当に強くなったわね……」
と言いました。
これがちょっと納得できません。シルバー・クロウがやったのは、ただ単に『炎熱無効』の剣でインティに突っ込んで斬っただけなので。白のレギオンならこれくらい簡単にできたハズでは……?と疑問に感じてしまいました。
クロウの実力不信というか、『さすがにハルユキはそこまで強くないでしょう』という私の思いというか。
読み終わって表紙を見ると、『師匠』楓子(スカイ・レイカー)と『師範』瀬利(セントリア・セントリー)が対立しあってる感じで、目はそれぞれ垂れ目と釣り目で、なんだか対照的で面白いと思いました。
レイカーは素手格闘の師匠。セントリーは剣の師範。今後の二人の関係がどうなるのか楽しみです。
余談ですが、作中で出てきた『グラブジャムン』とは何なのか調べたところ、世界一甘いと言われるインドのお菓子だそうです。球状ドーナッツのシロップ漬けで、『脳天を貫く激甘』などと紹介されていました。ハルユキは結局、グラブジャムンの正体を教えてもらえませんでしたが……。
この巻のラスト。やっと復活できると思った純色の王たちが急に超・大ピンチです。多分助かるとは思うんですけど、王たちはどうなるのか。
いくら何でもここで王たち全員がブレインバースト退場ってことは無いと信じたいです!レベル9同士の戦いは、一度負けたらもう加速できなくなるサドンデス。
レベル9が勢ぞろいしてかなり危険な状態になってます。案外ホワイト・コスモスじゃなくて黄の王とかが裏切りそうで心配。
王たちがどうこの局面を切り抜けるのか、早く続きが見たいですが、最近刊行ペースが遅いので気長に待ちます!
アクセル・ワールド24巻 感想・評価
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