魔術祭典がスタート!
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 15巻 / 羊太郎
おすすめ度 ★★★
ハーレム度 ★★★★
好き・気に入った:★★★
戦闘・バトルの量:★★★★
ラブコメ量: ★★★★
読みやすさ: ★★ (登場人物、地名が多い)
(5段階評価)
・15巻のネタバレ・あらすじ
・前:14巻の感想
ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫) [ 羊太郎 ] 価格:702円 |
<あらすじ>
グレンの頑張りもあって、システィーナ=フィーベルは無事に魔術祭典のメイン・ウィザードになることができました!
魔術祭典は各国から魔術の学生達が集められ、その技能を競う祭典です。対決のルールは様々ですが、共通なのは『メイン・ウィザードがやられたら負け』ということ。
アルザーノ帝国の学生皆でシスティーナを補佐します。
ちなみに総監督は一番実績を残しているグレンに任されました。
グレン:「なんで! 俺が! こいつらの総監督を務めにゃならんのよ!?」
各国の魔術学生たちが鎬を削る、魔術祭典がスタートしました!
<感想>
マリアという新たなヒロイン追加!これまでグレンと接点が無かった1年生の女の子です。
今や帝国の英雄となったグレンとお近づきになるために、1年生ながら魔術祭典の代表メンバーになったという猛者です。
冒頭から急なヒロイン追加で驚きましたが、グレンの周りがかなり賑やかになりました!
今回から世界大会ということで、人名、地名がいっぱい出て来ます。正直覚えきれないです……。
グレンが時々すごくカッコよかったり、すごく頼りになる時があったりで、『この人もうロクでなしじゃないじゃん』と思ったり。
グレン:「どうしてお前ら人間辞めたやつってのは、借り物の力ですぐ粋りたがるんだ!? へっ! たかが人間辞めたくらい――そんな連中、見飽きたぜ!?」
この人本当にどんな人生送ってきたのやら。
ジャティスがまた随分とやばい事件を起こしてます。もはや彼は国を掌握するレベルの超危険人物。そしてやり口がえげつない。非人道的。
ジャティスは、人の弱みを握って操る所が本当に恐ろしいです。グレンも彼に操作されたことがあり、抵抗できませんでした。いつか倒さなきゃいけない敵だとは思うんですが、絶対に相手にしたくない人物です。
この先が心配。
グレンの周りの人たちは着実に成長してるんですが、グレン自身の成長があまり無いような気がして残念。
主人公を見てるんじゃなくて、主人公の周りの人たちがメインになってるような感じ。でも、これはこれで読んでいて面白いです。色んな人に焦点が当たるので飽きないです。
今回の事件は解決していません!一旦敵を撃退できただけで話が終わってしまいました!ちょっと大きな事件になりそうなので16巻でも終わらないかも。楽しみです。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』15巻の感想・評価
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