一年生の最強を決める!
七つの魔剣が支配する 2巻 / 宇野 朴人
おすすめ度★★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★★
3巻:七つの魔剣が支配する 3巻の感想(ピート救出のため、迷宮の深層へ!)
1巻:『七つの魔剣が支配する』の感想~魔法学校での危険な日常!~
<紹介>
一年生で誰が一番強いのかを決めるため、最強決定戦が開催されました!主人公のオリバー=ホーン、そしてナナオ=ヒビヤ、ミシェーラ=マクファーレンらが参戦。
ちなみにこの大会の開催を言い出したのはトゥリオ=ロッシという一年生。前回ナナオはガルダという怪物を倒しましたが、それでも尚勝ち抜く自信があるようです。
他にもまだ一年生の中には実力者がいる様子。
果たして優勝して最強の一年生となるのは誰……??
(ピートの体に異変が……!?)
<感想>
1巻を読んだ時にも思ったんですが、やっぱりこの作品は個人的に好きです!
やっぱり全体的な印象はハリーポッター。というか多分パクリです。(笑)キンバリーの地下迷宮の構造も、なんだか『世界樹の迷宮』や『不思議のダンジョン』の影響を受けているように見えたり……。
なんだかどこかで見たことがあるような設定が多いんですけども、上手いこと良いとこどりをして世界観をしっかりと作り、違和感なく上手にまとめられている印象です。
登場人物も皆個性が強くて魅力的!
いつもオリバーたちには命の危険が付きまとっていて、読んでいてとても緊張感があります。
箒(?)に乗って飛んだり、学校の中に得体のしれない迷宮があったり、不思議な生物がたくさんいたり。
ハリポタに似ているので、ハリーポッターと違う点を上げていこうと思います。
1、魔法や授業が超・戦闘特化!
作品のタイトル通り、剣を使って生徒同士の戦いはもちろん、使う魔法も攻撃系がとても多く、素手での殴り合いもアリ。
手足が千切れ飛ぶ程度だったら問題なく治癒できてしまうので、学校の先生の中には体で覚えてもらうような授業をする人がいたり……。
荒っぽく、激しいです!
2、皆がとても研究熱心!
研究熱心過ぎて、他の人間や生物を犠牲にしたり、実験の材料にするような人が多いです……。
自分の子供に死の危険が高い改造手術を施したり、魔法使いの血統を重視しての人間の種付け行為が行われたり。研究や実力の育成に囚われてモラルが希薄なってしまっている世界観にゾクゾクします。
意外と恋愛要素もしっかりあります。早く3巻が出て欲しいです……。
『七つの魔剣が支配する』2巻 感想
タグ:宇野 朴人 七つの魔剣が支配する
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