アルデラミンの作者の新作!
七つの魔剣が支配する / 宇野 朴人
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★★
2巻 感想:七つの魔剣が支配する 2巻の感想・紹介!(一年生最強決定戦!)
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<紹介>
季節は春。
魔法の名門、『キンバリー魔法学校』に新入生がやってきました!主人公オリバー=ホーンもその一人。
満開のダリアたちが小うるさくお喋りしている街道で、鷲獅子(グリフォン)や一角馬(ユニコーン)などのパレードが新入生たちを歓迎していくれます!
カティ:「あれを見て。他の魔獣と同じ扱いでトロールが歩かされているわ」
「許されていいのかしら? あんなことが」
……と亜人種の人権について語りだす女の子、カティ=アールト。パレード中なのに本を読んでいる男子、ピート=レストン。新入生なのに制服を着ていない、和装で日本刀を帯刀している少女ナナオ=ヒビヤ。
入学式で校長が『好きにやって好きに死ね』と言い捨てるこの学校は、8割の人間しか生きて卒業することができません。
オリバーたちの個性的で危険な学校生活が始まりました!
(サムライの少女、ナナオ=ヒビヤ)
<感想>
面白かったです。得体のしれないものがいっぱい!そして意外と魔法が中心の話なんですね……。(もっと剣が中心だと思ってた)
全体的にハリー・ポッターを連想させるような世界観。ハリポタに剣の戦いを足して、もっと世界観が深く作られた感じ。
剣と魔法って相いれないというか、対極にあるイメージだったんですけど、この作品ではどっちも『攻撃手段』としてまとめて捉えられていて、あまり違和感なく剣と魔法が同居できてます。不思議!
キンバリー魔法学校の生徒たちが「トロールの人権を認めるかについて」など話している際、それぞれのキャラの実家の環境やら、亜人種に対するこの世界での扱いやらなどがサラッと出てきます。このシーンに限らず「七つの魔剣が支配する」の背景というか設定というか本当によく作り込まれてて興味深かったです。
オリバーたちの学び舎である『魔宮キンバリー』は、夜になると中の構造が変わったり、今でもたまに新しい部屋が見つかったりで形が一定してません。この辺もハリー・ポッターっぽい!
そして……意外とハーレム要素ありますね……。主人公がモテます!全体的には真面目な雰囲気で、実際の世界史をモチーフにしてるっぽい興味深い描写もあり、仲間たちも良識人。硬い感じかと思いきや意外と女の子関連でイチャイチャシーンがあったりでバランスが良いです。(たまにギャグっぽいのが挟まったり)案外読みやすいです。
主人公がチートキャラ?なんでしょうか?まだ主人公(オリバー=ホーン)の実力が見えない感じ。新入生の中ではトップクラスに強いみたいですが……。この主人公にも影があるというか、ちょっと気になります……。
400ページのボリュームがありますが、なかなか濃くて、しかも意外と読みやすかったです!2巻にも期待!
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