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2018年12月05日

とある魔術の禁書目録 17巻(当麻とイギリス王女様が面会!)

『とある魔術の禁書目録』17巻の感想・紹介。
またしても海外出張!当麻はインデックスと一緒にイギリスへ向かいます!

とある17.jpg
とある魔術の禁書目録 17巻 / 鎌池 和馬
おすすめ度★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★
18巻:とある魔術の禁書目録 18巻(後方のアックアかっこいい……!)
16巻:とある魔術の禁書目録 16巻!アックアの絶望的な戦力が酷過ぎる……。

<紹介>

イギリス清教の最大主教(ローラ=スチュアート)から『禁書目録召集令状』が布告されました!しかたなくインデックスとその保護者(?)である当麻はイギリスへ。

フランスとイギリスを繋ぐユーロトンネルで発生した爆発事故。この真相を調査するべく、当麻とインデックスは英国の『王室』と行動することになりました!
女王エリザード。警戒心MAXで人間不信の長女(第一王女)リメエア。気さくで軍事の天才である第二王女キャーリサ。心優しく気の弱い第三王女、ヴィリアン。
王女様たちと一緒に事件の真相を探ります。

17.JPG
(怒れる五和さん……)

<感想>

この1冊で話が終わらず、次回へ続いたのもあってこの巻自体の評価は低め。

ローマ、フランスと来て今度は当麻はイギリスにやってきました。「とある魔術の禁書目録」シリーズは、最初の方は学園都市で事件が起こって、主人公がそれを解決する流れが多かったので、ここまでワールドワイドな話になるとは思ってなかったです(汗)
作者の鎌池和馬さんが現地での取材をしっかりしているのか、建物とか景色とかの描写が日本の時とはけっこう違います。文章でローマ感、フランス感、イギリス感をなんとなく感じさせてくれるのは面白いです。

今回はイギリス全土を舞台にした国家規模の大事件に発展してしまうので、これまでの中でもかなりスケールの大きな話となっています。革命勃発!とうとう戦争になってしまいました。
学園都市の裏でコソコソと行われる殺害と違って大っぴらに騎士団が動いて住民や王室、イギリス清教たちを鎮圧していく様子は、今までの「とある」シリーズにもあんまり無かったように思います。

『前方、左方、後方が出てきたから、後は右方のフィアンマを倒してシリーズ完結か?』と思っていたら、メチャクチャ話が拗れてきた上にこの巻では何も解決せず。「次巻へ続く」で終わってしまいました。正直、読後はモヤモヤした気分です。
17と18巻はセットなので、これから読む方はまとめて2冊買っておくのがおすすめ。

あとがきで作者さんも言ってました。「次は騎士と傭兵のバトルです!!」やっぱりそうなるんですねー。
18巻では聖人で『神の右席』の一人であるアックアと、その親友である騎士団長(ナイトリーダー)との対決が見どころになりそう(?)
最近アクセラレータが第二の主人公っぽいですが、アックアも本名が判明したり、過去にどういうことがあったのか掘り下げて語られたり。まさかの『第三の主人公アックア』なんてことになるかも?
大混乱のイギリスがどういう結末を迎えるのか分かりませんが、18巻が楽しみです!

『とある魔術の禁書目録』17巻の感想・紹介





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