ラノベぐらし！

ダクネスに子供が!?(もちろんそんな訳はない)

『この素晴らしい世界に祝福を!』12巻、[女騎士のララバイ]の感想・紹介です。

この素晴らしい世界に祝福を! 12巻　/　暁 なつめ
おすすめ度★★★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★



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『ダクネスに子供が出来た』という噂はギルド中に即座に広まりました！
ダクネスのことを『ママ』と呼ぶ女の子の名前はダスティネス・フォード・シルフィーナ。ダクネスのいとこです。
シルフィーナには母親がいなかったのでダクネスが母親代わりのように育てていて、そしていつしかシルフィーナはダクネスのことを『ママ』と呼ぶようになったのでした。
(それを知ってもダクネスをからかい続けるギルドの冒険者たち)

このすば12巻は、ダクネスとシルフィーナの2人が焦点となります。シルフィーナがカズマの屋敷のお世話になり、ダクネスは別途で奮闘。

今回も愉快なお話です！


(ダクネスとシルフィーナ!)


このすば!の世界観が好きです。貴族にも変なヤツがいたり、全体的に皆考えが足りていなかったり。読んでて「おバカだなー(笑)」と微笑ましくなります。

以前まではめぐみんがカズマに対して大きく歩み寄り、今回はダクネスが……といきたいところですが、意外とカズマが堅いです。これはしばらくカズマは童貞かも……(汗)でも、カズマはまわりの女性たちとは結構良い感じになってきているので今後の展開に期待!

……一時期は毎巻の様に魔王軍の幹部を倒していて、7人全てやっつけたら魔王を倒してシリーズが終わっちゃうのかと心配していました。でももう魔王軍幹部とかどうでも良くなっちゃってますね！
魔王軍が今のところ大して脅威になっていない気が……。カズマ達にやられているのを見ると、逆に魔王軍や悪魔たちの方に同情したくなることがしばしば。
（アクシズ教：「悪魔シバくべし！」）

まだまだシリーズが終わることは無さそうで良かったです。でも、カズマと周りのキャラ達との繋がりは巻を増すごとに強くなっていきます。
問題が起こる度に皆と力を合わせて解決するので、カズマの周りにどんどん人が集まって来ています。
1巻の時と比べてカズマの人望というか、コミュ力が凄い事に。キャラが増えればそれだけ愉快なことも増えるので、楽しくなってきました。貴族関係、紅魔の里などいろんな所で色んな事件が起きて最近のこのすば！はますます楽しくなってきた印象。

楽しく読まさせてもらいました！

(個人的に『このすば!』で一番好きなキャラはダクネスなので、今回は嬉しかったです！)

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