ラノベぐらし！

エミリアの試練!!ロズワール邸襲撃の阻止！

『Re：ゼロから始める異世界生活』リゼロ14巻の紹介・感想です。



Re：ゼロから始める異世界生活 14巻　/　長月 達平
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★

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これまでのまとめ：
スバルたちは囚われた村人を解放してもらうため、『聖域』にやってきていました。
スバルは『聖域』や、屋敷に戻った先で何度も『死に戻り』をして状況を把握。『聖域』の事件と屋敷の襲撃の黒幕がロズワールだということがわかりました。
『聖域』に張られた結界を解くため、有資格者であるエミリアが『魔女の試練』に挑戦。エミリアは、記憶から抜け落ちた自分自身の過去と向き合います。
また、スバルはロズワールが手回しした屋敷の襲撃をなんとか防がなくてはなりません。（このままでは屋敷に残っているベアトリス、レム、フレデリカ、ぺトラが殺されてしまいます！）

前巻、スバルはロズワールに、もう『死に戻り』はせずこの周回で全てを解決すると宣言しました！
エミリアは自分の過去と向き合おうとして、何度も失敗していますが、試練の間の壁いっぱいに書かれたスバルからの熱いメッセージ(壮大なラブレター)を見て勇気を貰いました！

エミリアの『試練』の挑戦。つまり、今まで謎だったエミリアの過去の話が明かされます。また、スバルや前巻で仲間になったガーフィール、オットーたちは屋敷の襲撃を防がなくてはなりません！


(リューズ、ベアトリス、ロズワール、エキドナ……。4人が一緒にいた時分)


これまではスバルが無残に死ぬシーンで、読んでいてどうにも気分が落ち込んだというか、絶望感しかない状況が多かったです。でも第４章も話が収束へ向かっているようで、この14巻では希望が見えて来ました！
読んでて辛い気持ちになることは無かったです。ワクワクです。

エミリアの過去の回想と、更にリューズの『聖域』ができた経緯に関しての回想で、ずっと過去を見ていた感じ。
ロズワールと『聖域』の関係や、どうして強欲の魔女エキドナがこの地に関わっているのかなど、これまで全く不明だったものが一気に解明されてスッキリする――かと思いきや、まだまだ謎が多くてよく分かりません(笑)
このシリーズは良く分からないアイテムや設定が沢山あって、それが分からないまま物語が進んで行くのでついていくのがちょっとしんどいです。刊行ペースが早いのが救い。
ここまで壮大に膨れ上がったストーリーを最後まで見届けないのはもったいないので、シリーズの終わりまでなんとかついていきたいです。

今回は半端な所で終わってしまって残念ですが、次回あたりで一区切り付きそうなので楽しみです！