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2015年11月13日

『妹さえいればいい。』の1巻目を読んだ感想・評価。(作家さんの自由な人生、羨ましい……)

『妹さえいればいい』1巻の感想・評価。 妹狂いの変態が主人公です!

妹さえいればいい。  / 

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・『妹さえいればいい』の関連記事へ。

<あらすじ>

病的な妹バカの小説家、羽島伊月(はしま いつき)(20歳)のまわりにはいつも個性的な連中(もはや変態?)が集まります。

才能も愛情もヘビー級な残念美少女、可児那由多。(かに なゆた)
恋、友情、夢。全てに悩む青春3冠王、白川京(しらかわ みやこ)
超ドSな税理士、大野アシュリー。
天才イラストレーター、ぷりけつ。

それぞれが迷いや苦悩を抱えながらもボドゲをしたり、突発的に旅行に行ったり、仕事したり、恋愛したり(?)

そんな彼らを暖かく見守る完璧超人の羽島千尋(伊月の弟)には大きな秘密がありました。

「僕は友達が少ない」の作者、平塚 読が送る、新しい残念系青春ラブコメです!

<感想・評価>

5段階評価
おすすめ度    ★★★★
ハーレム度    ★★★★
戦闘・バトルの量:★(20代ラノベ作家の日常)
ラブコメ量:   ★★★★★
読みやすさ:   ★★★★★
感想
はじめに表紙とタイトルを見た時、「この右側の3人のうち、誰かが妹で他の2人が主人公のことを好きなんだけども主人公は妹LOVEな感じなのかな」って思ったんですが……全っ然違いました!
妹なんか(まだ)出てきません!いや、主人公の妄想の中では出てくるけど。今の所妹なんていません。(てことになってます)

「妹キャラ」に激しく萌える性癖を持った主人公の伊月と、そのまわりの女性たちでラブコメを繰り広げてるって感じでした。なので、少なくともこの1巻では妹要素は期待しないで下さい。フツー(?)のラブコメです!

ライトノベルの主人公って高校生が多いんですけど、この作品の主人公、羽島伊月は大学を中退した20歳のライトノベル作家。かなり珍しい設定になっています。
私は現在20台前半の大学生なので、割と共感できるシーンは多かったです。
ただ、お酒の銘柄とかマイナーすぎるボドゲ(ボードゲームの略)とかは読んでてちょっとよく分からなかったですけど。(汗)

(〜本文からの引用〜)
2本目も春斗が持ってきたバレンタイン限定ビール、スイートバニラスタウトを開ける。こちらはバニラを使っていてしっかりと甘く、これまたチョコに合う。
3人でのんびり『ドミニオン』をしながら今度はゴディバと同じベルギー産で甘みが強いビール、グーデンカロルス・クリスマスとウィンテルコニンクスケが冷蔵庫から召喚され、本格的に酒盛りが始まった。
(〜本文からの引用ここまで〜)
飲酒シーンはお酒を飲む人にしか共感できないと思います。

基本的にはラノベ作家の日常を描いているだけなので、大きな事件が起きたり人が死んだりとかはまずしません。
でもキャラも文章も話の急展開もとても面白く、楽しんで読ませてもらいました!





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