ネタバレの内容も含むので、それでも良いという方だけ読んで下さい!
浅井ケイ!(サクラダリセット登場人物紹介)
サクラダリセットの詳細!
<春埼美空(はるき みそら)>
咲良田(さくらだ)に住む、高校1年生の女の子。主人公の浅井ケイとコンビを組んで「奉仕部」の活動に当たっています。
浅井ケイに依存気味で、ケイの言うことは大抵何でも聞いてしまいます。
<リセット能力の持ち主!>
咲良田(さくらだ)にすむ住人の約半数が何らかの『能力』を持っています。この地域内だけで使える超能力です。
そこまで危険な能力は少なく、他の地域と同じように平和な日常が営まれています。
春埼美空の『能力』はとても強力で、最大で3日分、時間を巻き戻すことができます!ただし、能力の制限やルールが多いです。
(ロングヘアーだった頃の春埼美空!)
<春埼のリセット能力について>
春埼美空のリセット能力の詳細です。
・リセットする前に、まず『セーブ』しておく必要がある。
・『リセット』をすると「セーブ」した地点まで時間が巻き戻る。(好きな時間に巻き戻れる訳では無い)
・自分の時間も戻るので、本人は自分が「リセットした」ということすら認識できない。(ただし、ケイの「全ての記憶を思い出せる」能力によってリセット前の情報を知ることができます)
・ケイに指示されない限り「セーブ」も「リセット」もすることができない。
・リセットすると、戻った時(セーブした時)から24時間の間はセーブもリセットもすることができない。
<浅井ケイを全面的に信頼!>
ケイの事を全面的に信じていて、自分の「セーブ」、「リセット」の能力すらケイに指示されないと使えない様になってしまいました。
ケイとは中学2年の時から知り合っていて、それまでは春埼自身の意志で(ルールに従って?)リセット能力を使っていました。
この時はまだケイがいないので自分がリセットしたことにすら気づけず、「『リセット』をしたのにリセットできなかったから、前の自分が既にリセットを使っていたらしい」という記憶しか残らず、自分が本当にリセット能力を持っているのかすら分からない状態でした。
(1度リセットすると、前の『セーブ』は無効になります)
中学時代に相麻菫(そうま すみれ)という女生徒の仲介によってケイと知り合い、とある女の子を協力して助けました。
それ以来、ケイの言うことを全面的に信頼するようになりました!
その後は……。
ケイが「髪は短い方が良い」と言ったためにバッサリと長かった髪を切ってしまったり、語尾に「にゃん」を付けることをケイが「可愛いと思うよ」と言った直後「今日はいい天気ですにゃん」と言ったり。
<感情が希薄?>
一見、彼女には自分の意志があまりなく無表情で、喋りも淡々としていて感情が無いように見えます。
でも、ケイが言うには違うようです。
浅井ケイ:「春埼。君に欠落しているのは、何かを特別だと考える意識だ。君はしらないかもしれないけれど、多くの人は自分自身が特別で、何よりも重要なものだと考えているものだよ。無自覚でも、本能的に。なのに君は、自分を特別だと考えていない」
この記事の筆者である私は原作を読んでいます。
私なりの解釈で言うと、春埼は感情が無い訳では無いものの、あらゆるものを「どうでもいい」「どっちでもいい」と思ってしまう。どっちかが「特別」だったり、「こっちの方が好き!」という思いが極端に薄い女の子なんだと思います。
<自信に定めた3つのルール>
これは参考までに……。
中学時代。春埼美空は自分の行動を定めるため、3つのルールを自分の中で作っていました。(高校生になった今でもこのルールは健在なのかもしれませんが)
(〜〜〜以下、原作小説3巻、223ページの会話です〜〜〜)
春埼:「ルールのうち、大きなものは三つです。私は基本的に、この三つにそって物事を判断します」
ケイ:「うん。一つ目は?」
春埼:「周囲の環境に強い悪影響を与える可能性のある事柄を、私は否定します」
ケイ:「人には迷惑を掛けない、ということだね?」
春埼:「はい」
ケイ:「じゃあ、二つ目は?」
春埼:「一つ目に反しない限り、私は提案された事柄を肯定します」
ケイ:「人の指示に従う、ということだ」
春埼:「はい」
ケイ:「では、最後だ。三つ目は?」
春埼:「泣いている人を見つけた時、私はリセットを使います」
(〜〜〜引用ここまで〜〜〜)
ロボットの三原則に似ていますが、3つ目に春埼の人間らしい一端が見えています。
ロボット(工学)の三原則:
1、人間に危害を加えてはいけない。
2、人間の指示に従わなければならない。
3、自身を防衛しなければならない。
以上、「サクラダリセット」の登場キャラクター、『春埼美空(はるき みそら)』の紹介でした!
サクラダリセットの詳細!