今回は「魔法少女育成計画 16人の日常」の紹介です!シリーズ10冊目ですね。これは最初の1巻の時に登場したキャラクターたちが登場する短編集です!
アニメの2〜9巻を読んでいない方も、これだけ読んで楽しめる内容となっています!
魔法少女育成計画 16人の日常 (シリーズ10巻) / 遠藤 浅蜊
おすすめ度★★★★
ハーレム度――(登場キャラは全て女性)
お気に入り★★★★
「16人の日常」のネタバレ: 魔法少女育成計画 16人の日常のネタバレ![ラ・ピュセル(男の子)が煩悩を克服!]
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<紹介>
シリーズ1作目、「魔法少女育成計画」に登場するキャラクター達の短編集です!
これはシリーズ10作目ですが、前の9冊を読んでいない方でも、アニメと合わせて楽しめる内容となっています!(むしろ、アニメ視聴者用の内容でした)
全部で11話の話が収録されていますが、各話の初めに「ネタバレメーター」という物が付けられていて、それぞれの話がアニメ何話まで見ればネタバレを気にせずに読むことができるかが示されています!
中にはアニメ12話全部見てから読む内容も入っています!
登場人物がとても多く、アニメだけを見ていてもキャラクターの整理はなかなか付かない方が多いと思います。
各キャラの裏話や人間の時の本名まで一挙公開される副読本としてとても便利な一冊でした。
(ネタバレメーター!)
<感想>
ラ・ピュセルは1人だけ男の魔法少女ということで……気になってはいたんですよね。その、男性特有の性欲的なことが。周りは皆女性じゃないですか。
魔法少女たちは全員絶世の美女ぞろいなので(そういう設定なので)そして彼(彼女?)は中学生。更には相方が「困っている人の声が聞こえるよ」の魔法を持つスノーホワイト。スノーホワイトに対して劣情をもよおしてしまった時にラ・ピュセルは心を読まれてしまっては困ります!
ラ・ピュセルはその辺をどうやって克服したのか、注目!このシリーズでは性的な内容はとても貴重です!
(女性キャラばかりなのに、その辺は媚びないんですよね。このラノベ。いや、良いと思います!)
(ラ・ピュセルとスノーホワイト!)
あとはシスターナナ(羽二重奈々)とヴェス・ウィンタープリズン(亜柊雫)との出会いの話や、何を考えているのか分かりづらいスイムスイムの内面が暴露される話などなど。色んな発見のある1冊でした。
(森の音楽家クラムベリーだけ本名が不明なのが気になりますが……)
このネタバレメーターを見ると、なんと12話の後に読む内容が収録されていました。つまり、アニメはもう12話までしっかりと内容が決められているということです!
アニメの作画がとてもキレイだった時にも思いましたが、いい加減なアニメ化が多い昨今の中で、このアニメはとても丁寧に作られています!
(作者さんもこういうアニメ化は嬉しいんでしょうね……)
それでは今回はこの辺で!
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