今回は魔法少女育成計画episodesΦの紹介と感想です!これはシリーズ9巻目となります。
魔法少女育成計画episodesΦ シリーズ9巻目 / 遠藤 浅蜊
おすすめ度★★★
ハーレム度――(登場キャラは女性のみ)
お気に入り★★★
10巻: 「魔法少女育成計画 16人の日常」の感想と紹介!(頑張れ、ラ・ピュセル……!)
8巻: 魔法少女育成計画ACES!感想と紹介!(ややスッキリしない内容だったかも?)
episodesΦのネタバレ: 魔法少女育成計画episodesΦのネタバレ!袋井魔梨華の素性が意外とまとも!?
<紹介>
1巻から8冊目である「ACES」までに出てきた何十人もの魔法少女たち。
彼女たちの短編集第2弾です!
短編集1作目ではまだ登場していなかったlimited、JOKERS、ACESのキャラクターの短編ももちろん入っています!
元が人間ではなく亀の魔法少女テプセケメイや、大昔から生きてきて封印されていたプキン、ソニア・ビーンの2人、全く得体の知れないまま早めに脱落してしまった「一番最初に死ぬ人が分かる」カフリアや、師匠から名前を拝命したというラピス・ラズリーヌのお話などなど。皆個性が豊かなので気になる魔法少女たちが多かったことと思います。また、原作だけでは分からない謎多いキャラもいました。
その補完として、彼女たちの日常生活が描かれています!
スノーホワイトと袋井魔梨華!
<感想>
死んだ魔法少女たちのお話を読んでいると彼女たちがなんだか「生き返った」ような気がして嬉しいですね!
トットポップとラピス・ラズリーヌは色んな人と交友があるんですね……。人見知りしないキャラは活躍するなぁ……。
特にこのあとがきで作者も言っていますが、トットポップの出現率が異様に高いです!意外な所で意外な魔法少女たちが繋がっていることが分かると何だか面白いです。全く関係の無い、接点の無いと思われていた人物たちが後付けで「実はこの2人は……」と後から明かされた時のこの面白さは何て言ったらいいんでしょう?「感心」でしょうか?へぇボタンが目の前にあったら連打したくなりますね!(笑)
さて、恐らくここまでシリーズを追いかけてきたら今一番気になるのはリップルのその後だと思いますが……。
残念ながらリップルの話はありませんでした。
そして次に出されるのも「16人の日常」という短編のようです。「16人」という事はアニメ化された影響もあって、アニメ視聴者向けの補完になりそうです。リップルも出てくるでしょうけど、それは恐らく両腕、両目が残っている状態だと思われます。
ところで、リップルって魔法少女じゃない時ってどうなってるんでしょう?人間の時も片目・片腕なんでしょうか?もしそうならかなり生活に苦労してるんでしょうね……。
どのキャラも相変わらずでしたが、暴れん坊の袋井魔梨華はちょっと意外な側面が見えました!絶対この人裏社会の人間だと思ってました!(笑)
それでは今回はこの辺で。以上、episodesφの紹介と感想でした!
魔法少女育成計画episodesΦの詳細へ。