今回は魔法少女育成計画ACESの紹介と感想です!これはシリーズ8巻目となります。
魔法少女育成計画ACES シリーズ8巻 / 遠藤 浅蜊
おすすめ度★★★
ハーレム度――(登場キャラは全て女性)
お気に入り★★★★
9巻: 魔法少女育成計画episodesΦの感想&紹介!(トットポップが意外と活躍してる!)
7巻: 魔法少女育成計画JOKERSの感想!シリーズ7冊目!相変らず理不尽な事件――。
ACESのネタバレ: 魔法少女育成計画ACESのネタバレ!(次巻へと繋げるための複線張り?)
<紹介>
「魔法少女狩り」の異名を持つスノーホワイト。彼女はかつてクラムベリーの試験を共に生き残った友、リップルを探していました。
一度は生死不明の行方不明となったリップルですが、リップルの端末からスノーホワイトに連絡が入り、更にはスノーホワイトのピンチの時にリップルの手裏剣が飛ん来るなど、彼女がまだ生きていることを示唆する現象が続きました。
そんな中、魔法の国の中枢「三賢人」の1人であるプク・プックの派閥で、大掛かりな儀式が行われようとしていました。しかし儀式に必要な魔法少女、「プレミアム幸子」が脱走!
これに対し他派閥はこの儀式を妨害しようとします。逃げ出したプレミアム幸子の争奪戦が始まりました!
今まで登場してきたキャラ達も多数!
<感想>
スノーホワイトがもはやレギュラーに!?
色んな子たちが入れ替わり立ち代わり主人公になっていくこの育成計画シリーズですが、スノーホワイトが1巻で生き残って以来、かなりの出現率を誇ります!彼女だけは今後も生き残っていって欲しいですねー。いや、他の魔法少女たちも生き残っていって欲しいですけど……、この作品でそれは期待できないんで。
あと、リップルの活躍にも期待!
リップルは次以降復活するかも!?次は「episodesφ」という短編集なので話の続きを読むことはできませんが。
(短編集はこれまでのお話の補完的な内容なので、話が進むことはないんです)
魔法の国の「内政」だの「外交部門」だの「やとわれ魔法少女」だの……。話の内容がいちいち世知辛い!
本当に夢も希望もない……。
魔法少女なんて、リーマンと同じか、それ以上にシビアですよ。魔法をうまく利用して生活しない限り、「人助け」というタダ働きが増えるだけなんですから。
下手したら人助けをするために働く時間が取れず、人間の時はニートでいるとか……。その辺は描かなくていいじゃないですか!読者の想像に任せるファジーな部分でしょ!?ニートだとか、フリーターだとか、無職とか、子どもに暴力を振るい夫に逃げられ酒におぼれる生活とか……そんなところ書かなくても……(汗)
このシリーズでは毎回事件が起こるたびに全滅に近いくらいの勢いで死んでいきますが、今回は割と穏やかだった気が?(これで「穏やか」というのも変ですが……)
更に、内容的にも進んだのか、何が何やら……。まだ1区切り付いてない状態のまま。「次巻へ続く」といった感じです。スッキリしない!
そんな事を感じつつ、今回はこの辺で。以上、シリーズ8巻、「魔法少女育成計画ACES」の感想と紹介でした!
魔法少女育成計画ACESの詳細へ。