今回は 「Re:ゼロから始める異世界生活」3巻の感想を紹介していきます!
4巻: Re:ゼロから始める異世界生活、4巻!(新章!大量の新キャラ!)
2巻: Re:ゼロから始める異世界生活 2巻の感想!(レム!ラム!)
Re:ゼロから始める異世界生活 3巻 / 長月 達平(別名:鼠色猫)
おすすめ度★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★★
(略称:リゼロ)
<紹介>
スバルはまたしても「死に戻り」を通して時間遡行します。
レム:「姉様、姉様。お客様ったら、ひょっとして詰られて喜ぶ困ったお方?」
ラム:「レム、レム。お客様ってば、どうやら罵声を浴びて興奮するど変態?」
2人にとっては初対面に近いので、相変わらずスバルに対する態度は酷いもの。ですが、2人を信頼できるようになったスバルの心は幾分軽くなっていたのでした。
屋敷のみんな、そしてスバル自身が生き延びるため、スバルは犯人と事件の真相を求めて奔走します。
<感想>
かなり軽薄な性格のスバルですが、だんだんと切羽詰ってきて暗い面が描写されるようになってきましたね。
「気持ち悪い気持ち悪い」の連続の辺りは特に心を動かされたり。
――一秒だって無駄にはできない。起こる可能性全てを吟味して、必要なイベントのあらゆる成否をシミュレートして。ゲームだと思えばいい。徹底的なフラグ管理。得意だったはずだ。合えば会うほどに可能性は広がる――。
スバルの置かれている状況はある種セーブポイントのあるゲームに近い部分があります。死んでもやり直しできる訳ですから。でも、リアルに「死ぬ」必要があったり、前の記憶を持ったまま周りの人の記憶は無くなっていたりとシビアな面も多いです。
ゲームとリアルな人生の中間的な状況にスバルは置かれている訳ですが、ゲーム感はあまり無いですね。更に言うなら、主人公の都合の良いように物事が進む「ラノベ感」も無いです。主人公の意志に関係なく時間が巻き戻るんですから「ご都合主義」で不自然に運良く物事を進めるチート主人公の感じは無いです。
「理想のストーリーを描くこと」と「不自然に都合の良い話にならないようにすること」が見事に両立されてるなー、と感じました。
何にせよ、この3巻で1つ区切りがついたので落ち着きました。次の4巻からはまた別の事件がスバルたちを苦しめることになるんでしょうが……スバルは大丈夫なんでしょうか?精神的に。(いや、マジで)
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
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