(めぐみん!)
ここでは角川スニーカー文庫の人気ライトノベル、「この素晴らしい世界に祝福を!」9巻の内容を紹介(ネタバレ)していきます!
まだ読んでいない人、ネタバレが嫌な人は注意!
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このすば9巻の感想: この素晴らしい世界に祝福を!9巻の感想!(結局、カズマの恋愛事情はどうなるんだろう……?)
詳細: 「この素晴らしい世界に祝福を!」9巻の詳細へ
それでは以下、「この素晴らしい世界に祝福を!」9巻のネタバレです!
<めぐみんの大切な話!?>
めぐみん:『今晩私の部屋に来ませんか? そこで大切な話があります』
やっとモテ期が来たかと浮かれるカズマですが、この日はアクアが高級なお酒をもらって来たのでエリス祭(アクア祭)の打ち上げパーティーをすることになりました。めぐみんは「大切な話がある」と言いつつも、焦ってはいないようです。
にもともと賑やかなパーティーなので、ダクネスとアクアがゼル帝の小屋を作ったり、ダクネスがカズマに拘束されてからトイレに行きたくなって騒ぎになったり……。なかなかめぐみんと2人きりで話をする機会はありませんでした。
しかしとうとうめぐみんがカズマの部屋にやって来て話が始まります!
めぐみん:「打ち明けたい話というのは……そ、そう! こ、この子の事です!」
そう言ってめぐみんは持っていたちょむすけをこちらに差し出してきます…………。
どうやら話を聞くと、めぐみんがカズマへの告白を言えなかったという訳ではなく、本当にちょむすけに関しての話だったようです!
(カズマはガッカリ!)
めぐみん:「この子の正体を、カズマだけには打ち明けておこうと思いまして!」
めぐみん:「実はずっと黙っていましたが、この子はただの猫ではないのです」
カズマ:「知ってるよ! 俺、そいつが炎吐いたり飛んだりしてるの見た事あるから!」
カズマはちょむすけの話なんかに興味はありません!めぐみんに早く告白するように催促しますが、結局なんの話も聞けないままその日カズマはちょむすけと一緒に寝ました。
<誰が一番強い?>
カズマ、アクア、ダクネスの3人で、誰が一番強いのか勝負することになりました。標的はゴブリン。
アクア・ダクネスが狙ったゴブリンをカズマが狙撃で倒していくというこすっからい戦法で2人にゴブリンを1匹も倒させません!
結局最後に我慢しきれず爆裂魔法を放ってしまっためぐみんが一番を取ってしまいました!
<邪神・ウォルバク!>
新聞に邪神ウォルバクが王都近くの砦を攻めて来ていて、ピンチに陥っているという記事が書かれていました。
ウォルバクは怠惰と暴虐を司る邪神です。
めぐみんはこの邪神ウォルバクの封印を解き、再封印されましたが、その後めぐみんの妹、こめっこがまた封印を解いてしまったという過去がありました!
カズマ、アクア、ダクネス、めぐみん、ゆんゆんの5人はウォルバクを倒すために王都の近くの砦に救援に向かいます!
(ゆんゆんのテレポートで簡単に王都まで行くことが出来ました)
カズマがとうとうダイナマイトを発明しました。しかし、爆裂魔法をお手軽に再現されてしまうこの道具をめぐみんは受け入れられません!
<王都へ>
砦まで向かう道中、山賊に襲われたり(襲ったり?)、ドラゴンゾンビの攻撃でダクネスの鎧が使い物にならなくなったりしながらも、温泉宿を発見。
カズマは疲れた体を温泉で癒やします。
アルカンレティアで出会った、ハンスと会話をしていた女性と再会しました!
(またしても混浴!)
カズマはこの女性の愚痴を聞いてあげます。
女性:「昔々紅魔の里のとある場所に、私の片割れというかパートナーというか邪神というか。……まあ、相棒みたいな黒猫が封じられたお墓があってね」
――もちろん、カズマには心当たりがありましたが、その場は何事も無く収まりました。
砦は想像以上に立派な建物でした!
魔王軍の幹部とは言え、たった一人でこの砦を攻め落とせるとは思えませんが、どうやら相手はめぐみんと同じ爆裂魔法を使えるようです!
カズマはやや怪しまれましたが、ダクネスがダスティネス家の令嬢だと分かるとあっさり中に入れてもらうことができました。
<ウォルバクの正体!>
カズマ:「まず、俺の潜伏スキルでこの辺りに隠れ待ち構える。相手が気づかないようならめぐみんが魔法で一撃。万が一こちらに気付いたら、ゆんゆんは光の屈折魔法でめぐみんの姿を隠しつつ、アクアの支援を受けたダクネスが前に出て注意を惹く。俺とアクアはダクネスの援護をしながら隙を作る。めぐみんは、いけると思ったらいつでも相手に爆裂魔法を撃ちこんでくれ。……これでいいか?」
爆裂魔法には爆裂魔法で対抗する作戦です!
しかし、邪神ウォルバクがやって来て、こちらに気付いたかと思うと被っていたフードを取り、その素顔を見せて着ます。
その顔は、カズマが温泉で2度出会ったあの女性でした。
ウォルバク:「……あなた、こんな所で何してるの?」
カズマ:「それはこっちのセリフですよ。お風呂好きのお姉さんじゃなかったんですか?」
そうは言うものの、カズマは初めからウォルバクの正体の察しはついていました。というか、「ウォルバク」という名前でこのお姉さんがハンスに呼ばれていたのをカズマは聞いています。
アクアとウォルバクが「神を騙ると罰が当たるわよ?」や「あんたがトイレに入った際に、次の人が待ってるのに水が流れない罰を与えてやる」などの低レベルな言い争いが始まってしまいました。
この2人はなんだか波長が合うようです。
やがてアクアが怒りだして大量の水を呼び出し、魔王軍はテレポートで退却していきました。
<ウォルバクの最後>
アクアが砦の工事の指揮するようになり、爆裂魔法による砦の破損を完璧に修復。更に壁を分厚く、堅固なものにしてしまいました!
アクアとカズマは冒険者になる前は土木作業で生計を立てていました。アクアはもともと肉体労働が好きなようで、今や土木作業の腕も一流です。水を司る女神なのでコンクリートを早く乾燥させたりといった特殊技能まで持っていました!
砦が完璧に修復されてしまい、ウォルバクは心穏やかではありません!
更に自分の半身が「ちょむすけ」などと言う名前を付けられてガサツな扱いを受けていたことにもショックを受けます。
ウォルバクはゆんゆんと一緒の馬車に乗ったことがあるようでしたが、めぐみんの事は覚えてはいませんでした。
めぐみんは昔、彼女に会ったことがあるようです。
ウォルバクは長期戦に持ちこもうとしましたが、今度はこちらから魔王軍の方へ爆裂魔法を撃ちこみに行くようになります。
戦況の均衡は崩れ、こちらに有利な展開になってきました。
再三ウォルバクがやって来て、カズマ達と話をします。カズマはウォルバクと敵対するつもりがありませんし、ウォルバクの方もちゃんとこちらの話を聞いてくれます。
しかし、既に魔王軍の幹部を4人倒している一行は見逃してもらえるはずもありませんでした。
ウォルバクがとうとう爆裂魔法を唱え出したのでゆんゆんに急いでテレポートをかけてもらいます。
カズマは置き土産として『ティンダー』で着火したダイナマイトをウォルバクに投げつけ、逃げました。
ダイナマイトにやられたウォルバクがボロボロになってやって来ました。
ウォルバクはめぐみんの事を覚えているのに「覚えていない」と言ったり、こんなにも会話ができるいい人だったり、元・神様だったりするのにも関わらず、何故か今は魔王軍の幹部をしています。結局理由を教えてもらうことはできず、めぐみんの爆裂魔法によってウォルバクは倒されました。
ウォルバクの方が先に魔法の詠唱を始めましたが、めぐみんは既に無詠唱で爆裂魔法を放てるまでに極めていたのでした。
<ちょむすけ?>
ウォルバク討伐後、お風呂嫌いだったちょむすけがカズマと一緒に進んでお風呂に入りに来ます。
ちょむすけの体は今まで全然成長しませんでしたが、ちょっとだけ大きくなっていました。カズマが「ウォルバクさん、湯加減の方はどうですか?」と聞くと、ちょむすけは片方の耳をピクリと動かすのでした。
<めぐみんの気持ち>
めぐみんがとうとうカズマにハッキリと「好き」だと伝えました!
2人はとても良い雰囲気でそのままベッドインするかと思いきや、アクアがめぐみんを呼びながら探していたり、爆裂魔法を教えてくれた恩人を倒してしまっためぐみんを諭したりしている内にチャンスを逃してしまいました……(カズマはまだ童貞!)
後日。
めぐみんは告白をしたけれど、カズマと自分は恋人同士なのか考え、悶々としていました。
ちょむすけは大量のご飯を食べるようになりました。
更に王都から手紙が届き、一度はダクネスに取り上げられたその手紙の中身を確認すると、カズマの妹(?)、アイリス王女からでした。
アイリス:『実は、私の許嫁である王子と、近い内に顔合わせがあるのですが、是非、道中の護衛をお願いしたいと――』
カズマはその手紙を真っ二つに引き裂きました。
以上、「この素晴らしい世界に祝福を!」、9巻のネタバレでした!
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